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【今週の重要指標と騰落率】2023年9月18日から9月22日|FOMCはタカ派、日銀は金融緩和維持

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

主要各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

9月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回10月31~1日)

9月 ECB政策金利 4.0% 4.25% 4.25% (次回10月26日)

9月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回10月30~31日)

9月 英中銀政策金利 5.25% 5.5% 5.25% (次回11月2日)

9月 豪中銀政策金利 4.1% 4.1% 4.1% (次回10月3日)

8月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回10月4日)

9月 カナダ政策金利 5.0% 5.0% 5.0% (次回10月25日)

9月(第3四半期) スイス政策金利 1.75% 2.00% 1.75% (次回12月14日)

FOMC政策金利を5.5%に据え置きました。

年内あと1回の追加利上げを示唆しています。総じてタカ派な結果となりました。

9月はドットチャートが公表されましたが、それについては下の項目にグラフにまとめました。

 

イングランド銀行政策金利を5.25%に据え置きました。

2021年12月以来、14回連続の利上げを一旦停止しました。

9人中5人が金利据え置きに賛成し、ベイリー総裁は据え置きを選択しました。

20日発表のCPIで、インフレ率が6.7%(予想は7.0%)に低下するというサプライズがありました。

 

スイス国立銀行政策金利を1.75%に据え置きました。

こちらも予想外の据え置きです。

 

日銀金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決定しました。

マイナス金利イールドカーブコントロールを維持しました。

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9日の読売新聞の植田総裁のインタビューはなんだったの、マジで

FOMC9月のドットチャートと利上げ見通し

FOMC9月のドットチャートと利上げ見通し

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

9月に公表されたドットチャートの結果は以下の通り。

  • 年末までに5.6%に上昇すると予想されています。(6月と予想変わらず)
  • 2024年、2025年に関しては、前回のドットチャートでは1.00%の利下げが予想されていたが、0.50%に利下げ幅が縮小

次回FOMCは10月31~11月1日です。

FedWatchでは、次回FOMC利上げなしが74.5%0.25ポイントの利上げが25.5%になっています。

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年内あと2回のFOMCがありますがどちらかで利上げされるでしょうか

今週の重要指標とイベント

米PMI(購買担当者指数)

PMI(購買担当者景気指数)

PMI(購買担当者景気指数)とは、企業の購買担当者へのアンケート結果をもとに景況感を指数化した指標。
数値が50を上回れば景気拡大50を下回れば景気後退と判断される。
製造業PMIはGDPより2ヵ月先行しているため、マーケットで注目される。

※数値は、前回、予想、結果の順。

  • 9月 製造業PMI 47.9 48.2 48.9
  • 9月 非製造業(サービス業)PMI 50.5 50.6 50.2
  • 9月 総合(コンポジット)PMI 52.0 50.3 50.1

  • 製造業PMIは先月から上昇したが、5か月連続で50を下回る
  • サービス部門は2月以来の低水準

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【TOPIX】TOPIX指数

【NI225】日経225: -3.37%
TOPIXTOPIX指数: -2.15%
MOSマザーズ指数: -1.80%

今週は3指数ともに陰線。

月曜は祝日でしたが、下落の一週間でした。

アメリカの株価指数

【NDX】ナスダック100指数

【DJI】ダウ指数: -1.89%
【SPX】S&P500指数: -2.93%
【NDX】ナスダック100指数: -3.30%

米国株は3指数すべて陰線。

ダウは上昇チャネルの下限を下抜けてきました。

ナスダックはかなりきつい下げですね。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : -0.36%
DAX】ドイツDAX指数: -2.12%
【PX1】フランスCAC40指数: -2.63%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: -2.75% 

欧州は3指数すべて陰線。

イギリスは2月、ドイツは7月、フランスは4月を高値にゆるやかに下落中。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: -0.69%
【TAIEX】台湾加権指数指数: -3.41%
【SENSEX】インドSENSEX: -2.70%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -1.40%

新興国もすべて陰線。

今週は世界的に株価が下落しています。

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:148.360円
直近の高値:10月17日の週の151.944
直近の安値:1月16日の週の127.215

ドル円は陽線。上昇トレンド続行中。

FOMCを受けてドル高継続。

日銀政策決定会合もあまり動きませんでした。

主要通貨インデックス

ドルインデックスは10週連続陽線。

ユーロインデックスは10週連続下落。

円指数も10週連続下落。

ドルしか買う通貨がないというところでしょうか。。

円を買う理由が介入期待以外にないですね。

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は17.19。20以下ですが、かなり上昇しました。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数137.74。140を切りました。

CNNの「Fear & Greed index」は36。先週の52(NEUTRAL)から一気にFEARになりました。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

金利は高止まり。現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>2年債利回り>5年債利回り30年債利回り10年債利回り

日本の金利は今週も上昇。10年債利回りが0.742%まで上昇してます。

コモディティ(商品)

エネルギー

WTI原油は6月から上昇傾向。100EMAの上にいます。

OPECプラスの主要メンバーであるサウジアラビアとロシアが自主的な原油減産を年末まで延長すると決定した影響で、原油高が進んでいます。

天然ガス先物は下落トレンドでしたが、4月に底打ちして上昇傾向。

貴金属

ゴールドは上昇トレンドでしたが、5月1日の週を天井に下落中。

景気の先行指標のは年始を天井にゆるやかに下落中。

現在はっきりしたトレンドはなし。

プラチナは4月を天井に下落中です。

 

バルチック海運指数は2021年10月を天井に下落トレンドですが、最近上昇傾向。3週連続陽線。

CRB指数(国際商品先物指数)はなだらかな下落トレンドでしたが、3月を底に100EMAを支持線ゆるやかに上昇しています。

仮想通貨

8月18日にイーロン・マスク氏のスペースX社が、ビットコインを全額売却したとの報道がウォール・ストリート・ジャーナルから出てから下落傾向。

ビットコイン/ドルは現在は200EMAに支えられています。

まとめ

今週の金融政策決定会合、なにも変わりませんでした。

何も変えないつもりだったのなら、9日のインタビューはなんだったのか・・・

植田さんは市場とコミュニケーションと上手くやってくれると期待していました。

9日のインタビューはただ円安をけん制したい為だけのものだったのか?とがっかりしました。

 

というわけで、ドル高・円安継続です。

ただドル円は介入警戒で上値が重いですね。

ちょいちょいFXしてるんですが、損切貧乏になりそうです(笑)

朝起きて結局ドル高・円安かいーっていつも思ってます。

一応長期トレンドと同じ方向にトレードしてるんですけどね。

レンジを攻略しないと勝てそうにありません。

まぁ今のところちゃんと損切できていることは、いいことだと思っておきます。