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【今週の重要指標と騰落率】2023年12月4日から12月8日|植田総裁「チャレンジング」発言でドル円急落

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

11月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回12月12~13日)

10月 ECB政策金利 4.5% 4.5% 4.5% (次回12月14日)

10月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回12月18~19日)

11月 英中銀政策金利 5.25% 5.5% 5.25% (次回12月14日)

12月 豪中銀政策金利 4.35% 4.35% 4.35% (次回2月6日)

11月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回2月28日)

12月 カナダ政策金利 5.0% 5.0% 5.0% (次回1月24日)

9月(第3四半期) スイス政策金利 1.75% 2.00% 1.75% (次回12月14日)

オーストラリア準備銀行は5日、政策金利を4.35%に据え置きました。

11月以降の経済指標はおおむね予想通りでした。

 

カナダ銀行は6日、政策金利を5.0%に据え置きました。

追加利上げの可能性には含みを残しました。

FOMC9月のドットチャートと利上げ見通し

FOMC9月のドットチャートと利上げ見通し

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

9月に公表されたドットチャートの結果は以下の通り。

  • 年末までに5.6%に上昇すると予想されています。(6月と予想変わらず)
  • 2024年、2025年に関しては、前回のドットチャートでは1.00%の利下げが予想されていたが、0.50%に利下げ幅が縮小

次回FOMCは12月12~13日です。

FedWatchでは、次回FOMC利上げなしが98.4%、25ベーシスポイントの利上げ予想は1.6%になっています。

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次回の利上げはなしの予想です

今週の重要指標とイベント

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数とは、ISM(Institute for Supply Management)が公表しているアメリカの景況感を示す指標。
数値が50%を上回れば景気拡大50%を下回れば景気後退と判断される。
製造業は翌月第1営業日、非製造業は第3営業日に発表される。

ISM(非)製造業景気指数

※製造業が50を割ったときの背景色をグレーにしています。

※数値は、前回、予想、結果の順

11月 ISM製造業景気指数 46.7 47.6 46.7

11月 ISM非製造業景気指数 51.8 52.0 52.7

ISM製造業は予想より悪かったですが、ISM非製造業は前回・予想よりも上振れしました。

サービス業は強いですね。

米雇用統計

失業率

失業率は、労働人口に占める失業者の割合を示す。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの売り材料、予想より低い→米ドルの買い材料

非農業部門雇用者数

非農業部門雇用者数は、農業を除く分野で働く雇用者数。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの買い材料、予想より低い→米ドルの売り材料

米雇用統計

※数値は、前回、予想、結果の順

11月 失業率 3.9% 3.9% 3.7%

11月 非農業部門雇用者数[前月比] 15.0万人 18.3万人 19.9万人

11月 平均時給[前年比] 4.1% 4.0% 4.0%

11月 平均時給[前月比] 0.2% 0.3% 0.4%

  • 失業率は前回から改善
  • 非農業部門雇用者数は前回・市場予想を上回る
  • 平均時給は前月比で上昇

11月の雇用統計は予想より上回る堅調な結果でした。

雇用者数は自動車メーカーの従業員のストライキからの職場復帰で、3万人の押し上げにつながったそうです。

今週発表されたJOLTS求人件数は良くなかったです。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

日経225

【NI225】日経225: -3.36%
TOPIXTOPIX指数: -2.44%
MOSマザーズ指数: -3.69%

日本株かなり売られました。(↑チャート)

RSIも50%付近と、かなり中立に近づきました。

日本がマイナス金利解除したら、普通に株価には打撃ですね。

アメリカの株価指数

【DJI】ダウ指数: 0.01%
【SPX】S&P500指数: 0.21%
【NDX】ナスダック100指数: 0.54%

一方米国は全指数6週連続の陽線です。

S&P500指数はもうちょっとで7月の高値を更新しそうです。

先進国の株価指数

ドイツDAX指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 0.33%
DAX】ドイツDAX指数: 2.21%
【PX1】フランスCAC40指数: 2.46%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 0.31% 

欧州も今週はすべて陽線です。

相変わらずドイツの上昇が強い。ついに7月の高値を更新しました。(↑チャート)

新興国株価指数

インドSENSEX

【HSI】香港ハンセン指数: -2.95%
【TAIEX】台湾加権指数指数: -0.31%
【SENSEX】インドSENSEX: 3.47%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -1.45%

新興国はインドSENSEXが窓を開けて上昇です。(↑チャート)

9月の高値を更新し、過去最高値となりました。

地方議会選挙で、モディ首相率いるインド人民党が圧勝しました。

香港ハンセン指数は下落トレンド続行中です。大丈夫か、中国。

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:144.964円
直近の高値:2022年10月17日の週の151.944
直近の安値:2023年1月16日の週の127.215

ドル円は4週連続の陰線。上昇チャネルの下限を突破して下落しました。

上昇トレンドが崩れてきました。

安値は141.6円。ストップロスがだいぶ消化されてそうですね。下髭が凄い。

終値で145円を割ってしまいました。

ファンダメンタルズの要素が強いですね。

  • 12月7日の植田総裁発言「チャレンジングな状況が続いているが、年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になる

驚いているアイコン


年末から・・・?え?まさか12月にマイナス金利解除?

インデックスは、ドルと円は上昇、ユーロは下落でした。

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は12.35。6週連続下落中。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数134.10。こちらは140を切りました。

CNNの「Fear & Greed index」は68。強気です。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>2年債利回り>30年債利回り>5年債利回り>10年債利回り

引き続き下落傾向にありますが、水曜からちょっと上向いていますね。

一方日本の金利は大幅上昇。

植田総裁の発言でマイナス金利解除観測が再燃しました。

コモディティ(商品)

エネルギー

WTI原油は9月25日が天井に下落中。今週も下落。

  • 10月4日発表のガソリン在庫が、予想-28.0万バレルのところ、648.1万バレルと大幅に積みあがった→急落
  • 11月3日 中国の景気見通しに不透明感が広る。中東情勢の緊迫化への懸念が幾分和らぐ→下落
  • 11月30日 OPECプラスは追加減産で合意したが、実行されるか市場は懐疑的
    アンゴラは減産を拒否)

天然ガス先物も10月を天井に最近は下落してます。

貴金属など

ゴールド

ゴールドは5月1日の週を天井に下落していましたが、10月に入って急上昇。今週は上髭の長い大陰線。

高値更新失敗でしょうか、かなり激しい動きですね。(↑チャート)

景気の先行指標のは年始を天井にゆるやかに下落中。

プラチナは4月を天井に下落中。

 

バルチック海運指数は2021年10月を天井に下落トレンドですが、9月から上昇傾向。先週は大陽線でしたが、今週は大陰線。

CRB指数(国際商品先物指数)は最近は下落傾向。

仮想通貨

ビットコイン/ドル

ビットコイン/ドルは6月の高値を完全に上抜け。上昇中です。上昇トレンドの上限まできました。

まとめ

今週はなかなかのボラティリティの一週間でした。

日本株と中国株は下落ですが、日本以外の先進国とインドは上々ですね。

そして仮想通貨はめちゃくちゃ堅調です。

仮想通貨はチャートがきれいですね。トレンドがはっきりしています。

 

円急騰で、クロス円の下落が目立ちます。

個人的には来年まではクロス円には頑張ってほしかったんですが。。

日銀政策決定会合大注目ですね。

今年はもうトレードする気はないですが、12月のボラティリティ恐ろしい。。