勉強のために、今週の騰落率と市況についてまとめます。
スポット購入の参考になれば幸いです。
騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください
今週の重要指標とイベント
米国PMI
※数値は、前回、予想、結果の順
06月 製造業PMI 57.0 56.2 52.4
06月 サービス業PMI 53.4 53.6 51.6
06月 総合PMI 53.6 - 51.2
製造業PMI、サービス業PMIともに、予想より低い数値となりました。
インフレにより、需要減少、製造業の受注、生産の縮小につながっています。
指数は50を超えてはいますが、米国経済の失速が見られます。
PMI(購買担当者景気指数)とは、企業の購買担当者へのアンケート結果をもとに景況感を指数化した指標。
数値が50を上回れば景気拡大、50を下回れば景気後退と判断される。
製造業PMIはGDPより2ヵ月先行しているため、マーケットで注目される。
ユーロのPMIも予想より低い数値でした。ユーロが弱い展開です
日本全国消費者物価指数(CPI)
※数値は、前回、予想、結果の順
05月 全国消費者物価指数(CPI)[前年比] 2.5% 2.5% 2.5%
05月 全国消費者物価指数(CPI)(生鮮食料品除くコア)[前年比] 2.1% 2.1% 2.1%
前回、予想とも変わらない数値。
GDPを盛っていた過去があるので、ほんとか~?と思ってしまいます。
CPI(消費者物価指数)とは、物価の動きを把握するための経済指標で、毎月発表される。
コアCPIとは、CPIから価格変動の激しい品目を取り除いたもの。日本では生鮮食品、米国では食料品やエネルギー品目など除く。
今週の主要株価指数の騰落率
日本の株式指数
今週は先週下落の半分ほど戻しました。
マザーズはほぼ全戻し。
今週はグロースが強い。
アメリカの株価指数
【DJI】ダウ指数: 5.39%
【SPX】S&P500指数: 6.45%
【NDX】ナスダック100指数: 7.45%
今週は3指数とも強い反発です。
先週の下落をすべて打ち消しました。
特にナスダックは強かったですね。
S&P500は200EMAが支えとなっています。
先進国の株価指数
今週はドイツだけ陰線です。PMIの影響かな?
新興国の株価指数
ハンセン指数はロックダウン解除以来、強いですね。
その他指数の動向
VIX指数
VIXは27.26で、先週の31.12からおちついてきました。
需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数は120.43。
140を超えたら注意。
市場はまだヨユーって感じ
米国債券利回り
3週連続陽線ですが、上髭が凄い短陽線です。
現在10年債利回りは3.134%です。
現在、逆イールド発生中です。
30年債利回り>10年債利回り>5年債利回り>2年債利回り
と並ぶのが順イールドですが、
6月25日現在、利回りが高い順に、
30年債利回り>5年債利回り>10年債利回り>2年債利回り
と5年債が10年債より利回りが高くなっており、部分的に逆イールドが発生しています。
景気後退懸念再び・・・ですね
コモディティ(商品)
ゴールドも陰線、景気の先行指標の銅も強い陰線。
銅がかなり弱くなってきました。
CRB指数(国際商品先物指数)は2週連続陰線になりました。
コモディティ上昇が落ち着いてくれないとインフレが止まらないとは思うのですが、コモディティが下げると不景気になるのかな?とも思いますね。
仮想通貨
仮想通貨は反騰しました。
ビットコイン/米ドルは今週は短い陽線。
イーサリアム/米ドルも同様です。11週ぶりの陽線ですね。
週足の200EMAまで戻すには遠いですね。
まとめ
今週は全体的に先週の暴落からの反騰の一週間でした。
特に米国が妙に強かったですね。
投資信託で約定が遅い私にとってはちょっと痛いですが…
買えることが大事だと思っておきます。
▼スポット購入(買い増し)
【S&P500】買い増しタイミング①|騰落率-4%ルール、-5%ルール、-10%ルール
【S&P500】買い増しタイミング②|騰落率-4%ルールにRSIを追加した結果
【ナスダック100】買い増しタイミング①|騰落率-4%ルール、-5%ルール、-10%ルール
【ナスダック100】買い増しタイミング②|騰落率-4%ルールにRSIを追加した結果
【日経225】買い増しタイミング①|騰落率-4%ルール、-5%ルール、-10%ルール
【日経225】買い増しタイミング②|騰落率-4%ルールにRSIを追加した結果