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【今週の重要指標と騰落率】2024年7月29日から8月2日|追加利上げ・円高・米景気減速のトリプル苦で日経平均株価大暴落

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

妻アイコン

騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

主要各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

7月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回9月17~18日)

7月 ECB政策金利 4.5% 4.25% 4.25% (次回9月12日)

7月 日銀政策金利 0.1% 0.1% 0.25% (次回9月19~20日

8月 英中銀政策金利 5.25% 5.25% 5.0% (次回9月19日)

6月 豪中銀政策金利 4.35% 4.35% 4.35% (次回8月6日)

7月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回8月14日)

7月 カナダ政策金利 4.75% 4.5% 4.5% (次回9月4日)

6月(第1四半期) スイス政策金利 1.5% 1.5% 1.25% (次回9月26日)

日銀は7月31日の金融政策決定会合政策金利を0~0.1%程度から0.25%程度に引き上げました。

追加利上げには9人のうち植田総裁を含む7人が賛成しました。

国債買い入れ額減額も決定しました。

毎四半期 4,000 億円程度ずつ減額し、2026年1~3月に月3兆円程度とする計画です。

今回もリーク記事通りとなりました。

怒っているアイコン


漏らしているのか漏れているのか知りませんが、いい加減にしもらいたいものです

 

FRBは7月31日のFOMCで、市場予想通り政策金利を5.5%に据え置きました。

据え置きは8会合連続です。

記者会見では、9月に利下げに動く可能性を示唆しました。

FedWatchでは、次回の0.25%の利下げが78%、0.5%の利下げが22%になっています。

今週の重要指標とイベント

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数とは、ISM(Institute for Supply Management)が公表しているアメリカの景況感を示す指標。
数値が50を上回れば景気拡大50を下回れば景気後退と判断される。
製造業は翌月第1営業日、非製造業は第3営業日に発表される。

ISM(非)製造業景気指数

※製造業が50を割ったときの背景色をグレーにしています。

※数値は、前回、予想、結果の順

ISM製造業景気指数 48.5 49.0 46.8

  • ISM製造業は前回・予想より下振れ、4ヵ月連続で50割れ
  • 受注と生産の縮小が加速し、雇用の指数は4年ぶりの低水準

景気後退懸念が浮上です。

米雇用統計

失業率

失業率は、労働人口に占める失業者の割合を示す。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの売り材料、予想より低い→米ドルの買い材料

非農業部門雇用者数

非農業部門雇用者数は、農業を除く分野で働く雇用者数。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの買い材料、予想より低い→米ドルの売り材料

米雇用統計

※数値は、前回、予想、結果の順

失業率 4.1% 4.1% 4.3%

非農業部門雇用者数[前月比] 20.6万人 17.5万人 11.4万人

平均時給[前年比] 3.9% 3.7% 3.6%

平均時給[前月比] 0.3% 0.3% 0.2%

  • 失業率は前回・市場予想より上昇。4カ月連続の悪化
    失業率は2021年9月以来の高水準
  • 非農業部門雇用者数は前回を下回る
  • 平均時給は前年比・前月比とも前回を下回る

7月の雇用統計は明確に悪い結果です。

9月の0.5%の利下げ観測が強まっています。

 

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【TOPIX】TOPIX指数

【NI225】日経225: -4.67%  高値からの下落率15%更新
TOPIXTOPIX指数: -6.00%  高値からの下落率10%更新
MOSマザーズ指数: -10.36%

3指数とも大陰線、今週も全指数4%以上の下落率です。

スポット購入ルール①マイナス4%ルール点灯で、TOPIXを1ヶ月の積み立て分を追加でスポット購入します(↑チャート)。

そしてTOPIXは高値からの下落率13.8%になりました。

スポット購入ルール②も点灯ですが、同時に点灯した場合も特に金額は変わらないので、1か月分買うことにします。

アメリカの株価指数

【NDX】ナスダック100指数

【DJI】ダウ指数: -2.10%
【SPX】S&P500指数: -2.06%
【NDX】ナスダック100指数: -3.06%  高値からの下落率10%更新

3指数とも大陰線です。

ナスダック100は高値からの下落率が10.87%になりました。

スポット購入ルール②点灯で、スポット購入します。

先週買わなくて短期的には良かったかな。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : -1.34%
DAX】ドイツDAX指数: -4.11%
【PX1】フランスCAC40指数: -3.54%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: -2.71% 

欧州は3指数とも陰線。

イギリスはヨコヨコですが、ドイツ・フランスは結構押してますね。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: -0.45%
【Ⅸ0001】加権指数: -2.18%

【SENSEX】インドSENSEX: -0.43%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -1.44%

新興国株式も全指数陰線。

インドは陰線に終わりましたが、史上最高値更新を更新しています。

ドル円円高継続

米ドル円

今週の終値:146.472円
直近の安値:2023年1月16日の週の127.215円
直近の高値:2024年7月1日の週の161.951円

ドル円は大陰線。一週間で7.25円下落しました。

さすがにボラティリティが高すぎます。

三角持ち合いの下限も下抜けしてしまいました。

クロス円のロングは厳禁ですね。

ドルインデックスは下落、円インデックスは5週連続上昇、ユーロインデックスは上昇。

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は23.38。一気に20を超えてきました。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数139.65

CNNの「Fear & Greed index」は27。ぎりぎり弱気。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>30年債利回り>2年債利回り>10年債利回り>5年債利回り

アメリカの金利は今週は急下落です。

喜んでいるアイコン


久々に債券あがってきたー

まとめ|追加利上げショック

日経平均1日で2200円以上下落しました。

1987年10月20日ブラックマンデーで3836円下げて以来の大幅な下落だそうです。

さすがに2000円の下げを見たときは、笑ってしまいました。

金曜日の下げは、日銀の追加利上げでの下げではなく、米国の景気後退懸念からですよね?

なんて貧弱な指数なんだ・・・

利上げ、円高アメリカの景気減速とトリプル苦ではありますが、それにしても米国の影響が強すぎますね。

こんなにパニックになるほどの売りになるのか。

 

米国は週足で見るとまだ上昇トレンドの押し目でしかありませんが、日経は40週移動平均線も明確に割っています。

コロナ禍のときに匹敵する陰線です。

日本だけ名前が付きそうな下落です(笑)

名前がつくとしたら何ショックなんでしょうね。

しかしボラティリティが高いほどドルコスト平均法では有利ではあります。

長期積立している私は、粛々とルール通りに買っていくのみです!

今年から積立投資を始めた人の心が折れないよう祈ってます。

日本株がんばれー!