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【今週の重要指標と騰落率】2023年11月6日から11月10日|豪が利上げ。米短期金利上昇

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

11月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回12月12~13日)

10月 ECB政策金利 4.5% 4.5% 4.5% (次回12月14日)

10月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回12月18~19日)

11月 英中銀政策金利 5.25% 5.5% 5.25% (次回12月14日)

11月 豪中銀政策金利 4.1% 4.35% 4.35% (次回12月5日)

10月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回11月29日)

10月 カナダ政策金利 5.0% 5.0% 5.0% (次回12月6日)

9月(第3四半期) スイス政策金利 1.75% 2.00% 1.75% (次回12月14日)

オーストラリア準備銀行(中央銀行は7日、政策金利を5.35%に引き上げました。

5会合ぶりの利上げで、12年ぶりの高水準です。

以下ブロック総裁の記者会見での発言。

  • 「(最近のデータは)インフレがより長期間より高い水準にとどまるリスクが高まったことを示唆している」
  • 「金融政策をさらに引き締める必要があるかどうかは、データとリスク評価次第だ」

オーストラリアはインフレ率が高止まりしてます。

ただこれが最後の利上げと見られ、豪ドルは下落しました。

FOMC9月のドットチャートと利上げ見通し

FOMC9月のドットチャートと利上げ見通し

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

9月に公表されたドットチャートの結果は以下の通り。

  • 年末までに5.6%に上昇すると予想されています。(6月と予想変わらず)
  • 2024年、2025年に関しては、前回のドットチャートでは1.00%の利下げが予想されていたが、0.50%に利下げ幅が縮小

次回FOMCは12月12~13日です。

FedWatchでは、次回FOMC利上げなしが85.7%0.25ポイントの利上げが14.3%になっています。

利上げ予想は10%くらい上がりましたね。

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12月に利上げあるでしょうか

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225: 1.93%
TOPIXTOPIX指数: 0.62%
MOSマザーズ指数: 2.30%

3指数そろって上昇しました。

マザーズも上昇しましたが、上髭が長い短陽線です。

アメリカの株価指数

ナスダック100指数

【DJI】ダウ指数: 0.65%
【SPX】S&P500指数: 1.31%
【NDX】ナスダック100指数: 2.85%

米国株もすべて陽線です。

ナスダック100指数特に強いですね。(↑チャート)

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : -0.77%
DAX】ドイツDAX指数: 0.30%
【PX1】フランスCAC40指数: -0.03%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 0.72% 

欧州はまちまち。かろうじてドイツだけ陽線です。

イギリスは2月、ドイツは7月、フランスは4月を高値に下落中。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: -2.61%
【TAIEX】台湾加権指数指数: 1.06%
【SENSEX】インドSENSEX: 0.84%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -0.33%

新興国はまちまち。

ハンセン指数は2週連続陽線でしたが、今週は大陰線。

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:151.477円
直近の高値:2022年10月17日の週の151.944
直近の安値:2023年1月16日の週の127.215

ドル円はしっかりした陽線。

年間ピボットのレジスタンス(R1)を超えてきました。

前回(昨年)の高値、151.944円にチャレンジです。

しかし152円を期待して長期ロングするのは怖すぎます(笑)

しかし為替介入期待のショートは大けがする可能性高いので絶対できません。

 

主要通貨インデックス

円指数

ドルインデックスは陽線。先週の下落の半分くらいは戻しました。

ユーロインデックスは陰線。

円指数は陰線です。一人負け。昨年10月の安値に迫っています。(↑チャート)

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は14.18。先週の下落からさらに下がりました。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数139.81

CNNの「Fear & Greed index」は42。先週と同じ。株価指数が上がった割には弱気。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>2年債利回り>30年債利回り>5年債利回り>10年債利回り

ここのところ下落していた債券利回りですが、今週は再び上昇しました。

特に短期債が上昇しました。

一方日本の金利は下落してます。

コモディティ(商品)

エネルギー

WTI原油は6月から上昇傾向ですが、9月25日が天井に下落中。

  • 10月4日発表のガソリン在庫が、予想-28.0万バレルのところ、648.1万バレルと大幅に積みあがった→急落
  • 11月3日 中国の景気見通しに不透明感が広る。中東情勢の緊迫化への懸念が幾分和らぐ→下落

天然ガス先物は下落トレンドでしたが、4月に底打ちして上昇傾向。今週は陰線。

貴金属

ゴールドは5月1日の週を天井に下落していましたが、ここ最近は急上昇。現在は2週連続下落。

景気の先行指標のは年始を天井にゆるやかに下落中。

プラチナは4月を天井に下落中です。今週は大陰線。

 

バルチック海運指数は2021年10月を天井に下落トレンドですが、9月から上昇傾向。

CRB指数(国際商品先物指数)はなだらかな下落トレンドでしたが、3月を底にゆるやかに上昇。ここ3週は下落。

仮想通貨

ビットコイン/ドルは6月の高値を完全に上抜け。上昇中です。

まとめ|予想はよそう

FXから少し離れると、経済指標への関心が低くなってしまうのが難点ですね(笑)

大きい指標しか気にしなくなってしまいました。

どうやら今週は金利上昇したようです。

それにしても円は弱いですね。

ドル円は去年の高値を付けて下落した後、アナリスト達は145円はあっても、150円はないだろうと言っていました。

それが今や151円です。

ほんとアナリストの言うことなんか信じちゃだめだと改めて思います。

状況が変わっていくのは、それはそうなんですが。

ここ最近は年末にむけて130円台もあるみたいなことを聞いた気がしますが、どうなるでしょうか。

円高要因はしばらくなさそうですが。。

この状況で140円を割るなんてことはあるんでしょうか?

この1年はリスクオフの円高も機能してないですよね。

まぁ為替介入があればあるいは?(今のボラティリティでは介入する言い訳もない気がする)

やはり金融政策が変わらない限り円安トレンドは続行しそうです。