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【今週の重要指標と騰落率】2024年3月11日から3月15日|米インフレ指標受け米金利上昇

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

主要各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

1月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回3月19~20日

3月 ECB政策金利 4.5% 4.5% 4.5% (次回4月11日)

1月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回3月18~19日)

2月 英中銀政策金利 5.25% 5.25% 5.25% (次回3月21日)

2月 豪中銀政策金利 4.35% 4.35% 4.35% (次回3月19日)

2月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回4月10日)

3月 カナダ政策金利 5.0% 5.0% 5.0% (次回4月10日)

12月(第4四半期) スイス政策金利 1.75% 2.00% 1.75% (次回3月21日)

FOMC12月のドットチャートと利上げ見通し

FOMC12月のドットチャート

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

12月に公表されたドットチャートの結果は以下の通り。

  • 2024年の利下げ回数が、前回は2回だったものが3回に増加

次回FOMCは3月19~20日です。

CMEのFedWatchでは、次回FOMC25ベーシスポイントの利下げ予想は2.0%(先週は3.0%)、据え置きが98.0%(先週は97.0%)になっています。

2024年の利下げは3回織り込まれています。

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利下げ観測は6月になってます

今週の重要指標とイベント

CPI(消費者物価指数

CPI(消費者物価指数とは、物価の動きを把握するための経済指標で、毎月発表される。
コアCPIとは、CPIから価格変動の激しい品目を取り除いたもの。日本では生鮮食品、米国では食料品やエネルギー品目など除く。

消費者物価指数(CPI)前年比

消費者物価指数(CPI)前年比

▼前年比

※数値は、前回、予想、結果の順

2月 消費者物価指数(CPI) [前年比] 3.1% 3.1% 3.2%

2月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年比] 3.9% 3.7% 3.8%

  • 前年比のCPIは前回・市場予想を上回る3.2%
  • 前年比のCPIコアは市場予想を上回る3.8%

消費者物価指数(CPI)前月比

消費者物価指数(CPI)前月比

▼前月比

※数値は、前回、予想、結果の順

2月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 0.3% 0.5% 0.4%

2月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]  0.4% 0.3% 0.4%

  • 前月比のCPIは前回を上回るが市場予想よりは低い0.4%
  • 前月比のCPIコアは市場予想を上回る0.4%

2月のCPIは予想より上振れしました。

コアCPIは2ヵ月連続で伸びが予想以上になりました。

利下げ見通しは早くても6月に後ずれしました。

生産者物価指数(PPI

PPI(生産者物価指数)

PPI(生産者物価指数)とは、生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格を指数化した経済指標で、毎月発表される。
コアPPIとは、PPIから価格変動の激しい食料品やエネルギー品目など除いたもの。
PPI(生産者物価指数)は川上での価格動向を示し、CPI(消費者物価指数)は川下に位置し、PPIが先行する。

※数値は、前回、予想、結果の順

▼前年比

2月 生産者物価指数(PPI)[前年比] 0.9% 1.2% 1.6%

2月 生産者物価指数(コアPPI)[前年比] 2.0% 1.9% 2.0%

▼前月比

2月 生産者物価指数(PPI)[前月比] 0.3% 0.3% 0.6%

2月 生産者物価指数(コアPPI)[前月比] 0.5% 0.3% 0.3%

  • 2月のPPIは総合、コア共に市場予想を上回る

CPIに続き、PPIも根強いインフレを示しました。

利下げ観測は後退しています。

米小売売上高

※数値は、前回、予想、結果の順

2月 小売売上高[前月比] -0.8% 0.8% 0.6%

2月 コア小売売上高[前月比] -0.6% 0.5% 0.3%

  • 小売売上高は市場予想を下回る

1月は冬の悪天候が影響した可能性があるとされていましたが、2月も予想を下回りました。

インフレと家計の貯蓄減少で消費意欲が減退しているようです。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225

【NI225】日経225: -2.47%
TOPIXTOPIX指数: -2.05%
MOSマザーズ指数: -4.43%

全指数陰線です。

日経225は今週は窓を開けて下落。

TOPIXも2%以上下落しています。

アメリカの株価指数

【NDX】ナスダック100指数

【DJI】ダウ指数: -0.02%
【SPX】S&P500指数: -0.13%
【NDX】ナスダック100指数: -1.17%

米国の指数も下落・ヨコヨコ。

金利の影響を受けやすいナスダックは特に弱かったです。(↑チャート)

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 0.88%
DAX】ドイツDAX指数: 0.69%
【PX1】フランスCAC40指数:
 1.70%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: -0.17% 

一方欧州が今週は強い。

ドイツとフランスが今週も史上最高値更新です。

イギリスは相変わらずヨコヨコですが一応陽線。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: 2.25%
【TAIEX】台湾加権指数: -0.52%
【SENSEX】インドSENSEX: -1.99%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -0.29%

台湾は今週も史上最高値を更新しましたが、上髭の長い十字線でひけました。

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:148.994円
直近の高値:2022年10月17日の週の151.944
直近の安値:2023年1月16日の週の127.215

ドル円は今週は陽線。約2円上昇しました。

まさかの陰線1本で終わるとは。。

後は来週の日銀、FOMC次第です。

ドルインデックスは陽線、ユーロと円は陽線でした。

 

 

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は14.42。15以下が続きます。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数138.91

CNNの「Fear & Greed index」は70。GREED(強気)です。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>2年債利回り>30年債利回り>10年債利回り>5年債利回り

米国の金利は一転今週は上昇。

日本の金利は今週も上昇しています。

コモディティ(商品)

エネルギー

WTI原油は少し上昇してきました。

  • 11月3日 中国の景気見通しに不透明感が広る。中東情勢の緊迫化への懸念が幾分和らぐ→下落
  • 11月30日 OPECプラスは追加減産で合意したが、実行されるか市場は懐疑的
    アンゴラは減産を拒否)
  • 24年1月8日 サウジアラビアは、アジア向け原油価格を大幅に引き下げる

天然ガス先物も10月を天井に最近は下落してます。2月も暖冬で需要が減りそうです。

貴金属など

銅

ゴールド(金CFD)は3月1週目に高値を更新しました。今週は陰線。

景気の先行指標のは年始を天井にゆるやかに下落中でトレンドはなし。

今週は大陽線(↑チャート)。11カ月ぶりの高水準。え?世界経済底打ちってこと??

www.bloomberg.co.jp

プラチナはトレンドなしのヨコヨコ。

 

CRB指数(国際商品先物指数)はヨコヨコですが、緩やかな上昇基調ですね。

仮想通貨

ビットコイン/ドルは堅調ですが、今週は十字線。

まとめ

米国のCPIそう簡単に落ちませんね。

簡単に利下げはできなさそうです。

そしてまた日銀のマイナス金利解除の観測報道です。

www.jiji.com

マイナス金利解除が織り込まれてこのドル円ですか。

思ったよりドル円が下がる(円高)にならないのかな?

銅が上昇してきたのも気になります。

今年もスポット購入できないのかなぁ。。

まぁなんにしても積立続けるだけです。