おふたりさまのアーリーリタイア

DINKs(夫正社員+妻派遣)夫婦が、経済的に安定してアーリーリタイアを目指します。

【今週の騰落率】2022年6月6日から6月10日|インフレ止まらず景気後退懸念再び

今週の騰落率

勉強のために、今週の騰落率と市況についてまとめます。

スポット購入の参考になれば幸いです。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

今週の重要指標とイベント

豪中銀政策金利

豪中銀政策金利

※数値は、前回、予想、結果の順

6/7 6月 豪中銀政策金利 0.35% 0.6% 0.85%

市場予想を上回る0.5%引き上げの0.85%としました。

かなりのサプライズで、一時豪ドル円も96.88円の高値を付けましたが、現在調整中です。

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100円台が夢じゃなくなってきました

ECB政策金利

※数値は、前回、予想、結果の順

6/9 ECB政策金利 0.0% 0.0% 0.0%

  • 7月に政策金利を0.25%引き上げる意向を示す
  • インフレ率が悪化すれば、9月にも利上げ

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ECBの政策理事会通過後、ユーロも落ち着いてきました

消費者物価指数(CPI)[前年同月比]

米CPI

※数値は、前回、予想、結果の順

6/10 5月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比] 8.3% 8.3% 8.6%

6/10 5月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比] 6.2% 5.9% 6.0%

  • 前年比のCPIは前年比8.6%と、予想を上回る上昇。
  • 前年比のCPIコア指数は、前回よりも下回ったが、予想より上回る。

CPI(消費者物価指数

CPI(消費者物価指数とは、物価の動きを把握するための経済指標で、毎月発表される。
コアCPIとは、CPIから価格変動の激しい品目を取り除いたもの。日本では生鮮食品、米国では食料品やエネルギー品目など除く。

消費者物価指数(CPI)[前月比]

米CPI前月比

※数値は、前回、予想、結果の順

6/10 5月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 0.3% 0.6% 1.0%

6/10 5月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]  0.6% 0.4% 0.6%

  • 前月比のCPIは前回の0.3%から1.0%と、大幅な上昇。市場予想よりも上回った
  • CPIコア指数も予想よりも上回った

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やはりインフレのピークアウトにはまだまだのようです
原油も上昇してるし…まだまだインフレとの闘いは続く

来週の注目指標

来週の注目指標は以下の通りです。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

日経225チャート

【NI225】日経225: 0.23%
TOPIXTOPIX指数: 0.51%

MOSマザーズ指数: 2.50%

日経225は、一旦200日単純移動平均線を上抜けしましたが、3/22週の高値は上抜けできませんでした。

この高値(28338円)が上値抵抗線となり、跳ね返されました。

日足でも上抜けできていません。

28338円を終値で上抜けできれば、上昇トレンド開始(レンジになるかもしれませんが)の可能性があるのですが…

 

チャネルを抜けるときは、リターンムーブという現象がみられることがあります。

チャネルや抵抗線をブレイク(上抜け)した後、またトレンドラインに戻ろうとする現象です。

現在リターンムーブが起こっていると考えれば、下降チャネルの上限が今度は下値支持線(サポートライン)として機能し、上昇に転じる可能性があります。

この28338円を上抜けできないと上昇トレンドにはなりません。

 

ちなみにTOPIXは週足で見ると上値を完全に抑えられている形です。

上髭が凄い。こちらも面白いですね。

 

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チャート的に面白くなってきました

アメリカの株価指数

【DJI】ダウ指数: -4.58%
【SPX】S&P500指数: -5.06% (RSI:32.62)
【NDX】ナスダック100指数: -11.32% (RSI:25.90)

3指数とも大陰線です。先々週の大陽線を打ち消す形です。

ただ安値は更新してません。

ナスダック100は、フィボナッチ0.5(11768ポイント)を下抜けしました。

マイナス4%ルール点灯です。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : -2.86%
DAX】ドイツDAX指数: -4.83%
【PX1】フランスCAC40指数: -4.60%


★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: -4.90%(RSI:32.71)

今週は欧州は3指数とも陰線でした。

先進国株もマイナス4%ルール点灯です。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: 3.43%
【SENSEX】インドSENSEX: -2.63%


★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -1.54%

ハンセン指数は5週連続陽線です。

下降トレンドは継続中です。レンジの上限といったところでしょうか。

 

インドは3/7の安値を下抜けせずに堪えてます。4週ぶりの陰線。

また下値を試しにいきそうです。

その他指数の動向

VIX指数

VIXは6週ぶりの陽線となりました。現在27.74です。

米国債券利回り

2週連続のしっかりした陽線です。

現在10年債利回りは3.159%です。

CPI後の伸びが強かったですね。

ドル円も上昇開始か?

コモディティ(商品)

WTI原油は十字線ですが、高値で止まっています。

ゴールドは陽線、景気の先行指標の銅は先週の上昇を打ち消す長い陰線。

CRB指数(国際商品先物指数)はまだ高値更新中。

資源高によるインフレ懸念が継続、そして景気後退の不安が増してきました。

仮想通貨

仮想通貨は依然厳しい状態です。

ビットコイン/米ドルは先週やっと陽線でしたが、今週は陰線。上昇は打ち消されました。

イーサリアム/米ドルは10週連続陰線です。

週足の200EMAに迫ってきましたね。

Twitterで話題のSTEPN/USDは6週連続陰線です。

カネ余りの象徴で買われていた仮想通貨が売られています。

ハイイールド債(ジャンク債)

大大陰線。

楽観が打ち消された感じです。

まとめ|景気後退懸念

全体的にリスクオフの雰囲気。

リスクオフといっても円高にはなっていませんね。

ただドルは再び上昇を始めています。

 

インフレが止まらず、景気後退懸念が強まっているように感じます。

リスクのある商品の売りが進んでいるようです。

 

日本株は悪くないですね。

米国株にひっぱられて下がるかどうか、注目してます。

 

今週はマイナス4%ルールが米国株と先進国株で点灯しましたが、高値からの下落率を5%更新する度に買うルールだけもいい気がして、少し迷ってきました。

下降トレンドの今、両方やる必要はあるのだろうか。

(ちなみに両方のルールが発動した場合は、金額が多い方を採用しています)

どうしようかな~少し考えてみます。