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【今週の重要指標と騰落率】2023年11月27日から12月1日|米国の弱い指標と金利低下

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

11月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回12月12~13日)

10月 ECB政策金利 4.5% 4.5% 4.5% (次回12月14日)

10月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回12月18~19日)

11月 英中銀政策金利 5.25% 5.5% 5.25% (次回12月14日)

11月 豪中銀政策金利 4.1% 4.35% 4.35% (次回12月5日)

11月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回2月28日)

10月 カナダ政策金利 5.0% 5.0% 5.0% (次回12月6日)

9月(第3四半期) スイス政策金利 1.75% 2.00% 1.75% (次回12月14日)

ニュージーランド準備銀行は29日、政策金利を5.5%に据え置きました。

インフレ圧力が予想より強い場合には、追加利上げが必要になる可能性が高いとし、タカ派的な金利据え置きでした。

FOMC9月のドットチャートと利上げ見通し

FOMC9月のドットチャートと利上げ見通し

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

9月に公表されたドットチャートの結果は以下の通り。

  • 年末までに5.6%に上昇すると予想されています。(6月と予想変わらず)
  • 2024年、2025年に関しては、前回のドットチャートでは1.00%の利下げが予想されていたが、0.50%に利下げ幅が縮小

次回FOMCは12月12~13日です。

FedWatchでは、次回FOMC利上げなしが98.8%、25ベーシスポイントの利上げ予想は1.2%になっています。

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利上げ終了、ってコト・・・!?

今週の重要指標とイベント

米PMI(購買担当者指数)

PMI(購買担当者景気指数)

PMI(購買担当者景気指数)とは、企業の購買担当者へのアンケート結果をもとに景況感を指数化した指標。
数値が50を上回れば景気拡大50を下回れば景気後退と判断される。
製造業PMIはGDPより2ヵ月先行しているため、マーケットで注目される。

※数値は、前回、予想、結果の順。

  • 11月 製造業PMI 50.0 49.9 49.4
  • 11月 非製造業(サービス業)PMI 50.6 50.4 50.8
  • 11月 総合(コンポジット)PMI 50.7 50.2 50.7

総合PMIは横ばいでした。製造業PMIは50を切る結果に。

雇用指数も49.7に低下しています。

米PCEデフレータ(個人消費支出)

PCEデフレーター(個人消費支出)

PCEデフレーター(個人消費支出)とは、個人消費の物価動向を示す指標。

PCEデフレーターから、価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたものをPCEコアデフレーターといい、CPIより調査対象となる範囲が広く、FRBが最も重視している物価指数である。
米商務省が毎月末に発表している。

※数値は、前回、予想、結果の順

  • 10月PCEデフレータ[前月比] 0.4% 0.2% 0.0%
  • 10月PCEデフレータ[前年比] 3.4% 3.1% 3.0%
  • 10月PCEコアデフレータ[前月比] 0.3% 0.3% 0.2%
  • 10月PCEコアデフレータ[前年比] 3.7% 3.5% 3.5%
  • 10月個人所得[前月比] 0.3% 0.2% 0.2%
  • 10月個人支出[前月比] 0.7% 0.3% 0.2%

PCEは引き続き伸びが鈍化しています。

すべて前回より伸びが減速しています。

これを受け、来年5月の利下げが織り込まれました。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

TOPIX

【NI225】日経225: -0.58%
TOPIXTOPIX指数: -0.35%
MOSマザーズ指数: -2.27%

日経は先週、前回高値を更新しました。(↑チャート)

TOPIXはまだ高値には遠そうですね。

アメリカの株価指数

S&P500指数

【DJI】ダウ指数: 2.42%
【SPX】S&P500指数: 0.77%
【NDX】ナスダック100指数: 0.10%

全指数5週連続の陽線です。

ダウの上昇が特に強い。S&P500指数はまだ7月の高値を抜けてません。(↑チャート)

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 0.55%
DAX】ドイツDAX指数: 2.30%
【PX1】フランスCAC40指数: 0.73%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 1.07% 

欧州も今週はすべて陽線です。

相変わらずドイツの上昇が強い。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: -4.15%
【TAIEX】台湾加権指数指数: 0.87%
【SENSEX】インドSENSEX: 2.29%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: 0.49%

新興国は台湾、ブラジルが強い。

香港ハンセン指数は下落トレンド続行中です。

今週は4%を超える下落です。

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:146.748円
直近の高値:2022年10月17日の週の151.944
直近の安値:2023年1月16日の週の127.215

ドル円は3週連続の陰線。平行チャネルの下限で止まりました。

しかししっかりした陰線で終わりましたね。

20EMAも一応割ってしまっています。去年の年末レベルの調整がくるか、ここで反発するか・・・

しかしアメリカの経済指標は弱ってきたので、ドル高要因は少なそうです。

絶対手を出したくない相場です。

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は11.62。5週連続下落中。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数144.54。こちらは140以上。

CNNの「Fear & Greed index」は67。強気です。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>2年債利回り>30年債利回り>10年債利回り>5年債利回り

引き続き下落傾向にあります。

一方日本の金利は下落継続。

コモディティ(商品)

エネルギー

WTI原油は6月から上昇傾向ですが、9月25日が天井に下落中。今週も下落。

  • 10月4日発表のガソリン在庫が、予想-28.0万バレルのところ、648.1万バレルと大幅に積みあがった→急落
  • 11月3日 中国の景気見通しに不透明感が広る。中東情勢の緊迫化への懸念が幾分和らぐ→下落

天然ガス先物は4月に底打ちして上昇傾向。最近は下落してます。

貴金属

ゴールドは5月1日の週を天井に下落していましたが、10月に入って急上昇。今週も大陽線。

景気の先行指標のは年始を天井にゆるやかに下落中。

プラチナは4月を天井に下落中。

 

バルチック海運指数は2021年10月を天井に下落トレンドですが、9月から上昇傾向。今週は大陽線。

CRB指数(国際商品先物指数)はなだらかな下落トレンドでしたが、3月を底にゆるやかに上昇。ここ最近は下落。

仮想通貨

ビットコイン/ドルは6月の高値を完全に上抜け。上昇中です。

まとめ

今週もドルが下落しましたが、ユーロも弱かったですね。

ユーロ圏のインフレ率も予想以上に鈍化しています。

ユーロも利下げが織り込まれつつあります。

そして悪い指標で株が上がるフェーズはどこまで続くんでしょうか?

 

今週末はSBIの新NISAを設定しました。クレジットカード積立は12月10日までなのでお忘れなく。

マネックス証券は12月18日からです。

早く設定してすっきりしたいです。