おふたりさまのアーリーリタイア

DINKs(夫正社員+妻派遣)夫婦が、経済的に安定してアーリーリタイアを目指します。

【家計簿公開】2024年2月|まとめ買いなし

DINKs夫婦の家計簿を公開します。

※給与明細が揃うのが翌月末になるため、1か月ほど公開が遅れます。

 

 

今月の収入:387,000円

二人ともフルタイム、夫は正社員、妻は派遣です。

(※収入は四捨五入しています)

:215,000円
:172,000円

夫は残業あり、私はほとんど残業なしです。

支出について

支出の分類

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我が家では支出を下記のように分類しています

基礎生活費①(月予算15万)

月々、ほぼ固定でかかる支出です。

楽天スーパーセールなどでまとめ買いする食費もあるので、若干変動します。

家賃、光熱費、通信費、食費、日用品です。

2023年までは月予算13万円でしたが、15万円に増額しました。

基礎生活費②(年予算60万)

年間でかかる支出です。毎月固定で使うわけではないものをこちらに入れています。

交通費、医療費、被服、美容院、まとめ買いするサプリや健康関係のものなど。

ふるさと納税は税金としてこちらに入れています。

2023年までは年予算50万円でしたが、60万円に増額しました。

ゆとり費(年予算30万)

人生を豊かにする支出。削ろうと思えば削れるものです。

家具、家電、雑貨、娯楽(本、施設使用料)などです。

外食やカフェ代は、食費とは別にしています。

また突発的にかかる冠婚葬祭もこちら。

個人的な趣味のお金はそれぞれ結婚前の貯金を使っているので、家計の支出は少ないです。

貯蓄は投資信託と現金預金

投資信託は、支出ではなく貯蓄に入れています。

消費するわけではないし、貯めていくものなので…

2024年からの新NISAで、夫婦月40万円積み立てています。

また私のiDeCoで2.3万円、夫の確定拠出年金のマッチング拠出で1万円積み立てています。

ルールが発動すれば、スポット購入もしています。

今月の支出の内訳と貯蓄

今月の支出の内訳

支出合計:150,969円

基礎生活費①:118,976円

食費の安さに、記入漏れかと疑いましたが…

お買い物マラソン楽天スーパーセールに参加しなければこんなに安いようです。

2月に楽天で買った食品はナッツのみです。

 

過去2年と現在の光熱費(電気とガス)の比較をします。

2024年は黄色です。まずは電気代。

電気代

今月の電気代は7213円でした。

去年、一昨年より安かったです。

 

続いてガス代です。

ガス代

今月のガス代は6325円でした。

一昨年と同じくらいでした。去年は9000円だったのでかなり安かったです。

基礎生活費②:27,993円

竹レーヨンを追加購入。

竹繊維は静電気が非常に少ないのでお肌に優しいです。

 

iherbでサプリ購入。

オメガ3、プロバイオティクス、ビタミンCなど。

亜鉛のサプリがきれそうだったので購入。いつも買ってた亜鉛が品切れ。。

 

しばらくはサプリ買わなくても大丈夫そうかな。

ゆとり費:4,000円

ゆとり費は夫の交際費(飲み会)のみです。

貯蓄合計(収入ー支出):236,000円

貯蓄率

貯蓄率は61.0%でした。

60%超えは上出来です。

 

貯蓄率の計算式

貯蓄率=貯蓄額÷可処分所得(収入)×100

投資信託:432,829円

2024年から基本的に収入以上に積み立てることになります。

現金預金がかなりのペースで減っていく予定です。

まとめ

久しぶりの支出15万円です。

一人暮らし時代のような支出だ。。

食費もまとめ買いがあるかどうかで波があるので、次回から食費と日用品を②基礎生活費の方に移そうかと思います。

 

 

口先介入の警戒レベルまとめ|2022年9月22日の為替介入までの発言とドル円レート

【為替介入】口先介入の警戒レベルまとめとドル円のボラティリティ

口先介入の警戒レベルと発言例をまとめました。

また2022年9月22日の24年ぶりの円買い・ドル売りの為替介入に至るまでの口先介入の流れをドル円レートとともにまとめました。

この記事でわかること
●口先介入の警戒レベルと発言例
●2022年9月22日の為替介入に至るまでの口先介入
●口先介入された日のドル円レート(高値)

 

 

口先介入の警戒レベルと実行までのまとめ

過去の発言から口先介入の警戒のレベルを5段階でまとめました。

レベル 発言内容と特徴 重要ワード
1 「コメントしない」がコメント コメントしない
2

注視のみ。事実・理想を述べるに留まる

望ましい」、「注視
3

急速な変動を緊張感を持って懸念し始める

急速な変動」、「行き過ぎ」、「緊張感
4 投機的な動きをけん制し、適切な措置(為替介入)を仄めかす 投機的」、「適切な措置
5 断固たる措置(為替介入)がいつでもできることを示す 断固たる措置」、「海外
準備1 3者会合を開催
準備2 レートチェックを実施
実行 為替介入を実施

レベル1:「コメントしない」がコメント

レベル1発言例
  • 相場についてはコメントしない
  • 市場動向に一喜一憂しない
  • 円安(円高)にはいい面もある
  • 円安(円高)は海外要因による

為替相場について多くは語りません。

コメントしない」、「コメントを控える」と積極的に為替相場については語りません。

いい円安(円高)、悪い円安(円高)などと言っている段階です。

聞かれたから答えただけ、という感じです。

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気にしてないレベル

レベル2:注視のみ。事実・理想を述べるに留まる

レベル2発言例
  • 為替相場は安定的に推移するのが望ましい
  • 為替相場はファンダメンタルズを反映するのが望ましい
  • 市場の動向を注視していく
  • 円安(円高)は一方向に偏っている
  • 悪い円安にならないように注視する

語るのはまずは為替相場を「注視している」こと。

気にはしているよ、というメッセージを伝えます。

「円安(円高)は一方向に偏っている」といった現在の状況のみ。

ファンダメンタルズについては、「為替相場はファンダメンタルズを反映するのが望ましい」という理想を語るのみです。

だからどうするというわけではありません。

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とりあえず注視するだけ

レベル3:急速な変動を緊張感を持って懸念し始める

レベル3発言例
  • 急速な変動は望ましくない
  • 緊張感(警戒感)を持って市場を注視する
  • 為替相場の動きは明らかに行き過ぎている
  • ファンダメンタルズを反映してない(乖離している)
  • ファンダメンタルズで説明できない
  • 行き過ぎた変動は好ましくない

レベル3になると、緊張感がでてきます。

行き過ぎ」、「急速」といった急速な為替変動に懸念を示し出します。

「望ましくない」、「反映していない」、「好ましくない」と否定的な語尾が多いですね。

またファンダメンタルズについても、「ファンダメンタルズに沿っていない」と、否定的な言葉で非難します。

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為替相場に不満があることを表明

レベル4:投機的な動きをけん制し、適切な措置(為替介入)を仄めかす

レベル4発言例
  • 投機的な動きは容認できない
  • 必要であれば適切な措置(対応)を講じる
  • しかるべき措置を取る

レベル4では、為替介入を仄めかします。

為替介入のことを「適切な措置」といった表現をします。

急速な為替変動を「投機的」なものとして非難します。

ここまでくると投資家としても為替介入を意識せざる負えません。

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調子にのってると為替介入するよ?

レベル5:断固たる措置(為替介入)がいつでもできることを示す

レベル5発言例
  • 投機的な相場の動きには断固たる措置をとる
  • 行き過ぎた動きにはあらゆる措置を排除しない
  • 緊張感を持って監視しあらゆる手段(オプション)を排除しない
  • 海外当局とも緊密に連絡を取っている
  • (為替介入を)スタンバイしている

レベル5では、更に強く為替介入を意識させてきます。

為替介入のことを「断固たる措置」と強い表現をします。

レベル4と同じ為替介入ですが、言い方を変えてくるのが面白いですね。

海外をにおわせることで、為替介入の理解が得られていることも仄めかします。

ここまでくるといつ為替介入があってもおかしくありません。

驚いているアイコン


今すぐ逃げて!

準備1:3者会合を開催

3者会合(国際金融資本市場に係る情報交換会合)とは、「財務省」、「金融庁」、「日本銀行」の幹部で開催され、市場の動向などについて意見交換されます。

3者会合の後に必ず為替介入があるわけではありませんが、市場への強いけん制になります。

2022年3月10日と6月10日に3者会合が開催されましたが、その後レートチェックや為替介入はありませんでした。

準備2:レートチェック

レートチェックとは、日銀が金融機関に為替相場の水準を尋ねることです。

一般的に為替の実弾介入の直前の段階で行われます。

レートチェックがあったからといって、必ず為替介入が行われるわけではありません。

3者会合からレートチェックまで

2022年9月8日(木) 3者会合

2022年9月14日(水) 日銀がレートチェックを実施(午後13時30分ごろ)

2022年9月22日(木) 円買い・ドル売りの為替介入

 

 

 

24年ぶり為替介入に至るまでの口先介入まとめ

2022年9月22日の金融政策決定会合後、24年ぶりの円買い為替介入がおこなわれました。

そこに至るまでの口先介入をまとめました。ドル円レートは、その日の高値です。

レベルは私の独断で決めております。

日付 ドル円 コメント レベル
3月10日 116.20 3者会合 準備1
3月29日 124.30 鈴木財務相為替相場についてのコメントは控える」 「いずれにしても、いわゆる悪い円安にならないようにしっかりとした注視 1-2
4月12日 125.75 鈴木財務相「特に急激に変動することは望ましくない」、「最近の円安の進行を含め、為替市場の動向や日本経済への影響を緊張感を持って注視する」 3
4月15日 126.68 鈴木財務相「原材料を価格に十分転嫁できないとか、あるいは買う方も賃金がそれの伸びを大きく上回るような、補うようなところに伸びていない環境。そういうことについては悪い円安といえるのではないか」 1
4月18日 126.99 黒田総裁「最近の円安はかなり急速 3
4月19日 128.94 鈴木財務相「いろいろ影響もあるのでコメントは控えたい」 「為替市場の動向や経済に対する影響を緊張感を持って注視している」 3
6月10日 134.48 3者会合 準備1
3者会合後の声明文「最近の為替市場では急速な円安進行が見られ憂慮している」、「必要な場合には適切な対応を取る」、「為替相場はファンダメンタルズに沿って安定的に推移することが重要であり急速な変動は望ましくない」 4
7月15日 139.12 鈴木財務相「投機的な動きも背景に急速な円安の進行が見られ憂慮している」「必要な場合は適切な対応を取りたい」 4
9月6日 143.05 鈴木財務相「ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に沿って安定的に推移することが重要」 「急速な変動は望ましくない」、「最近の為替相場は、その変動が大きくなっているという気がする」 3
9月7日 144.99 鈴木俊一財務相「円安に一方的に振れていることを憂慮している」 3
9月8日 144.56 3者会合 準備1
神田財務官「明らかに過度な変動だ」(2日で5円下落)、 「ファンダメンタルズだけでは正当化できない」、 「動きが継続すれば、あらゆる措置を排除せず、為替市場において必要な対応を取る準備がある」 5
9月9日 144.11 鈴木財務相「ファンダメンタルズに沿った安定的な推移からかけ離れている」 3
9月14日 144.96 神田財務官「緊張感を持って監視し、あらゆるオプションを排除しない 5
鈴木財務相あらゆる手段を排除せずに対応していかなければいけない」 手段に為替介入を含むかどうか→「あらゆる手段であり、そう考えていい」 5
日銀がレートチェックを実施(午後13時30分ごろ) 準備2
9月16日 143.69 鈴木財務相「投機的な動きを背景に急速で一方的な動きが見られ、過度な変動を憂慮している。継続する場合にはあらゆる措置を排除することなく、為替市場で必要な措置をとる」 5
9月22日 145.90 13:30 神田財務官「(為替介入は)まだしていないが、いつでもできる。スタンバイの状態だ」 5
円買い・ドル売りの為替介入 実行
9月22日 145.90 17:14 神田財務官「投機的な動きも背景に急速で一方的な動きがみられております。政府としてこうした過度の変動を憂慮しており、先ほど『断固たる措置』に踏み切った」 5

徐々にレベルが上がっているのが面白いですね。

9月8日の3者会合の後から本気度を感じます。

為替介入とドル円チャート

為替介入を実施するに至る過度なボラティリティとは

さて、2022年9月22日の為替介入は、過度なボラティリティを抑制するためのものです。(Bloombergより)

  鈴木氏は為替市場の動向を高い緊張感を持って注視しているとし、「どこかの水準を超えたというのではなくて、ボラティリティーに注目している」とも語った。

 

どうやら為替介入は水準ではなく過度なボラティリティを抑制するために行うらしいです。

ではどれくらい相場が動いたら為替介入が行われるのでしょうか?

テクニカル分析から私なりに考えてみました。

ボラリティティを測る指標であるATRとHVで考える

ボラティリティで真っ先に浮かんだのが、ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)です。資金管理をする際に使用するのに、有名な指標の一つです。

ATRとは、Average True Rangeの略で直訳すると真の値幅のことです。

マーケットのボラティリティを測る指標です。

ATRの計算方法

下記3通りの方法で変動幅を算出し、その中で最大となる値(絶対値)をその日の値とする。期間は14日が一般的

  • 当日の高値 – 当日の安値
  • 当日の高値 – 前日の終値
  • 当日の安値 – 前日の終値

もうひとつボラティリティで浮かんだ指標は、HV(ヒストリカルボラティリティです。

直訳すると、歴史的変動率という意味で、過去の値動きをベースに計算した価格変動率です。

ATRは「当日における最大の値動きを基準」として算出されますが、HVは「過去レートの終値の前日比」を元に計算します。

HVの計算式は割愛します。(正直あまり使ってないので分かりません(笑))

期間は20日が使われることが多いということで、20日でチャートに表示してみます。

 

下のチャートは2022年のドル円の推移です。

1段目がドル円の日足チャート。

2段目はATR(期間1日)で1日の最大の変動幅を表示しています。

その日のローソク足が陽線であれば赤、陰線であれば青にしました。

3段目はATR(期間14日)です。過去14日間の平均がATRの値です。

4段目はHV(期間20日です。

2022年のドル円日足チャート

 

 

2022年3月の口先介入

2022年3月28日、1日の値幅が3円を超え口先介入が始まりました。

(急速な円安で記者に聞かれるので当然と言えますが(;^_^A)

レベル1「コメントを控える」からレベル3「急速」といった口先介入が繰り返されます。

この日からATR(14)とHVも急速に上昇しています。

4月20日には陰線をつけ、ドル円チャートはヨコヨコから下落に向かい口先介入が収まりました。

2022年6月の口先介入

6月に入ってからドル円は再び上昇を始めます。

1日の値幅は1円以上が頻繁になり、2円に近づくこともありました。

6日連続の陽線が続いています。

7月14日にドル円は一旦天井を付けました。

7月15日に神田財務官の「投機的な動き」「必要な場合は適切な対応」といったレベル4相当の口先介入で下落に向かいます。

その後はペロシショックもあり、円高方向に動いたため口先介入は9月あたりまでなかったようです。

2022年9月の口先介入

始まりは9月6日の豪政策政策金利の発表です。この日の値幅は2.8円を超えました。

レベル3から5の強い口先介入が続きます。

9月14日には日銀がレートチェックを行い、そして22日に円買い・ドル売りの実弾介入が行われました。

まとめ

2022年9月22日の為替介入に至るまで、実に様々な口先介入と、3回の3者会合、そして1回のレートチェックがありました。

FXをしている方は、口先介入レベルを把握しておくことと、過去の為替介入までの流れを知っておくことも大事ですね。

レベル5の「断固たる措置」が頻繁に発言される頃はFXを触らないほうが得策だと思います。

順張りも為替介入待ちの逆張りも大けがのもとなので、介入警戒感のあるときはノーポジで高みの見物といきたいところです。

 

 

 

 

【スポット購入】S&P500の暴落とマイナス4%ルールまとめ

【スポット購入】S&P500の暴落とマイナス4%ルールまとめ

毎月の投資信託の積み立ての他に、独自のルールでスポット購入を行っています。

スポット購入ルールのまとめと、1998年から2023年までのS&P500のスポット購入ルールの発現回数をまとめました。

この記事はこんな人におすすめ
投資信託ETFを積み立てている人
●スポット購入のルールを作る参考にしたい人
●既に積立投資をしているが、余剰資金を一括で投資したい人
●S&P500が過去どれくらい下落したか知りたい人

 

 

はじめに

S&P500のチャート

1995年以降の暴落をTradingviewでS&P500のチャート上に表示させたのが上記チャートです。

暴落期間(高値から底値まで)を赤回復期間(底値から暴落前の高値に回復するまで)を青で背景に色をつけています。

スポット購入ルール

私は積立投資している指数すべてで、2つのルールでスポット購入を行っています。

スポット購入ルール①マイナス4%ルール

スポット購入ルールの1つ目は、マイナス4%ルールです。

週足で「騰落率マイナス4%以下」で「RSI(期間9)が40%以下のとき、1~2か月分買い増すことをルール①としています。

スポット購入ルール②高値からの下落率

スポット購入ルールの2つ目は、高値からの下落率です。

週足で過去の高値からの下落率が5%更新する度に買い増します。

  • スタートは下落率10%から
  • 下落率10%、15%、20%、25%、30%、…という風に下落率が更新する度に買い下がる
     例)20%更新したら2か月分、30%更新したら3か月分…
  • ルール①とルール②が同時に点灯した場合は購入金額が多い方で買う

S&P500年足チャート

まずは過去どんな暴落があったかまとめます。

下記は1998年以降のS&P500の年足チャートです。

S&P500年足チャート

主な暴落

2000年 ITバブル崩壊
2008年 サブプライムショック~リーマンショック
2015年 チャイナショック
2018年 米中貿易摩擦
2020年 新型コロナショック
2022年 米利上げショック

暴落になった理由や詳しい期間などについては、以下の記事で詳しく書いているのでよろしければご覧ください。

 

 

S&P500のスポット購入ルール①マイナス4%ルールが発動した回数

S&P500のスポット購入ルール①マイナス4%ルールが発動した回数

上記グラフはスポット購入ルール①「週間騰落率-4%以下かつRSI(9)40%以下出現回数」をまとめたものです。

年足で陽線だったものは白、陰線だったものは黒で表示させています。

S&P500の1998年以降のスポット購入ルール①の発現回数は50回でした。

1年あたりのスポット購入タイミングの回数は1.9回です。

中央値は2回です。

 

では過去の主な暴落でどれくらいスポット購入ルール①が発動していったか見ていきます。

後に出てくるチャートの背景色は、下記のルールでつけています。

チャート背景の色について
  • RSI(期間9)が40%以下」かつ「マイナス4%以下の騰落率」→黄色
  • RSI(期間9)が40%以下」かつ「マイナス5%以上の騰落率」→ピンク
  • RSI(期間9)が40%以下」かつ「マイナス10%以上の騰落率」→赤色

2000年 ITバブル崩壊

2000年 ITバブル崩壊のチャート

2000年から2002年にかけて、ITバブル崩壊で3年連続の陰線になりました。

2021年9月11日には同時多発テロもありました。

この3年間で11回(2000年は2回、2001年は5回、2002年は4回)のマイナス4%ルールが発動しました。

最大の週間の下落率は11.6%でした。

暴落前の高値(2000年3月24日)から安値(2002年10月10日)に達する期間は930日(2.5年)で、なんとマイナス50.5%の騰落率でした。

2007年 サブプライムショックとリーマンショック

2007年 サブプライムショックとリーマンショックのチャート

2007年はサブプライムショックからリーマンショックです。

この暴落で14回(2007年は1回、2008年は7回、2009年は6回)のマイナス4%ルールが発動しました。

最大の週間の下落率は18.20%でした。

暴落前の高値(2007年10月11日)から安値(2002年10月10日)に達するまでの期間は512日で57.7%の下落率でした。

2018年9月 長期金利上昇と米中貿易摩擦(クリスマスショック)

2018年9月長期金利上昇と米中貿易摩擦(クリスマスショック)のチャート

2018年9月は長期金利上昇と米中貿易摩擦で、3回のマイナス4%ルールが発動しました。

最大の週間の下落率は7.05%でした。

暴落前の高値(2018年9月21日)から安値(2018年12月26日)に達するまでの期間は96日で20.2%の下落率でした。

2020年 新型コロナショック

2020年新型コロナショックのチャート

2020年の新型コロナショックでは、わずか1ヶ月のうちに3回のマイナス4%ルールが発動しました。

1回目が11.49%、2回目が8.79%、3回目は14.98%の下落でした。

暴落前の高値(2020年2月19日)から安値(2020年3月23日)に達するまでの期間は33日で35.4%の下落率でした。

2022年 米利上げショック

2022年米利上げショックのチャート

2022年はインフレを抑え込むための、年間5%以上の急速な利上げにより、景気後退懸念で大陰線となりました。

マイナス4%ルールが発動した回数は4回です。

最大の週間の下落率は5.79%でした。

暴落前の高値(2022年1月4日)から安値(2022年10月13日)に達するまでの期間は282日で27.5%の下落率でした。

S&P500まとめ|自分のルールを作ることが大事

S&P500、ナスダック、日経平均を1つの記事にまとめて書いていたんですが、あまりにも縦に長くなりそうなので分けて書いていこうと思います。

私がスポット購入を始めたのが2020年のコロナショックの後からなので、過去の暴落を振り返ると、こういうところで買えていたらなぁと強く思います。

コロナショックで買えなかったのは残念でした。

二番底があるのではないかと思い、買うことができませんでした。

テレビでも経済学者が日経平均が7000円になるとか言っていましたね。

私が買えなかったのはその発言をした人のせいではなく、自分で過去のデータを調べておらず、なんとなく他人の意見に頼ってしまったからだと思います。

何段下げになるかなんて決まっているわけではありません。

1段のこともあれば、3段あることもあります。

結局予想はできません。ルールを作ってその通り買うのが正解です。

自分の判断とルールを信じて、今後も積立とスポット購入をしていきたいと思います。

次回はナスダックの予定です。お楽しみに。