勉強のために、今週の騰落率と市況についてまとめます。
スポット購入の参考になれば幸いです。
騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください
今週の重要指標とイベント
今週は政策金利オンパレードです。
FOMC
FRB政策金利
市場予想通り0.75%引き上げの1.75%としました。
これが0.5%で留まれば、ドル安になるのではないかと思っていましたが、市場の予想通りでした。
それだけCPIの結果が衝撃だったんですね。
7月は0.5%か0.75%が見込まれているようです。
パウエルさんさぁ…
ほんと「インフレは一時的」とか言ってた頃は見通しが甘かったですね
6月のドットチャート
2022年末に3.375%の政策金利が見込まれています。
現在の金利は1.75%ですから、残りの1.625%を7、9、11、12月の残り4回のFOMCで消化していくこととなります。
FOMC直後の株高とドル安が解せないんですけど!
スイス中銀政策金利
続いて、今週最大のサプライスのスイス中銀の政策金利です。
ぶっちゃけノーマークでした。
※数値は、前回、予想、結果の順
6/16(木) 第2四半期 スイス中銀政策金利 -0.75% -0.75% -0.25%
市場予想は-0.75%で変わらず予想でしたが、結果は0.5%引き上げの-0.25%としました。
2007年9月以来、15年ぶりの利上げです。
サプライズ利上げを受け、スイスフランは急伸しました。
英中銀政策金利
※数値は、前回、予想、結果の順
06/16(木) 6月 英中銀政策金利 1.0% 1.25% 1.25%
9人のうち6人が0.25%の引き上げに賛成、3人は0.5%の引き上げを主張していました。
世界的に利上げが進んでるね
日銀政策金利
さて注目の日銀金融政策決定会合です。
※数値は、前回、予想、結果の順
06/17(金) 6月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1%
安心してください、日銀はぶれませんでした。
現行の金融緩和は変更せずでした。
黒ちゃんがぶれるわけないんだよなぁ!ということで円安再開
安心していいのか…?今金融緩和してるのって日本とトルコくらいか?
今週の主要株価指数の騰落率
日本の株式指数
日経225は週の頭から下落。陽線を付けたのは1日のみでした。
下降チャネルを上抜けしていましたが、下降チャネルの上限でサポートされず、あっさり下降チャネルに戻ってきてしまいました。
5/12の安値でとまりましたね。
やはり米国の下げトレンドには勝てませんか…
25700~28300円あたりでレンジになるんでしょうか。
TOPIXは6/13に前場-2.01%引け、6/17は前場-2.03%引けで、それぞれETFが701億円購入されました。
マザーズ指数は2月の安値を更新しました。
おいおい、マザーズはコロナショックまで下げる気かい?
まだまだナスダックが下げそうだから、普通にコロナショックの安値割りそうだよね…
全指数-5%以上の騰落率です。
マイナス4%ルール点灯ですが、高値からの下落率で買うので、今回はスルーしようかな?買っても1か月分かな…
アメリカの株価指数
【DJI】ダウ指数: -4.79% (RSI:27.14%)
【SPX】S&P500指数: -5.79% (RSI:26.14%)
【NDX】ナスダック100指数: -4.79% (RSI:26.27%)
今週は3指数とも安値を更新しました。マイナス4%ルール点灯です。
ダウとS&P500は強い陰線が2本並ぶ形に。
200EMAで止まりましたが、ここで終わるとも思えません。
S&P500指数は直近高値からの下落率が-23.74%で、20%台になったので2ヵ月分スポット購入します。
ナスダックは上髭下髭を付けた短めの陰線です。
ナスダック100は、200EMAを下抜けしました。
直近高値からの下落率が-32.8%で、30%台になったので3ヵ月分スポット購入します。
先進国の株価指数
今週は欧州は3指数とも陰線でした。
しかし安値はまだ更新していませんね。
マイナス4%ルール点灯です。
TOKは直近高値からの下落率が-22.93%で、20%台になったので2ヵ月分スポット購入します。
新興国の株価指数
ハンセン指数は6週間ぶりの陰線。
インドは3/7の安値を下抜けしました。
安値更新です。
その他指数の動向
VIX指数
VIXは31.12です。上がってきましたね。
一方需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数は121.15。
こちらは4月から下落しているんですよね。140を超えたら注意。
市場はまだヨユーって感じ
米国債券利回り
3週連続陽線ですが、上髭が凄い短陽線です。
現在10年債利回りは3.231%です。
現在、逆イールド発生中です。
30年債利回り>10年債利回り>5年債利回り>2年債利回り
と並ぶのが順イールドですが、
6月18日現在、利回りが高い順に、
5年債利回り>30年債利回り>10年債利回り>2年債利回り
と5年債が最も利回りが高くなっており、部分的に逆イールドが発生しています。
景気後退懸念再び・・・ですね
コモディティ(商品)
ゴールドも、景気の先行指標の銅も強い陰線。
CRB指数(国際商品先物指数)はやっと陰線になりました。
少しコモディティ上昇が落ち着いてきたんでしょうか。
仮想通貨
仮想通貨は更に厳しい状態に陥っています。
6月12日、仮想通貨のシャドーバンクのセルシウス・ネットワークが、引き出しを一時停止しました。
それに続き、バベル・ファイナンスも引き出しを停止しました。
引き出せないとか、ポンジスキームかよ
ビットコイン/米ドルは今週は先週以上の陰線。
イーサリアム/米ドルも同様です。なんと11週連続陰線です。
両方とも週足の200EMAを下抜けしてしまいました。
もう下値支持線になるものなくない?
Twitterで話題のSTEPN/USDは7週連続陰線です。
十字線に近い短陰線。上髭下髭が凄い。
先週より下の価格で引けています。
まとめ|ネタが多すぎる1週間
仮想通貨(セルシウス)、ドル円135円到達、FOMC0.75利上げ、予想外のスイス利上げ、米国株今度こそ弱気相場入り、日銀は金融緩和継続、ドル円の金曜日のボラティリティと、ネタに事欠かない1週間で、記事タイトルを悩みました(笑)
FOMC後は株高に触れたのでファンダメンタルズ分析的に0.75%利上げなのに何故だろうと思いましたが、結果的には週足ではきれいな陰線でした。
日足だと振り回されそうです。やはり週足で捉えた方がいいですね。
重要なのは終値です。
週足の終値が確定して判断していこうと思います。
1日経ってから、「やっぱり下だわ」ってなるのやめて(笑)
今週はスポット購入多いけど、反騰したところで約定しないことを祈る。。
▼スポット購入(買い増し)
【S&P500】買い増しタイミング①|騰落率-4%ルール、-5%ルール、-10%ルール
【S&P500】買い増しタイミング②|騰落率-4%ルールにRSIを追加した結果
【ナスダック100】買い増しタイミング①|騰落率-4%ルール、-5%ルール、-10%ルール
【ナスダック100】買い増しタイミング②|騰落率-4%ルールにRSIを追加した結果
【日経225】買い増しタイミング①|騰落率-4%ルール、-5%ルール、-10%ルール
【日経225】買い増しタイミング②|騰落率-4%ルールにRSIを追加した結果