2022年から投資信託の毎月積立に加えて、スポット購入で買い増しすることにしました。
どのような箇所で購入できたが、2022年の結果を見ていきます。
今回は日本国株式(TOPIX)を見ていきます。
過去検証に関しては下のリンクから見ることができます。
【S&P500】買い増しタイミング①|騰落率-4%ルール、-5%ルール、-10%ルール
【S&P500】買い増しタイミング②|騰落率-4%ルールにRSIを追加した結果
【ナスダック100】買い増しタイミング①|騰落率-4%ルール、-5%ルール、-10%ルール
【ナスダック100】買い増しタイミング②|騰落率-4%ルールにRSIを追加した結果
【日経225】買い増しタイミング①|騰落率-4%ルール、-5%ルール、-10%ルール
日本国株式については日経225で過去検証をしていました。
現在購入しているのはTOPIXなので、TOPIXのチャートでスポット購入しています。
TOPIXチャート
まず2022年の日本国株式(ティッカーTOPIX)のチャートを振り返ります。
2021年9月13日の高値2120円を高値とし、2022年3月7日に1755円の安値を付けました。
1755円の安値をつけてからは、反転しやや上昇気味のレンジ相場となりました。
S&P500やナスダック100と比べるとあまり下げませんでしたね。
TOPIXスポット購入ルール①
マイナス4%ルール
スポット購入ルールの1つ目は、マイナス4%ルールです。
週足で「騰落率マイナス4%以下」で「RSI(期間9)が40%以下」のとき、1~2か月分買い増すことをルール①としています。
上のチャート上の黄色の背景がマイナス4%以下の騰落率、ピンクがマイナス5%以上の騰落率の箇所です。
2022年の結果
過去の検証より、1年辺りの想定購入回数は1年あたり2.8回(最大8回)でした。
2022年にルール①が発動したのは、2回でした。
内訳は以下です。
- 6月13日の週:-5.52%
- 9月26日の週:-4.18%
マイナス4%以上に下落したとき、RSIはすべて40%以下でした。
他指数と比べると、想定購入回数より少ないという結果になりました。
TOPIXスポット購入ルール②
高値からの下落率
スポット購入ルールの2つ目は、高値からの下落率です。
週足で過去の高値からの下落率が5%更新する度に買い増します。
- スタートは下落率10%から
- 下落率10%、15%、20%、25%、30%、…という風に更新する度に買い下がる
例)20%更新したら2か月分、30%更新したら3か月分… - ルール①とルール②が同時に点灯した場合は購入金額が多い方で買う
2022年の結果
ルール②が発動したのは下記2回になりました。
- 1月24日の週:-10%を下抜け
- 3月7日の週:-15%を下抜け
TOPIXは-15%までの下落となりました。かなり健闘してますね。
TOPIXスポット購入結果
※自分のミスにより、特に初期はチャートで表示させた箇所通りには買えてない場合があります(RSI期間14で見ていたり…)
我が家はeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)を月19,200円積み立てしています。
2022年は、スポット購入より74,400円購入しました。
4回のうち2回高く買うことになりましたが、合計すると注文時の基準価額より安く買うことができました。
TOPIXのスポット購入まとめ
レンジ相場でどうなるかと思いましたが、悪くない結果でした。
年前半は4%より低い下落率でのジリ下げで、ルール①が全く点灯しませんでした。
しかしそのときのためのルール②があります。
1段目の下げは-10%、-15%ルールでしっかり安値付近では買うことができました。
2段目、3段目の下げもそれぞれの下落の底でルール①が発動しました。
思いの他に日本株もいい位置で買い増すことができたと思います。
レンジ相場でもちゃんと機能して安心しました。
次回は新興国株式の結果をご報告します。