2022年から投資信託の毎月積立に加えて、スポット購入で買い増しすることにしました。
どのような箇所で購入できたが、2022年の結果を見ていきます。
今回は新興国株式を見ていきます。
過去検証に関しては下のリンクから見ることができます。
【S&P500】買い増しタイミング①|騰落率-4%ルール、-5%ルール、-10%ルール
【S&P500】買い増しタイミング②|騰落率-4%ルールにRSIを追加した結果
【ナスダック100】買い増しタイミング①|騰落率-4%ルール、-5%ルール、-10%ルール
【ナスダック100】買い増しタイミング②|騰落率-4%ルールにRSIを追加した結果
【日経225】買い増しタイミング①|騰落率-4%ルール、-5%ルール、-10%ルール
新興国株式については過去検証をしていませんが、すべて同じルールでスポット購入しています。
新興国株式チャート
まず2022年の新興国株式(ティッカーVWO)のチャートを振り返ります。
新興国株式は高値をつけたのが先進国株式より更に1年近く前になります。
2021年2月16日の高値53.07ポイントを高値とし、2022年10月24日に34.32ポイントの安値を付けました。
非常に長い下降トレンドです。
新興国株式スポット購入ルール①
マイナス4%ルール
スポット購入ルールの1つ目は、マイナス4%ルールです。
週足で「騰落率マイナス4%以下」で「RSI(期間9)が40%以下」のとき、1~2か月分買い増すことをルール①としています。
上のチャート上の黄色の背景がマイナス4%以下の騰落率、ピンクがマイナス5%以上の騰落率の箇所です。
2022年の結果
実際2022年のルール①が発動したのは、4回でした。
内訳は以下です。
- 2月28日の週:-5.35%
- 3月7日の週:-4.19%
- 4月18日の週:-4.11%
- 9月19日の週:-4.14%
マイナス4%以上に下落したとき、RSIはすべて40%以下でした。
新興国株式スポット購入ルール②
高値からの下落率
スポット購入ルールの2つ目は、高値からの下落率です。
週足で過去の高値からの下落率が5%更新する度に買い増します。
- スタートは下落率10%から
- 下落率10%、15%、20%、25%、30%、…という風に更新する度に買い下がる
例)20%更新したら2か月分、30%更新したら3か月分… - ルール①とルール②が同時に点灯した場合は購入金額が多い方で買う
2022年の結果
ルール②が発動したのは下記4回でした。
- 2月28日の週:-15%を下抜け
- 3月7日の週:-20%を下抜け
- 7月11日の週:-25%を下抜け
- 9月19日の週:-30%を下抜け
新興国株式は-30%まで下落しました。
10月24日の週に-35%にタッチしていますが、終値では抜けなかったので購入しませんでした。
今思えば購入しておけば良かったですが、結果論なので仕方ありません。
新興国株式スポット購入結果
※自分のミスにより、特に初期はチャートで表示させた箇所通りには買えてない場合があります(RSI期間14で見ていたり…)
我が家はSBI・新興国株式インデックス・ファンドを月20,000円積み立てています。
2022年は、スポット購入より240,000円買い増しました。
外国株式なので、投資信託は注文から約定まで遅れてしまいます。
6回のうち1回高く買うことになりましたが、合計すると注文時の基準価額より安く買うことができました。
反発が少なく、強い下降トレンドだったことが分かります。
新興国株式のスポット購入まとめ
大した反発もなくダラダラ下げ続けた感じですが、悪くはないかなという感じですね。
ルール①だけじゃ拾いきれませんでした。
ルール②があって良かったと思います。
これで2022年のスポット購入の結果報告は最後です。
まとめると、すべての指数で個人的には満足のいく結果となりました。
2023年も現在のルールでスポット購入をしていきたいと思います。