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【今週の重要指標と騰落率】2024年3月4日から3月8日|日経平均株価4万円突破

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

主要各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

1月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回3月19~20日

3月 ECB政策金利 4.5% 4.5% 4.5% (次回4月11日)

1月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回3月18~19日)

2月 英中銀政策金利 5.25% 5.25% 5.25% (次回3月21日)

2月 豪中銀政策金利 4.35% 4.35% 4.35% (次回3月19日)

2月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回4月10日)

3月 カナダ政策金利 5.0% 5.0% 5.0% (次回4月10日)

12月(第4四半期) スイス政策金利 1.75% 2.00% 1.75% (次回3月21日)

カナダ銀行は6日に金融政策を5.0%に据え置きました。

据え置きは5会合連続です。

利下げの検討には時期尚早であることを改めて強調しました。

 

ECB(欧州中央銀行は7日に金融政策を4.50%に据え置きました。

据え置きは4会合連続です。

  • 「2%上昇の物価目標に向けたインフレ率の低下の進展についてまだ十分な自信を持っていない」
  • 「6月会合でさらに多くのことが分かるだろう」→6月以降の利下げ示唆

FOMC12月のドットチャートと利上げ見通し

FOMC12月のドットチャート

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

12月に公表されたドットチャートの結果は以下の通り。

  • 2024年の利下げ回数が、前回は2回だったものが3回に増加

次回FOMCは3月19~20日です。

FedWatchでは、次回FOMC25ベーシスポイントの利下げ予想は3.0%(先週は4.0%)、据え置きが97.0%(先週は96.0%)になっています。

2024年の利下げは4回織り込まれています。

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いつから利下げが開始されるかが焦点

今週の重要指標とイベント

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数とは、ISM(Institute for Supply Management)が公表しているアメリカの景況感を示す指標。
数値が50%を上回れば景気拡大50%を下回れば景気後退と判断される。
製造業は翌月第1営業日、非製造業は第3営業日に発表される。

ISM(非)製造業景気指数

※製造業が50を割ったときの背景色をグレーにしています。

※数値は、前回、予想、結果の順

2月 ISM製造業景気指数 49.1 49.5 47.8

2月 ISM非製造業景気指数 53.4 53.0 52.6

  • ISM製造業は前回・予想より下振れ
    受注と生産、雇用も縮小
  • ISM非製造業は前回・予想より下振れ
    雇用の指数が48と低下

ISMはどちらも弱い結果で、ドル安に振れました。

米雇用統計

失業率

失業率は、労働人口に占める失業者の割合を示す。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの売り材料、予想より低い→米ドルの買い材料

非農業部門雇用者数

非農業部門雇用者数は、農業を除く分野で働く雇用者数。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの買い材料、予想より低い→米ドルの売り材料

米雇用統計

※数値は、前回、予想、結果の順

2月 失業率 3.7% 3.8% 3.9%

2月 非農業部門雇用者数[前月比] 35.3万人 20.0万人 27.5万人

2月 平均時給[前年比] 4.5% 4.4% 4.3%

2月 平均時給[前月比] 0.6% 0.3% 0.1%

  • 失業率は前回・市場予想を上回る
  • 非農業部門雇用者数は前回から減少だが、市場予想を上回る
  • 平均時給は前年比・前月比ともに前回・市場予想を下回る

2月の雇用統計はまちまちな結果ですが、どちらかというと悪いです。

雇用者数は市場予想よりは伸びましたが、過去2ヵ月分の雇用の増加数は、合計16万7000人下方修正されました。

失業率も2年ぶりの水準に上昇し、賃金の伸びも鈍化しました。

雇用統計を受け、早期の利下げ観測が強まりました。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

日経平均株価

【NI225】日経225: -0.56%
TOPIXTOPIX指数: 0.64%
MOSマザーズ指数: -1.13%

日経225は今週も史上最高値を更新しました。

終値は39688円でしたが、一時4万円台をつけました。

TOPIXはなんとか陽線でした。

アメリカの株価指数

ナスダック100

【DJI】ダウ指数: -0.93%
【SPX】S&P500指数: -0.26%
【NDX】ナスダック100指数: -1.55%

今週は全指数陰線。

しかしS&P500指数とナスダック100(↑チャート)は今週も史上最高値を更新しています。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : -0.30%
DAX】ドイツDAX指数: 0.45%
【PX1】フランスCAC40指数:
 1.18%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 0.3% 

ドイツとフランスが史上最高値更新です。

イギリスは相変わらずヨコヨコ。

新興国株価指数

【TAIEX】台湾加権指数

【HSI】香港ハンセン指数: -1.42%
【TAIEX】台湾加権指数: 4.49%
【SENSEX】インドSENSEX: 0.42%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: 0.46%

台湾とインド(↑チャート)は史上最高値を更新しました。

台湾の株価は半導体がけん引。

台湾積体電路製造(TSMC)の株価は4日上場来高値を更新しました。

www.bloomberg.co.jp

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:147.053円
直近の高値:2022年10月17日の週の151.944
直近の安値:2023年1月16日の週の127.215

ドル円は今週は大陰線。約3円も下落しました。陰線1本で終わるとは思えません。

ドルインデックスは3週連続陰線、ユーロと円は陽線でした。

 

 

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は14.73。15以下が続きます。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数141.18

CNNの「Fear & Greed index」は71。GREED(強気)に下がりました。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>2年債利回り>30年債利回り>10年債利回り>5年債利回り

米国の金利は今週も下落。

日本の金利は今週も上昇しています。

コモディティ(商品)

エネルギー

WTI原油は少し上昇してきました。

  • 11月3日 中国の景気見通しに不透明感が広る。中東情勢の緊迫化への懸念が幾分和らぐ→下落
  • 11月30日 OPECプラスは追加減産で合意したが、実行されるか市場は懐疑的
    アンゴラは減産を拒否)
  • 24年1月8日 サウジアラビアは、アジア向け原油価格を大幅に引き下げる

天然ガス先物も10月を天井に最近は下落してます。2月も暖冬で需要が減りそうです。

貴金属など

ゴールド(金CFD)

ゴールド(金CFD)は12月1週目の高値に再トライ中。今週も大陽線、高値を更新です。

景気の先行指標のは年始を天井にゆるやかに下落中でしたが、トレンドはなし。

プラチナも4月を天井にゆるやかに下落中です。

 

CRB指数(国際商品先物指数)はヨコヨコ。

仮想通貨

ビットコイン/ドル

ビットコイン/ドルは2021年の高値を更新しました。ビットコイン絶好調ですね。

まとめ|よそ見

ゴールド、ビットコイン、そして債券と今後の上昇に期待して手を出してしまいそうになります。

誘惑されないように毎週の観測を辞めようかとも思いますが、、

ビットコインは買わないと決めていますが、上がっていると素直にうらやましいと思ってしまう(笑)

ゴールドは金利つかないので、安全資産としてはリタイア直前でいいかなと思って抑えています。

そもそも新NISAの積み立てスピードを考えると、かなりのペースで現金比率が減る予定なので、よそ見する余剰資金なんてないんですよね。

ぶっちゃけ観測するのは株価指数だけでいいんですが・・・

誘惑に惑わされないようにがんばります。