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【今週の重要指標と騰落率】2024年6月3から6月7日|日米ともに利下げ観測後退

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

主要各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

5月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回6月11~12日)

6月 ECB政策金利 4.5% 4.25% 4.25% (次回7月18日)

4月 日銀政策金利 0.1% 0.1% 0.1% (次回6月13~14日)

5月 英中銀政策金利 5.25% 5.25% 5.25% (次回6月20日

5月 豪中銀政策金利 4.35% 4.35% 4.35% (次回6月18日)

5月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回7月10日)

6月 カナダ政策金利 5.0% 5.0% 4.75% (次回7月24日)

3月(第1四半期) スイス政策金利 1.75% 1.75% 1.5% (次回6月26日)

ECBとカナダが、市場予想通り利下げを開始しました。

FOMC2024年3月のドットチャートと利上げ見通し

FOMC3月のドットチャートと利上げ見通し

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

2024年3月に公表されたドットチャートの結果は以下の通り。

  • 2024年の利下げ回数の見込みは前回と同じ3回
    (9人が3回の利下げ、9人が2回の利下げ予想)
  • 2025年末時点の金利水準の中央値は3.9%(前回は3.6%)
  • 2026年末時点の金利水準の中央値は3.1%(前回は2.9%)
  • 長期(中立金利)も2.5%から2.6%に上昇
  • 全体的に前回12月の見通しよりはタカ派

次回FOMCは6月11~12日です。

CMEのFedWatchでは、次回FOMC据え置きが97.8%(先週は95.6%)になっています。

2024年の利下げは1回織り込まれています。

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利下げ観測は9月です

今週の重要指標とイベント

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数とは、ISM(Institute for Supply Management)が公表しているアメリカの景況感を示す指標。
数値が50を上回れば景気拡大50を下回れば景気後退と判断される。
製造業は翌月第1営業日、非製造業は第3営業日に発表される。

ISM(非)製造業景気指数

※製造業が50を割ったときの背景色をグレーにしています。

※数値は、前回、予想、結果の順

ISM製造業景気指数 49.2 49.7 48.7

ISM非製造業景気指数 49.4 51.1 53.8

  • ISM製造業は前回・予想より下振れ、2ヵ月連続で50割れ
  • ISM非製造業は前回・予想より上振れ、昨年8月以来の高水準

米雇用統計

失業率

失業率は、労働人口に占める失業者の割合を示す。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの売り材料、予想より低い→米ドルの買い材料

非農業部門雇用者数

非農業部門雇用者数は、農業を除く分野で働く雇用者数。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの買い材料、予想より低い→米ドルの売り材料

米雇用統計

※数値は、前回、予想、結果の順

失業率 3.9% 3.9% 4.0%

非農業部門雇用者数[前月比] 17.5万人 19.0万人 27.2万人

平均時給[前年比] 3.9% 4.0% 4.1%

平均時給[前月比] 0.2% 0.3% 0.4%

  • 失業率は前回・市場予想を上回る
  • 非農業部門雇用者数は前回・市場予想を大幅に上回る
  • 平均時給は前年比・前月比とも前回・予想を上回る

5月の雇用統計はまちまちです。

雇用者数は大幅増加、失業率は増加、賃金上昇の伸び加速でした。

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

TOPIX

【NI225】日経225: 0.51%
TOPIXTOPIX指数: -0.63%
MOSマザーズ指数: 0.51%

日経はヨコヨコ、TOPIXは前回高値にトライしていましたが陰線で終わりました。

アメリカの株価指数

ナスダック100

【DJI】ダウ指数: 0.29%
【SPX】S&P500指数: 1.32%
【NDX】ナスダック100指数: 2.50%

米国3指数はすべて陽線。

S&P500、ナスダック100(↑チャート)は史上最高値更新。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : -0.36%
DAX】ドイツDAX指数: 0.32%
【PX1】フランスCAC40指数: 0.11%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 1.04% 

欧州はまちまち。

イギリス、フランスは4週連続陰線です。

新興国株価指数

インドSENSEX

【HSI】香港ハンセン指数: 1.59%
【TAIEX】台湾加権指数: 3.23%

【SENSEX】インドSENSEX: 3.69%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: 0.32%

台湾とインドが史上最高値更新。

インドは記録的な下髭です(↑チャート)。

インドは総選挙の結果を受けて売られていましたが、それを打ち消す大幅上昇になりました。

インド準備銀行が成長見通しを上方修正したことが好感されたようです。

ドル円

ドル円

今週の終値:156.695円
直近の安値:2023年1月16日の週の127.215円
直近の高値:2024年4月29日の週の160.209円

ドル円は下髭の長い陰線。

ISM製造業やJOLTSで下落したドルですが、結局雇用統計などで上昇しました。

ドルインデックスは上昇、円インデックスはヨコヨコ、ユーロインデックスは下落。

 

 

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は12.21

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数139.61

CNNの「Fear & Greed index」は45。中立です。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>2年債利回り>30年債利回り>5年債利回り>10年債利回り

日本の長期金利(10年債利回り)は1%を超えていましたが、今週は下落しています。

日銀の早期利上げ観測が後退しています。

www.bloomberg.co.jp

まとめ

欧州の経済が意外と悪くならなくて、ユーロ売りになりません。

今週は売られましたが・・・

ユーロドル売りポジション持ちの私としては、ずっとレンジでいいからとお祈りしています(笑)

パリティ割れろなんて望まないから・・・

 

アメリカの株式市場は堅調ですが、4月のあの程度の調整だと再び下落してもおかしくなさそうです。

けど意外と買われすぎだとか言われてみんなどこかで警戒していると、下がらないもんなんだよな。。

売り時って難しいですよね。私は個別株やってないので売りませんが。

今回のインドの下落とか、損切設定していて切らされた人は本当に悔しいと思う。。

私なら感情の起伏に耐えられそうにありません。

やっぱりインデックス持ちっぱなしでいいです私は。。