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【今週の重要指標と騰落率】2023年10月23日から10月27日|米国の指標は堅調、金利もそろそろピークアウト?

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

主要各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

9月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回10月31~1日)

10月 ECB政策金利 4.5% 4.5% 4.5% (次回12月14日)

9月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回10月30~31日)

9月 英中銀政策金利 5.25% 5.5% 5.25% (次回11月2日)

10月 豪中銀政策金利 4.1% 4.1% 4.1% (次回11月7日)

10月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回11月29日)

10月 カナダ政策金利 5.0% 5.0% 5.0% (次回12月6日)

9月(第3四半期) スイス政策金利 1.75% 2.00% 1.75% (次回12月14日)

欧州中央銀行(ECB)は、政策金利を4.5%に据え置きました。

2022年7月からの10回連続利上げの利上げを停止しました。

以下ラガルド総裁の記者会見での発言。

  • 「利下げについて議論することは全く時期尚早だ」
  • 金利を据え置いたことは、今後の利上げは一切ないという意味ではない」

各国、利上げを一旦停止にしています。

FOMC9月のドットチャートと利上げ見通し

FOMC9月のドットチャートと利上げ見通し

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

9月に公表されたドットチャートの結果は以下の通り。

  • 年末までに5.6%に上昇すると予想されています。(6月と予想変わらず)
  • 2024年、2025年に関しては、前回のドットチャートでは1.00%の利下げが予想されていたが、0.50%に利下げ幅が縮小

次回FOMCは10月31~11月1日です。

FedWatchでは、次回FOMC利上げなしが99.9%0.25ポイントの利下げが0.1%になっています。

利上げ予想は消え、なんと利下げ予想が0.1%です。

さすがに今年利下げはないだろうと思います(笑)

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12月に利上げあるでしょうか

今週の重要指標とイベント

米PMI(購買担当者指数)

PMI(購買担当者景気指数)

PMI(購買担当者景気指数)とは、企業の購買担当者へのアンケート結果をもとに景況感を指数化した指標。
数値が50を上回れば景気拡大50を下回れば景気後退と判断される。
製造業PMIはGDPより2ヵ月先行しているため、マーケットで注目される。

※数値は、前回、予想、結果の順。

  • 10月 製造業PMI 49.8 49.5 50.0
  • 10月 非製造業(サービス業)PMI 50.1 49.8 50.9
  • 10月 総合(コンポジット)PMI 50.2 50.1 51.0

  • 総合PMIは51で3カ月ぶりの高水準
  • 製造業、サービス業ともに前回より上昇、50以上を維持

良好な結果で、アメリカ経済の底堅さを示しました。

 

米実質GDP

GDP国内総生産

GDP国内総生産とは、国内で新たに生産された財やサービスの「付加価値」の総額。実質GDPは、名目GDPから物価変動の影響を除いたもの。

四半期ごとに発表され、速報値は四半期終了後の翌月末に発表される。

多くの国では2期連続でGDPがマイナスになるとリセッション(景気後退)とみなされる(=テクニカル・リセッション)が、実際の判断は全米経済研究所(NBER)が行う。

※数値は、前回、予想、結果の順

第3四半期 実質GDP[前期比年率] 2.1% 4.3% 4.9%

  • 7~9月(第3四半期)の米GDPは前期比で大幅に増加、二年ぶりの高い伸び
  • 5四半期連続のプラス成長
  • 企業の設備投資は減少、住宅投資は増加、輸出と輸入は増加

利上げでも強い個人消費が示されました。

米PCEデフレータ(個人消費支出)

PCEデフレーター(個人消費支出)

PCEデフレーター(個人消費支出)とは、個人消費の物価動向を示す指標。

PCEデフレーターから、価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたものをPCEコアデフレーターといい、CPIより調査対象となる範囲が広く、FRBが最も重視している物価指数である。
米商務省が毎月末に発表している。

※数値は、前回、予想、結果の順

  • 9月PCEデフレータ[前月比] 0.4% 0.4% 0.4%
  • 9月PCEデフレータ[前年比] 3.5% 3.4% 3.4%
  • 9月PCEコアデフレータ[前月比] 0.1% 0.1% 0.3%
  • 9月PCEコアデフレータ[前年比] 3.9% 3.7% 3.7%
  • 9月個人所得[前月比] 0.4% 0.4% 0.3%
  • 9月個人支出[前月比] 0.4% 0.4% 0.7%
  • 前年比のコアPCEは3.7%で、2年余りぶりの低水準
  • 個人支出が個人所得を大きく上回る
  • 貯蓄率は減少

インフレが鈍化しています。

年内の利上げはないかもしれません。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【TOPIX】TOPIX指数

【NI225】日経225: -0.86%
TOPIXTOPIX指数: -0.04%
MOSマザーズ指数: -2.33%

日本株は、21年9月14日の高値を23年5月15日に更新し、現在の高値は9月11日の週です。(↑チャート)

ということで、この高値から10%下落するとルール②でスポット購入しないといけないん。

しかし結局長い下髭となり、下落率は7.52%で終わりました。

アメリカの株価指数

【SPX】S&P500指数

【DJI】ダウ指数: -2.14%
【SPX】S&P500指数: -2.53%
【NDX】ナスダック100指数: -2.61%

米国株はすべて陰線です。

日本株と違って、まだ2022年1月3日の高値を更新できてないので、しばらくはルール②の点灯はありません。

しかしルール①はいつでも点灯しそうな状況になってきました。

ルール①の条件の一つ、RSIが40を切っているんですよね。

あとは騰落率が-4%になればルール①点灯です。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : -1.50%
DAX】ドイツDAX指数: -0.75%
【PX1】フランスCAC40指数: -0.31%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: -2.42% 

欧州も全指数陰線。

イギリスは2月、ドイツは7月、フランスは4月を高値に下落中。

ユーロ圏のPMIの結果はよくありませんでした。

中東情勢で天然ガス価格の上昇が影響しそうですね。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: 1.32%
【TAIEX】台湾加権指数指数: -1.86%
【SENSEX】インドSENSEX: -2.47%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -0.32%

新興国はハンセンは陽線。

しかしがっつり下降トレンド続行中。

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:149.595円
直近の高値:2022年10月17日の週の151.944
直近の安値:2023年1月16日の週の127.215

ドル円は上髭のある短い陰線。

一時150.7円までいったようですが、PCEデフレーターをうけてその後ずいぶん売られたようです。

上昇トレンドは続行中。

主要通貨インデックス

ドルインデックスは陽線ですが、上値がおもくなってきました。

ユーロインデックスは上髭の長い短陰線。

円指数は短陽線です。

注目は来週の日銀政策決定会合ですね。

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は21.6。最近は8月末から上昇傾向にあります。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数132.74。こちらは若干下落傾向。

CNNの「Fear & Greed index」は24。EXTREME FEAR(超弱気)になりました。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>30年債利回り>2年債利回り>10年債利回り5年債利回り

長短金利差が縮小しています。

今週遂に30年債利回りが2年債利回りに追いつきましたね。

日本の金利はじりじり上昇しています。

コモディティ(商品)

エネルギー

WTI原油は6月から上昇傾向。

  • 10月4日発表のガソリン在庫が、予想-28.0万バレルのところ、648.1万バレルと大幅に積みあがった→急落

天然ガス先物は下落トレンドでしたが、4月に底打ちして上昇傾向。今週は大陽線。

貴金属

ゴールドは上昇トレンドでしたが、5月1日の週を天井に下落していましたが、ここ最近は3週連続大陽線。

景気の先行指標のは年始を天井にゆるやかに下落中。

プラチナは4月を天井に下落中です。

 

バルチック海運指数は2021年10月を天井に下落トレンドですが、9月から上昇傾向。

今週は大陰線。

CRB指数(国際商品先物指数)はなだらかな下落トレンドでしたが、3月を底に100EMAを支持線にゆるやかに上昇。

仮想通貨

仮想通貨

ビットコイン/ドルは6月の高値を完全に上抜け。上昇中です。

 

まとめ|そろそろスポット購入ルール点灯か

そろそろどの指数にスポット購入ルールが点灯してもおかしくない状況になってきました。

今年もあと2ヵ月なのに・・・どうせなら非課税枠で購入したいので、来年まで待ってくれないでしょうか(笑)

まぁ実際点灯したら喜んで買いたいと思うので、見逃さないようにしたいと思います。

 

先週EDVが騰落率-7.48%、RSIも22%になっていたので、50万円分買い増ししました。

これで10月の買い増しは100万円になりました。

もうそろそろ米国の金利もピークアウトなのでは?と思っているのですが、どうなのでしょうかね?

貪欲にインカムもキャピタルも狙ってます。そううまくいくかな?!

こっちもどうなるか今後楽しみにしています!