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【今週の重要指標と騰落率】2024年2月11日から2月17日|米CPI上昇で再びドル円150円台へ

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

主要各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

1月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回3月19~20日

1月 ECB政策金利 4.5% 4.5% 4.5% (次回3月7日)

1月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回3月18~19日)

2月 英中銀政策金利 5.25% 5.25% 5.25% (次回3月21日)

2月 豪中銀政策金利 4.35% 4.35% 4.35% (次回3月19日)

11月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回2月28日)

1月 カナダ政策金利 5.0% 5.0% 5.0% (次回3月6日)

12月(第4四半期) スイス政策金利 1.75% 2.00% 1.75% (次回3月21日)

FOMC12月のドットチャートと利上げ見通し

FOMC12月のドットチャート

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

12月に公表されたドットチャートの結果は以下の通り。

  • 2024年の利下げ回数が、前回は2回だったものが3回に増加

次回FOMCは3月19~20日です。

FedWatchでは、次回FOMC25ベーシスポイントの利下げ予想は10.5%(17.5%)、据え置きが89.5%(82.5%)になっています。

利下げ予想が随分減りました。最近の米国指標は非常にいいですからね。

2024年の利下げは5回織り込まれています。

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いつから利下げが開始されるかが焦点

今週の重要指標とイベント

CPI(消費者物価指数

CPI(消費者物価指数とは、物価の動きを把握するための経済指標で、毎月発表される。
コアCPIとは、CPIから価格変動の激しい品目を取り除いたもの。日本では生鮮食品、米国では食料品やエネルギー品目など除く。

消費者物価指数(CPI)前年比

消費者物価指数(CPI)前年比

▼前年比

※数値は、前回、予想、結果の順

1月 消費者物価指数(CPI) [前年比] 3.4% 2.9% 3.1%

1月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年比] 3.9% 3.7% 3.9%

  • 前年比のCPIは前回を下回るが、市場予想を上回る3.1%
  • 前年比のCPIコアは市場予想を上回る3.9%

消費者物価指数(CPI)前月比

消費者物価指数(CPI)前月比

▼前月比

※数値は、前回、予想、結果の順

1月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 0.3% 0.2% 0.3%

1月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]  0.3% 0.2% 0.4%

  • 前月比のCPIコアは前回を上回る0.3%

1月のCPIは予想より上振れしました。

食品、自動車保険、医療費、住居費が上昇しました。

利下げ見通しが後ずれしました。

生産者物価指数(PPI

PPI(生産者物価指数)

PPI(生産者物価指数)とは、生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格を指数化した経済指標で、毎月発表される。
コアPPIとは、PPIから価格変動の激しい食料品やエネルギー品目など除いたもの。
PPI(生産者物価指数)は川上での価格動向を示し、CPI(消費者物価指数)は川下に位置し、PPIが先行する。

※数値は、前回、予想、結果の順

▼前年比

1月 生産者物価指数(PPI)[前年比] 1.0% 0.6% 0.9%

1月 生産者物価指数(コアPPI)[前年比] 1.8% 1.7% 2.0%

▼前月比

1月 生産者物価指数(PPI)[前月比] -0.1% 0.2% 0.3%

1月 生産者物価指数(コアPPI)[前月比] 0.0% 0.1% 0.5%

  • 1月のPPIは、前月比0.3%の上昇で、5か月ぶりの大幅な伸び

サービス価格の大幅な上昇が全体を押し上げました。

米小売売上高

※数値は、前回、予想、結果の順

1月 小売売上高[前月比] 0.6% 0.1% -0.8%

1月 コア小売売上高[前月比] 0.4% 0.3% -0.6%

  • 小売売上高は前回・市場予想を大幅に下回る、10か月ぶりの大幅減

冬の悪天候が影響した可能性があるようです。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225

【NI225】日経225: 4.31%
TOPIXTOPIX指数: 2.61%
MOSマザーズ指数: 6.16%

日経225とTOPIXは今週も高値を更新しました。

日経は4.31%も上昇しました。過去最高値まで86円ですか?あと少しです。

アメリカの株価指数

【SPX】S&P500指数

【DJI】ダウ指数: -0.11%
【SPX】S&P500指数: -0.42%
【NDX】ナスダック100指数: -1.54%

今週は全指数陰線ですが、すべて史上最高値を更新しました。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 1.84%
DAX】ドイツDAX指数: 1.13%
【PX1】フランスCAC40指数: 1.58%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: -0.04% 

欧州は全指数陽線でした。

ドイツ・フランスは史上最高値更新です。

新興国株価指数

【SENSEX】インドSENSEX

【HSI】香港ハンセン指数: 3.77%
【TAIEX】台湾加権指数: 2.82%
【SENSEX】インドSENSEX: 1.16%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: 1.13%

大型連休明けの台湾は史上最高値更新しました。

窓開けて大幅上昇です。

半導体関連が大幅高でした。

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:150.185円
直近の高値:2022年10月17日の週の151.944
直近の安値:2023年1月16日の週の127.215

ドル円は陽線。

今週は150円台に乗せて終わりました。

鈴木財務相や神田財務官の口先介入が始まりました。

あまり影響はなさそうです。

www.bloomberg.co.jp

ドルインデックスは上髭の長い陽線、ユーロは辛うじて陽線、円は引き続き下落です。

 

 

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は14.25。15以下が続きます。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数142.62

CNNの「Fear & Greed index」は77。EXTREME GREED(極度の強気)です。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>2年債利回り>30年債利回り>10年債利回り>5年債利回り

米国債利回りは短期も長期も上昇です。

日本の金利も上昇傾向。

コモディティ(商品)

エネルギー

WTI原油は今週は陽線でした。

  • 11月3日 中国の景気見通しに不透明感が広る。中東情勢の緊迫化への懸念が幾分和らぐ→下落
  • 11月30日 OPECプラスは追加減産で合意したが、実行されるか市場は懐疑的
    アンゴラは減産を拒否)
  • 24年1月8日 サウジアラビアは、アジア向け原油価格を大幅に引き下げる

天然ガス先物も10月を天井に最近は下落してます。2月も暖冬で需要が減りそうです。

今週も大陰線でした。

貴金属など

ゴールド(金CFD)は12月1週目の高値更新に再トライ中ですが、最近は弱い。

景気の先行指標のは年始を天井にゆるやかに下落中でしたが、トレンドはなし。

プラチナも4月を天井にゆるやかに下落中です。

 

CRB指数(国際商品先物指数)は最近は下落傾向、今週は陰線。

仮想通貨

ビットコイン/ドル

ビットコイン/ドルは上昇トレンドの上限にタッチしました。

まとめ

今週も株価指数は堅調です。

しかし日本のGDPは2四半期連続でマイナスですね~。

あんまり株価が好調だと、待機している現金を遊ばせているのが勿体ないと感じてしまいますね。

そこで債券ETFを買い増ししようかと思いましたが、ドル円が150円。。

ETFを買うには自分で一回ドル転しないといけないので、ドル円レートで二の足を踏んでしましますね。

やっぱり為替レートを直視しなくて済む投資信託が好きだなぁ。。