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【今週の重要指標と騰落率】2023年10月9日から10月13日|ハマスのイスラエル攻撃後の金融市場

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

主要各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

9月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回10月31~1日)

9月 ECB政策金利 4.0% 4.25% 4.25% (次回10月26日)

9月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回10月30~31日)

9月 英中銀政策金利 5.25% 5.5% 5.25% (次回11月2日)

10月 豪中銀政策金利 4.1% 4.1% 4.1% (次回11月7日)

10月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回11月29日)

9月 カナダ政策金利 5.0% 5.0% 5.0% (次回10月25日)

9月(第3四半期) スイス政策金利 1.75% 2.00% 1.75% (次回12月14日)

 

FOMC9月のドットチャートと利上げ見通し

FOMC9月のドットチャートと利上げ見通し

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

9月に公表されたドットチャートの結果は以下の通り。

  • 年末までに5.6%に上昇すると予想されています。(6月と予想変わらず)
  • 2024年、2025年に関しては、前回のドットチャートでは1.00%の利下げが予想されていたが、0.50%に利下げ幅が縮小

次回FOMCは10月31~11月1日です。

FedWatchでは、次回FOMC利上げなしが93.8%(先週は88.8%)0.25ポイントの利上げが6.2%(先週は11.2%)になっています。

長期金利が上昇しているので、利上げは必要ないだろうという雰囲気になってきました。

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年内あと2回のFOMCがありますが12月に利上げされるでしょうか

今週の重要指標とイベント

消費者物価指数(CPI)

CPI(消費者物価指数

CPI(消費者物価指数とは、物価の動きを把握するための経済指標で、毎月発表される。
コアCPIとは、CPIから価格変動の激しい品目を取り除いたもの。日本では生鮮食品、米国では食料品やエネルギー品目など除く。

消費者物価指数(CPI)前年比

消費者物価指数(CPI)前年比

▼前年比

※数値は、前回、予想、結果の順

9月 消費者物価指数(CPI) [前年比] 3.7% 3.6% 3.7%

9月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年比] 4.3% 4.1% 4.1%

  • 前年比のCPIは市場予想を上回る3.7%
  • 前年比のCPIコアは前回を下回るが、市場予想と同じ4.1%
消費者物価指数(CPI)前月比

消費者物価指数(CPI)前月比

▼前月比

※数値は、前回、予想、結果の順

9月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 0.6% 0.4% 0.4%

9月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]  0.3% 0.4% 0.3%

  • 前月比のCPIは市場予想と同じ0.4%
  • 前月比のCPIコアは市場予想を下回る0.3%

家賃やガソリン代で上昇しましたが、伸びは鈍化しています。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225

【NI225】日経225: 4.26%
TOPIXTOPIX指数: 1.97%
MOSマザーズ指数: -2.57%

今週はマザーズのみ陰線。

今週はTOPIXより日経の方が強いですね。(↑チャート)

マザーズは2週連続陰線。日本のグロースは買う気がしないですね。。

アメリカの株価指数

【SPX】S&P500指数

【DJI】ダウ指数: 0.27%
【SPX】S&P500指数: 0.45%
【NDX】ナスダック100指数: 0.15%

米国株はすべて陽線ですが、上髭が長い。

S&P500指数は上昇トレンドの下限で反発してます。(↑チャート)

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 1.40%
DAX】ドイツDAX指数: -0.28%
【PX1】フランスCAC40指数: -0.80%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 0.21% 

欧州はイギリスのみ陽線。

イギリスは2月、ドイツは7月、フランスは4月を高値にゆるやかに下落中。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: 1.87%
【TAIEX】台湾加権指数指数: 1.59%
【SENSEX】インドSENSEX: 0.44%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -0.18%

新興国はすべて陽線。今週は堅調でした。

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:149.554円
直近の高値:10月17日の週の151.944
直近の安値:1月16日の週の127.215

ドル円は短陽線ですが上昇トレンド続行中。

過熱感はないですが、150円は上値が重い。

主要通貨インデックス

ドルインデックスは先週は上髭の長い陰線でしたが、今週はしっかり陽線。

ユーロインデックスは先週陽線になったものの、今週は上髭の長い短陰線でした。

上昇がしっかり否定されましたね。

円指数も同様に陰線です。

リスクオフの円買いにはなりませんでした。

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は19.3。20以下ですが、20にせまってきました。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数144.3。下落傾向だったんですが、今週は大陽線。

CNNの「Fear & Greed index」は29。FEAR(弱気)です。先週と同じ。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>2年債利回り30年債利回り>5年債利回り10年債利回り

先週は10年債、30年債といった長期債の利回りが急上昇し、長短金利差が一気に縮小しました。

今週は長期金利が一旦落ち着きました。

日本の金利上昇も少し落ち着きました。

コモディティ(商品)

エネルギー

WTI原油

WTI原油は6月から上昇傾向。先週は大陰線でしたが、今週は陽線。

はらみ線になっています。やっぱり上昇かな?

  • 10月4日発表のガソリン在庫が、予想-28.0万バレルのところ、648.1万バレルと大幅に積みあがった→急落

天然ガス先物は下落トレンドでしたが、4月に底打ちして上昇傾向。

イスラエルハマスの戦争では天然ガスの方が影響あるかもしれませんね。

イスラエル産油国ではないので・・・

貴金属

ゴールド

ゴールドは上昇トレンドでしたが、5月1日の週を天井に下落中。

今週は久々の大陽線。リスクオフのゴールド買いですか?(↑チャート)

景気の先行指標のは年始を天井にゆるやかに下落中。

現在はっきりしたトレンドはないですが、弱いですね。

プラチナは4月を天井に下落中です。

 

バルチック海運指数は2021年10月を天井に下落トレンドですが、9月から上昇傾向。

CRB指数(国際商品先物指数)はなだらかな下落トレンドでしたが、3月を底に100EMAを支持線にゆるやかに上昇。

仮想通貨

8月18日にイーロン・マスク氏のスペースX社が、ビットコインを全額売却したとの報道がウォール・ストリート・ジャーナルから出てから下落傾向。

ビットコイン/ドルは現在は200EMAに支えられ、ヨコヨコ。

まとめ

リスクオフのドル買い、円買いになるかと思いきや、円は買われませんでした。

ただエネルギーはちょっと上昇してます。

地政学リスクからゴールドはしっかり上昇。

意外と反応が遅いというか、日が経つに売れ、長引くかもしれない予想の方が優勢になったのか。

ゴールドは前から興味あるんですが、なかなか難しい。

コモディティは簡単にポートフォリオに入れることはなさそう。

 

ところでちまちまFXをデイトレでやってるんですが、最近酷い。損切貧乏になりそうです。

やっても資産が減るだけなので、しばらくお休みすることにしました。

去年の利益を食いつぶすだけになりそうなので。

現状為替市場とても難しいです。

そろそろ利上げも終わりそうで、ドル買いしておけばいいという感じでもないですね。

CPIも落ち着きそうだし。

ただ高い金利を維持する期間が長くはなりそう。

ファンダ的に硬いのはユーロ安だと思ってるので、ユーロドルショートかなとは思ってますが・・・

円は金融政策変更したとしても、アメリカとの金利差はあるからなぁ。

まだ先の話ですね。

しかしなんでこんな転換期にFXやってるんだ?と冷静になりました(笑)

短期足とはいえ、もっと簡単な相場はもっとあるはず。。

あえて難しい時期にやる必要はないですよね。

いかにトレードしないかが重要ですね。