勉強のために、今週の重要指標、騰落率と市況についてまとめます。
スポット購入の参考になれば幸いです。
騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください
今週の重要指標とイベント
PCEデフレータ(個人消費支出)
※数値は、前回、予想、結果の順
05月 PCEコアデフレータ[前月比] 0.3% 0.5% 0.3%
05月 PCEコアデフレータ[前年比] 4.9% 4.8% 4.7%
伸びは3か月連続で鈍化で、インフレピークの可能性が示されました。
ドル円も下落しました。
PCEデフレーター(個人消費支出)とは、個人消費の物価動向を示す指標。
PCEデフレーターから、価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたものをPCEコアデフレーターといい、CPIより調査対象となる範囲が広く、FRBが最も重視している物価指数である。
米商務省が毎月末に発表している。
ISM造業製景気指数
※数値は、前回、予想、結果の順
ISM製造業景気指数 56.1 55.3 53.0
2年ぶりの低水準で、予想よりも下回りました。
きれいな山ができましたね~
ISM製造業景気指数とは、ISM(Institute for Supply Management)が公表しているアメリカの製造業の景況感を示す指標。
数値が50%を上回れば景気拡大、50%を下回れば景気後退と判断される。
製造業は翌月第1営業日、非製造業は第3営業日に発表される。
今週の主要株価指数の騰落率
日本の株式指数
今週は強い陰線です。
変わらず下降トレンド続行中です。
アメリカの株価指数
【DJI】ダウ指数: -1.28%
【SPX】S&P500指数: -2.21%
【NDX】ナスダック100指数: -4.30% (RSI:35.26%)
ダウとS&P500は長めの下髭の陰線。
ナスダックは200週EMA付近でぐずぐずしてます。
-4%ルール点灯ですが、今回はスルーするか、一月分だけ買うか…
ナスダックはかなり回数買ったし、さすがに安値を更新してもらってから買いたい
200週移動平均線がサポートになっているね
先進国の株価指数
ドイツは5週連続陰線です。
新興国の株価指数
ハンセン指数はロックダウン解除以来、強いですね。
陰線ではありますが、上髭の短陰線。下降トレンドの上限あたりにいます。
その他指数の動向
VIX指数
VIXは26.71、需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数は118.59。
140を超えたら注意。
市場はまだヨユーって感じ
米国債券利回り
現在10年債利回りは2.889%です。
3%を下回りました。
イールドカーブも順イールドに戻りました。
30年債利回り>10年債利回り>5年債利回り>2年債利回り
コモディティ(商品)
ゴールドも3週連続陰線、景気の先行指標の銅も4週連続陰線。
銅がかなり弱くなってきました。
CRB指数(国際商品先物指数)は3週連続陰線になりました。
コモディティが下落(調整)中です。
仮想通貨
仮想通貨は先週は陽線となりましたが、現在再び下落中です。
週足の200EMAまで戻すには遠いですね。
金利上昇でドル高だとドルを買った方がいいですし、景気後退だとリスクの高い仮想通貨は売られます。
仮想通貨が買われる理由があまりないかなと思います。
まとめ
インフレ鈍化で金利が下落しました。
金利が下がったわりにはナスダックは弱いですね。
ただ景気後退の懸念は続きます。
下半期はどうなるんでしょうか…