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【今週の重要指標と騰落率】2024年1月21日から1月26日|米国株価指数が史上最高値更新

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

主要各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

12月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回1月30~31日)

1月 ECB政策金利 4.5% 4.5% 4.5% (次回3月7日)

1月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回3月18~19日)

11月 英中銀政策金利 5.25% 5.5% 5.25% (次回3月21日)

12月 豪中銀政策金利 4.35% 4.35% 4.35% (次回2月6日)

11月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回2月28日)

1月 カナダ政策金利 5.0% 5.0% 5.0% (次回3月6日)

12月(第4四半期) スイス政策金利 1.75% 2.00% 1.75% (次回3月21日)

日本銀行は22~23日の金融政策決定会合で、マイナス金利を含む大規模な金融緩和政策の現状維持を、全員一致で決めました。

以下植田総裁の記者会見での発言

  • 賃金と物価の好循環が強まり、基調的な物価上昇率が2%目標に向けて徐々に高まっていく確度は「少しずつ高まっている」との認識
  • 賃金から物価への波及が「少しずつ広まっている」

 

カナダ銀行中央銀行)は24日、4会合連続で政策金利を5%に据え置きました。

今後の焦点は利下げ開始時期にシフトしつつあるとしました。

 

欧州中央銀行(ECB)は25日、3会合連続で政策金利を4.5%に据え置きました。

  • インフレ率が鈍化し続けている
  • 夏以降に利下げがあり得るという自身の発言を再確認
  • 「ユーロ圏経済は23年の最終四半期にゼロ成長だった可能性が高い」

市場は4月の利下げを織り込んでいます。

政策金利発表前の4月の利下げ予想は60%でしたが、現在は90%になっています。

ラガルド総裁の発言がハト派にうつったようです。

FOMC12月のドットチャートと利上げ見通し

FOMC12月のドットチャート

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

12月に公表されたドットチャートの結果は以下の通り。

  • 2024年の利下げ回数が、前回は2回だったものが3回に増加

次回FOMCは1月30~31日です。

FedWatchでは、次回FOMC25ベーシスポイントの利下げ予想は2.6%(先週は2.1%)、据え置きが97.4%(先週は97.9%)になっています。

来年の利下げは6回織り込まれています。

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いつから利下げが開始されるかが焦点

今週の重要指標とイベント

米PMI(購買担当者指数)

PMI(購買担当者景気指数)

PMI(購買担当者景気指数)とは、企業の購買担当者へのアンケート結果をもとに景況感を指数化した指標。
数値が50を上回れば景気拡大50を下回れば景気後退と判断される。
製造業PMIはGDPより2ヵ月先行しているため、マーケットで注目される。

※数値は、前回、予想、結果の順。

  • 1月 製造業PMI 47.9 47.6 50.3
  • 1月 非製造業(サービス業)PMI 51.4 51.1 52.9
  • 1月 総合(コンポジット)PMI 50.9 51.1 52.3

総合PMIは7ヶ月ぶりの高水準になりました。

結果をうけてドルの買い戻しが進みました。

米実質GDP

GDP国内総生産

GDP国内総生産とは、国内で新たに生産された財やサービスの「付加価値」の総額。実質GDPは、名目GDPから物価変動の影響を除いたもの。

四半期ごとに発表され、速報値は四半期終了後の翌月末に発表される。

多くの国では2期連続でGDPがマイナスになるとリセッション(景気後退)とみなされる(=テクニカル・リセッション)が、実際の判断は全米経済研究所(NBER)が行う。

※数値は、前回、予想、結果の順

第4四半期 実質GDP[前期比年率] 4.9% 2.0% 3.3%

  • 7~9月(第3四半期)の米GDPは前期比で3.3%増加、伸びは鈍化したが予想を上回る
  • 6四半期連続のプラス成長

予想を大幅に上回りました。

アメリカ経済は底堅いですね。

米PCEデフレータ(個人消費支出)

PCEデフレーター(個人消費支出)

PCEデフレーター(個人消費支出)とは、個人消費の物価動向を示す指標。

PCEデフレーターから、価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたものをPCEコアデフレーターといい、CPIより調査対象となる範囲が広く、FRBが最も重視している物価指数である。
米商務省が毎月末に発表している。

※数値は、前回、予想、結果の順

  • 12月PCEデフレータ[前月比] -0.1% 0.3% 0.2%
  • 12月PCEデフレータ[前年比] 2.6% 2.6% 2.6%
  • 12月PCEコアデフレータ[前月比] 0.1% 0.3% 0.2%
  • 12月PCEコアデフレータ[前年比] 3.2% 3.0% 2.9%
  • 12月個人所得[前月比] 0.4% 0.3% 0.3%
  • 12月個人支出[前月比] 0.2% 0.5% 0.7%

個人支出は増加していますが、PCEは伸びが鈍化しています。

再インフレの懸念はいまのところはないようです。

 

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【TOPIX】TOPIX指数

【NI225】日経225: -0.59%
TOPIXTOPIX指数: -0.49%
MOSマザーズ指数: 3.17%

日経225とTOPIXは今週も高値を更新しましたが、陰線で終わりました。(↑チャート)

マザーズだけ陽線。日経が落ちたら上がるのね(笑)

アメリカの株価指数

【NDX】ナスダック100指数

【DJI】ダウ指数: 0.65%
【SPX】S&P500指数: 1.06%
【NDX】ナスダック100指数: 0.62%

全指数陽線、すべて市場最高値を更新しました。

チャートはナスダックです。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 2.32%
DAX】ドイツDAX指数: 2.45%
【PX1】フランスCAC40指数: 3.56%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 1.35% 

欧州も堅調、全指数陽線です。

ドイツとフランスはもう少しで高値更新しそうです。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: 4.20%
【TAIEX】台湾加権指数: 1.77%
【SENSEX】インドSENSEX: -1.01%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: 1.34%

下降トレンドの中国ですが、今週は陽線。

中国人民銀行は24日に金融緩和を行うと発表しています。

jp.reuters.com

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:148.136円
直近の高値:2022年10月17日の週の151.944
直近の安値:2023年1月16日の週の127.215

ドル円は十字線です。

ドルインデックスは上昇、ユーロと円は下落です。

 

 

 

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は13.25。15以下が続きます。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数151.36。高い水準が続きます。

CNNの「Fear & Greed index」は77。EXTREME GREED(極度の強気)になりました。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>30年債利回り>2年債利回り>10年債利回り>5年債利回り

今週も米国債利回りは上昇傾向。

日本の金利も上昇してきました。

コモディティ(商品)

エネルギー

WTI原油は12月11日を底に上昇中。

  • 11月3日 中国の景気見通しに不透明感が広る。中東情勢の緊迫化への懸念が幾分和らぐ→下落
  • 11月30日 OPECプラスは追加減産で合意したが、実行されるか市場は懐疑的
    アンゴラは減産を拒否)
  • 24年1月8日 サウジアラビアは、アジア向け原油価格を大幅に引き下げる

天然ガス先物も10月を天井に最近は下落してます。

貴金属など

ゴールド(金CFD)は12月1週目の高値更新に再トライ中。

景気の先行指標のは年始を天井にゆるやかに下落中。

プラチナは4月を天井に下落中です。

 

CRB指数(国際商品先物指数)は最近は下落傾向、今週は大陽線。

仮想通貨

ビットコイン/ドルは上昇トレンドの上限にタッチし下落傾向。

まとめ

アメリカと日本の株式は堅調です。

一方中国はいいとこなしです。新興国株式がヨコヨコなのは、インドや台湾のおかげです。

投資信託で、「新興国株式(中国除く)」がでないかなと思いつつも、今後どうなるかは分かりませんからねぇ。。

中国は、経済よりも今の政治体制を維持することの方が大事そうです。

金融緩和とデフレ・・・日本と同じ道を歩んだりして・・・

いつになったら上昇トレンドに転じるのか、気長に待ちます。