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【今週の重要指標と騰落率】2024年7月22日から7月26日|利上げ観測で円高、日経平均は8日続落

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

主要各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

6月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回7月30~31日)

7月 ECB政策金利 4.5% 4.25% 4.25% (次回9月12日)

6月 日銀政策金利 0.1% 0.1% 0.1% (次回7月30~31日)

6月 英中銀政策金利 5.25% 5.25% 5.25% (次回8月1日)

6月 豪中銀政策金利 4.35% 4.35% 4.35% (次回8月6日)

7月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回8月14日)

7月 カナダ政策金利 4.75% 4.5% 4.5% (次回9月4日)

6月(第1四半期) スイス政策金利 1.5% 1.5% 1.25% (次回9月26日)

今週の重要指標とイベント

米実質GDP

GDP国内総生産

GDP国内総生産とは、国内で新たに生産された財やサービスの「付加価値」の総額。実質GDPは、名目GDPから物価変動の影響を除いたもの。

四半期ごとに発表され、速報値は四半期終了後の翌月末に発表される。

多くの国では2期連続でGDPがマイナスになるとリセッション(景気後退)とみなされる(=テクニカル・リセッション)が、実際の判断は全米経済研究所(NBER)が行う。

※数値は、前回、予想、結果の順

第2四半期 実質GDP[前期比年率] 1.4% 2.0% 2.8%

  • 4~6月(第2四半期)の米GDPは前期比で2.8%増加で予想を上回る
  • 個人消費は2.3%のプラス

強いGDP

それまで下落していたドル円ですが、GDP発表後反転しました。

米PCEデフレータ(個人消費支出)

PCEデフレーター(個人消費支出)

PCEデフレーター(個人消費支出)とは、個人消費の物価動向を示す指標。

PCEデフレーターから、価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたものをPCEコアデフレーターといい、CPIより調査対象となる範囲が広く、FRBが最も重視している物価指数である。
米商務省が毎月末に発表している。

※数値は、前回、予想、結果の順

  • 6月PCEデフレータ[前月比] 0.0% 0.1% 0.1%
  • 6月PCEデフレータ[前年比] 2.6% 2.4% 2.5%
  • 6月PCEコアデフレータ[前月比] 0.1% 0.2% 0.2%
  • 6月PCEコアデフレータ[前年比] 2.6% 2.5% 2.6%
  • 6月個人所得[前月比] 0.5% 0.4% 0.2%
  • 6月個人支出[前月比] 0.2% 0.3% 0.3%
  • PCEデフレーターは前年比で前回から鈍化し2.5%、過去4カ月で最小の伸び
  • 個人所得も前回・市場予想を下回る0.2%

インフレの改善が示され、9月の利下げ観測が強まりました。

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【TOPIX】TOPIX指数

【NI225】日経225: -5.98%
TOPIXTOPIX指数: -5.64%
MOSマザーズ指数: -4.86%

3指数とも大陰線、全指数4%以上の下落率でした。

マイナス4%ルール点灯で、TOPIXを1ヶ月の積み立て分を追加でスポット購入しました(↑チャート)。

そして高値からの下落率10%も達成したと思ったら、なんと日経(-11.22%)だけで、TOPIXはまだ-8.38%でした!

凄く迷いますが、ここで日経の数値をみてTOPIXを買い増すのもなんか違うので我慢します。。

来週も下落が続いてくれるだろうか・・・

アメリカの株価指数

【NDX】ナスダック100指数

【DJI】ダウ指数: 0.75%
【SPX】S&P500指数: -0.83%
【NDX】ナスダック100指数: -2.56%

ダウは陽線、それ以外は陰線です。

米国株もスポット購入できると思いきや、週間で見ると全然下がってない!

S&P500指数なんて1%も下がってないんですね。

ナスダック100は2週連続大陰線ですが、2.56%の下落(↑チャート)。

高値からの下落率も、-8.06%に留まりました。

ルール②のほうで買えると思ったのに残念です。。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 1.59%
DAX】ドイツDAX指数: 1.35%
【PX1】フランスCAC40指数: -0.22%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: -0.03% 

欧州はフランスが陰線。

欧州は今週発表のPMIが全体的に良くなかったですね。

また26日にパリ五輪が開会しました。

フランスの高速鉄道でテロ行為がありましたが大丈夫でしょうか。

フランス高速鉄道で破壊行為、運行乱れ80万人に影響 五輪開会式直前 | ロイター

フランスの政局不安

欧州議会選挙で極右政党が躍進したとこで広がる政治不安

与党マクロン氏率いる「再生(RE)」

右派マリーヌ・ルペン氏率いる「国民連合(RN)」

左派政党4党(結束):「社会党」、「緑の党」、「共産党」、「不服従のフランス」

  • 6/9 欧州議会選挙で極右政党勝利
  • 6/10 下院解散
  • 6/30 第1回選挙投票
  • 7/7 決選投票→下院は左派が最大勢力

新興国株価指数

【Ⅸ0001】加権指数

【HSI】香港ハンセン指数: -2.28%
【Ⅸ0001】加権指数: -3.28%

【SENSEX】インドSENSEX: 0.90%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -0.48%

新興国株式はまちまち。

加権指数は2週連続陰線(↑チャート)。かなりの調整入ってます。

一時は高値からの下落率は-10%でした。

インドは変わらず強いです。

 

ドル円|円独歩高

米ドル円

今週の終値:153.724円
直近の安値:2023年1月16日の週の127.215円
直近の高値:2024年4月29日の週の160.209円

ドル円は大陰線。一週間で3.6円下落しました。

2022年10月の為替介入時の高値(151.944円)がサポートラインになっています。

三角持ち合いの上限です。

リターンムーブを形成しました。

リターンムーブ

リターンムーブとは、チャネルや抵抗線をブレイクした後、またトレンドラインに戻ろうとする現象。

結局この後レジサポ転換してしまうことが多いため、最後のあがきともいえる

リターンムーブ後の動きは下記のように転換点となることがある

  • 今までレジスタンスライン(上値抵抗線として機能していたラインが、ブレイク(上抜け)後サポートラインになる。
  • 今までサポートライン(下値指示線)として機能していたラインが、ブレイク(下抜け)後レジスタンスラインになる。

仕事帰りにここで反発しているのを見て、ついついスケベ心でロングポジションを持ってしまいました。

さすがにこんなに綺麗に反発されるとね。。トレードしたくなっちゃいます。

今はもう決済しましたが、少し稼がせてもらいました。

来週はまた下を試すのか、このまま上に向かうのか、米・日本の会合次第です。

 

ドルインデックスは十字線、円インデックスは4週連続上昇、ユーロインデックスは2週連続下落。

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は16.38。15以上に上昇してきました。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数131.73。こちらは140を切ってきました。

CNNの「Fear & Greed index」は45。ぎりぎり中立。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>30年債利回り>2年債利回り>10年債利回り>5年債利回り

アメリカの金利は今週は下落。

30年債と2年債が入れ替わりました。

まとめ|TOPIXしかスポット購入ルール点灯せず

ハイテク株や日経平均の下落で悲鳴が聞こえてきた1週間ですが、蓋を開けてみれば日経以外は大して下落してない。。

日経平均は25日の下げ幅が1285円でなかなかヒリヒリする下落ぶりでした。

ナスダック100も買い増しできると思ってたんですが、こんな立派な大陰線が2本あって、1週間でもたった-2.56%、高値から見ても-10%にも到達してないなんて。。

冗談だろ?期待してただけにがっかりです。

ルール②の高値からの下落率は、-10%スタートなんですが、-5%スタートにしようかと思ってきました。

しかも円高で外国株式買うなら大チャンスじゃないですか。

どうしよう、ナスダック100をひと月積立分の半分くらいでも買い増したい。

いまナスダック100はひと月分でも21万円分でかなり大きいんですよねー。

来週以降も下がってくれるなら買わなくていいですが、それが分からないから悩みます。

利下げするのに下落トレンドに入るんだろうか。

米の個人消費が落ち込んできたからやっぱり米国経済は先行き怪しい?

うーん月曜まで少し悩んでみます。

個人的には積立初期の今は、やっぱり株価は下落したほうがうれしいですね。