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【今週の重要指標と騰落率】2023年11月13日から11月17日|CPI鈍化、ドル高ピークアウト?

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

11月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回12月12~13日)

10月 ECB政策金利 4.5% 4.5% 4.5% (次回12月14日)

10月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回12月18~19日)

11月 英中銀政策金利 5.25% 5.5% 5.25% (次回12月14日)

11月 豪中銀政策金利 4.1% 4.35% 4.35% (次回12月5日)

10月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回11月29日)

10月 カナダ政策金利 5.0% 5.0% 5.0% (次回12月6日)

9月(第3四半期) スイス政策金利 1.75% 2.00% 1.75% (次回12月14日)

FOMC9月のドットチャートと利上げ見通し

FOMC9月のドットチャートと利上げ見通し

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

9月に公表されたドットチャートの結果は以下の通り。

  • 年末までに5.6%に上昇すると予想されています。(6月と予想変わらず)
  • 2024年、2025年に関しては、前回のドットチャートでは1.00%の利下げが予想されていたが、0.50%に利下げ幅が縮小

次回FOMCは12月12~13日です。

FedWatchでは、次回FOMC利上げなしが100%になっています。

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利上げ終了、ってコト・・・!?

今週の重要指標とイベント

消費者物価指数(CPI)

CPI(消費者物価指数

CPI(消費者物価指数とは、物価の動きを把握するための経済指標で、毎月発表される。
コアCPIとは、CPIから価格変動の激しい品目を取り除いたもの。日本では生鮮食品、米国では食料品やエネルギー品目など除く。

消費者物価指数(CPI)前年比

消費者物価指数(CPI)前年比

▼前年比

※数値は、前回、予想、結果の順

10月 消費者物価指数(CPI) [前年比] 3.7% 3.3% 3.2%

10月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年比] 4.1% 4.1% 4.0%

  • 前年比のCPIは前回・市場予想を下回る3.2%
  • 前年比のCPIコアは前回・市場予想を下回る4.0%

順調にインフレが鈍化しています。

消費者物価指数(CPI)前月比

消費者物価指数(CPI)前月比

▼前月比

※数値は、前回、予想、結果の順

10月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 0.4% 0.1% 0.0%

10月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]  0.3% 0.3% 0.2%

  • 前月比のCPIは前回・市場予想を下回る0.0%
  • 前月比のCPIコアは前回・市場予想を下回る0.2%

家賃の上昇はありますが、ガソリン価格が下落しています。

インフレ鎮静化でドルは下落しました。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

日経225

【NI225】日経225: 3.12%
TOPIXTOPIX指数: 2.33%
MOSマザーズ指数: 2.24%

アメリカのCPIの結果をうけて3指数そろって上昇しました。

日経は前回高値にトライ。6月の高値を上抜けられるか。(↑チャート)

アメリカの株価指数

ナスダック100指数

【DJI】ダウ指数: 1.94%
【SPX】S&P500指数: 2.24%
【NDX】ナスダック100指数: 1.99%

米国株もすべて陽線です。

ナスダック100指数も前回高値にトライです。(↑チャート)

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 1.95%
DAX】ドイツDAX指数: 4.49%
【PX1】フランスCAC40指数: 2.68%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 3.08% 

欧州も今週はすべて陽線です。

ドイツの上昇が強い。

イギリスは2月、ドイツは7月、フランスは4月を高値に下落中。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: 1.48%
【TAIEX】台湾加権指数指数: 3.15%
【SENSEX】インドSENSEX: 0.84%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: 2.56%

新興国も全指数陽線。

台湾、ブラジルが強い。

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:149.500円
直近の高値:2022年10月17日の週の151.944
直近の安値:2023年1月16日の週の127.215

ドル円は先週の陽線を打ち消すレベルの陰線。

今週の高値は151.908円でした。

前回(昨年)の高値、151.944円を抜けることはできず。

数週くらいは調整しそうなチャートです。

上昇トレンドであることは間違いないので、売ることはできません。

長期足には逆らわないのが賢明です。

主要通貨インデックス

ドルインデックス

ドルインデックスは大陰線。今週ドルは売られました。(↑チャート)

ユーロインデックスは大陽線。100EMAを上抜け。

円指数は今週は陽線です。

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は13.81。3週連続下落中。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数146.88。こちらは140以上。

CNNの「Fear & Greed index」は58。先週の弱気から強気に。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>2年債利回り>30年債利回り>5年債利回り>10年債利回り

下落傾向にあります。

一方日本の金利は下落継続。

コモディティ(商品)

エネルギー

WTI原油は6月から上昇傾向ですが、9月25日が天井に下落中。今週も下落。

  • 10月4日発表のガソリン在庫が、予想-28.0万バレルのところ、648.1万バレルと大幅に積みあがった→急落
  • 11月3日 中国の景気見通しに不透明感が広る。中東情勢の緊迫化への懸念が幾分和らぐ→下落

天然ガス先物は下落トレンドでしたが、4月に底打ちして上昇傾向。今週も陰線。

貴金属

ゴールドは5月1日の週を天井に下落していましたが、10月に入って急上昇。ヨコヨコです。

景気の先行指標のは年始を天井にゆるやかに下落中。

プラチナは4月を天井に下落中です。今週は陽線。

 

バルチック海運指数は2021年10月を天井に下落トレンドですが、9月から上昇傾向。

CRB指数(国際商品先物指数)はなだらかな下落トレンドでしたが、3月を底にゆるやかに上昇。ここ3週は下落。

仮想通貨

ビットコイン/ドルは6月の高値を完全に上抜け。上昇中です。

まとめ|株式市場はポジティブ思考

今週はCPIや小売売上高が良くなかったことでドル安になりました。

ドル安・ユーロ高で、FX口座を見るのがつらくなりそうです(笑)。

見るのは月初だけなんですが・・・

 

それにしても株価が好調です。

経済指標が弱いと利上げ終了、来年の利下げ折込みで株価が上がる・・・

そうなるとどのタイミングで米国の株価は下がるんだい?と思います。

本格的に経済指標が悪化すると、素直にバッドニュースで株価が下がるんでしょうが、これだけ金利が上がっても、たいして指標が悪くなりませんね。

これから下がるんだろうか…金利上昇の影響が出るのは、こんなに遅行するものなんでしょうか。

素人には分かりません。。

まぁ楽観主義の株式市場は好きですよ。