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【今週の重要指標と騰落率】2023年2月20日から2月24日|米国債利回り急上昇、ドル円も136円台に上昇

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

2月 米FOMC政策金利 4.5% 4.75% 4.75% (次回3月21~22日)

2月 ECB政策金利 2.5% 3.0% 3.0% (次回3月16日)

1月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回3月9~10日)

2月 英中銀政策金利 3.5% 4.0% 4.0% (次回3月23日)

2月 豪中銀政策金利 3.1% 3.35% 3.35% (次回3月7日)

2月 NZ中銀政策金利 4.25% 4.75% 4.75% (次回4月5日)

1月 カナダ政策金利 4.25% 4.5% 4.5% (次回3月8日)

12月 スイス政策金利 0.5% 1.0% 1.0% (次回3月23日)

今週はNZ中銀の政策金利の発表がありました。

事前予想と同じ0.25ポイントの利上げで、政策金利は4.75%となりました。

 

次回FOMCは3月21~22日です。

FedWatchでは、次回FOMC0.25ポイントの利上げが73.0%、0.5ポイントの利上げが27.0%の予想になっています。

0.5%の利上げ予想は先週は18.1%でした。

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やっぱり今年利下げは無理なのでは

今週の重要指標とイベント

米PMI(購買担当者指数)

PMI(購買担当者景気指数)

PMI(購買担当者景気指数)とは、企業の購買担当者へのアンケート結果をもとに景況感を指数化した指標。
数値が50を上回れば景気拡大50を下回れば景気後退と判断される。
製造業PMIはGDPより2ヵ月先行しているため、マーケットで注目される。

※数値は、前回、予想、結果の順。

  • 2月 製造業PMI 46.9 47.3 47.8
  • 2月 非製造業(サービス業)PMI 46.8 47.4 50.5
  • 2月 総合(コンポジット)PMI 46.8 47.4 50.2

  • 製造業、非製造業、総合ともに前回、予想より上回った
  • 総合PMIは8カ月ぶりの高水準。好不況の境目の50をわずかに上回る

米PCEデフレータ(個人消費支出)

PCEデフレーター(個人消費支出)

PCEデフレーター(個人消費支出)とは、個人消費の物価動向を示す指標。

PCEデフレーターから、価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたものをPCEコアデフレーターといい、CPIより調査対象となる範囲が広く、FRBが最も重視している物価指数である。
米商務省が毎月末に発表している。

※数値は、前回、予想、結果の順

  • PCEデフレータ[前月比] 0.1% 0.4% 0.6%
  • PCEデフレータ[前年比] 5.0% 4.9% 5.4%
  • PCEコアデフレータ[前月比] 0.3% 0.4% 0.6%
  • PCEコアデフレータ[前年比] 4.4% 4.3% 4.7%
  • 個人所得[前月比] 0.2% 0.9% 0.6%
  • 個人支出[前月比] -0.2% 1.0% 1.8%

  • FRBがインフレ指標として注目しているPCEコアデフレーターは、ともに前回を上回る
  • 個人所得・個人支出共に前月より増加
    個人支出は2021年3月以来の大きな伸び

今週の出来事

日銀総裁候補植田和男氏に所信聴取

▶物価について

  • 来年度半ばにかけて2%を下回る水準に低下していく

イールドカーブコントロールについて

  • 物価見通しの改善が進めばイールドカーブコントロール(YCC)政策の正常化が必要になる
  • 具体的なYCCの修正策については、長期金利目標の年限の短期化、許容変動幅の再拡大など

ETF国債購入について

  • 物価目標が実現すれば大量の国債購入はやめる
  • 大量に買ったものを今後どうしていくかは大きな問題
    現在は具体的に言及するのはまだ時期尚早

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日本の物価次第というですね

来週の重要指標

来週の重要指標は以下の通りです。
  • 3/2(木)米国ISM製造業景気指数
  • 3/4(土)米国ISM非製造業景気指数
 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225: -0.22%
TOPIXTOPIX指数: -0.18%
MOSマザーズ指数: -2.25%

日経平均は3週連続陰線。上値が重い。

マザーズも3週連続陰線。

アメリカの株価指数

S&P500指数

【DJI】ダウ指数: -2.99%
【SPX】S&P500指数: -2.67%
【NDX】ナスダック100指数: -3.14%

ダウは3週連続(ほぼ)十字線でしたが、ここにきて大幅下落。

S&P500とナスダックも下落中。

下降チャネルで反発するか、それとも戻ってくるか?(↑チャートはS&P500指数)

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : -1.57%
DAX】ドイツDAX指数: -1.76%
【PX1】フランスCAC40指数: -2.18%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: -2.65% 

今週は全指数陰線です。

さすがにね・・・。

新興国株価指数

【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF

【HSI】香港ハンセン指数: -3.43%
【SENSEX】インドSENSEX: -2.52%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -3.07%

香港ハンセン指数は続落、4週連続陰線。

インドはヨコヨコです。

チャートはVWOのもの。(↑チャート)

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アメリカの金利上昇は新興国にはマイナスです

為替

今週から為替も見ていきます。

騰落率を見てもあまり意味がないので、週足で少しチャート分析もしていきます。

【DXY】ドル指数

【DXY】ドル指数

今週の終値:105.26
直近の高値:9月26日の週の114.798
直近の安値:1月30日の週の110.04

100EMAで反発して4週連続陽線。今週は強い陽線。

20EMAと40EMAを上抜けしています。

現在は一目均衡表の雲を上抜けするかどうかというところ。

【EXY】ユーロ指数

今週の終値:105.49
直近の高値:1月30日の週の110.48
直近の底値:9月26日の週95.59

100EMAで反発して下落中。

現在は一目均衡表の雲の中。

20EMAと40EMAがゴールデンクロスしていたんですが、ローソクはそのEMAまで戻ってきています。

上昇トレンドのはじめかもしれませんが、雲の中なので荒れそう。

【JPY】円指数

【JPY】円指数

今週の終値:73.27
直近の高値:1月9日の週の78.45
直近の底値:10月17日の週の65.81

一目均衡表の雲を抜けられずに、雲に沿って下落中。

再び下降トレンドに入りそうです。

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は21.68。先週とほぼ変わりませんが、一旦上がって下がりました。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数121.22

SKEW指数は140を超えたら注意です。

CNNの「Fear & Greed index」は先週の69から59になりました。

GREEDから変わらずです。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

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株式市場は「強欲」です

米国債券利回り

米国債券利回り

現在のイールドカーブは下記の通り。

2年債利回り>3カ月物利回り>5年債利回り>10年債利回り30年債利回り

すべての債券利回りが上昇しています。

特に2年債、5年債が上昇しました。2年債は昨年11月の利回りを更新しましたね。

米国債

※括弧内は前回高値からの騰落率
【EDV】バンガード超長期米国債ETF: -1.52%(最低は-56.50%)
【BND】バンガード米国トータル: -0.84%(最低は-18.54%)
【TLT】iシェアーズ 米国国債 20年超えETF: -1.38%(最低は-45.88%)

3週連続下落中です。

米国債利回り上昇で、債券価格が軒並み下落です。

コモディティ(商品)

WTI原油は100EMAと200EMAの間で推移。ヨコヨコです。今週は十字線でした。

一方天然ガス先物は下落トレンドですが、今週はひさびさの大陽線です。

ゴールドは下落中。米国債券利回りがかなり上昇してるので、4週ほど下落が続いています。

景気の先行指標のは最近下落気味です。

プラチナは7週連続陰線。なかなか止まりません。上髭の長い陰線です。

CRB指数(国際商品先物指数)はなだらかな下落トレンド。今週は短陰線。

バルチック海運指数は昨年の10月を天井に下落トレンド。今週は久々の大陽線です。

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堅調だったゴールドもここで止まるか?

仮想通貨

ビットコイン/ドルはFTXの問題で下落していましたが、200EMAまで戻してきました。

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仮想通貨はあまり買う理由がないです

まとめ|潮目が変わった

ドル円週足チャート

雇用統計から潮目が変わりました。

米国の堅調な経済指標の発表が続いています。

利上げ継続で、さすがにノーランディングということはなさそう、という雰囲気になってきましたが、そんなに株価大暴落という感じでもないですし、ソフトランディグくらいで終わるといいなと思っています。

米国債利回りが急上昇していますが、そのわりにドル円はこんな水準?という感じです。

昨年がよっぽど買われすぎだったということなのでしょうか?

ドルをどこまで待つか悩みますね。

135円を上抜けることはできたので、売り方のストップを買って目線も上向きになったとは思います。(↑ドル円週足チャート)

なんにしろ、面白くなってきました。

株式指数の買い増し局面が再びくるか分かりませんが、見逃さないようにします。