おふたりさまのアーリーリタイア

DINKs(夫正社員+妻派遣)夫婦が、経済的に安定してアーリーリタイアを目指します。

【今週の重要指標と騰落率】2023年2月13日から2月17日|米経済堅調、高まる米利上げ観測

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

2月 米FOMC政策金利 4.5% 4.75% 4.75% (次回3月21~22日)

2月 ECB政策金利 2.5% 3.0% 3.0% (次回3月16日)

1月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回3月9~10日)

2月 英中銀政策金利 3.5% 4.0% 4.0% (次回3月23日)

2月 豪中銀政策金利 3.1% 3.35% 3.35% (次回3月7日)

11月 NZ中銀政策金利 3.5% 4.25% 4.25% (次回2月22日)

01月 カナダ政策金利 4.25% 4.5% 4.5% (次回3月8日)

12月 スイス政策金利 0.5% 1.0% 1.0% (次回3月23日)

次回FOMCは3月21~22日です。

FedWatchでは、次回FOMC0.25ポイントの利上げが81.9%、0.5ポイントの利上げが18.1%の予想になっています。

0.5%の利上げ予想は先週は9.2%でしたから、かなり上がってきましたね。

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やっぱり今年利下げは無理なのでは

今週の重要指標とイベント

消費者物価指数(CPI)

CPI(消費者物価指数

CPI(消費者物価指数とは、物価の動きを把握するための経済指標で、毎月発表される。
コアCPIとは、CPIから価格変動の激しい品目を取り除いたもの。日本では生鮮食品、米国では食料品やエネルギー品目など除く。

消費者物価指数(CPI)前年比

消費者物価指数(CPI)前年比

※数値は、前回、予想、結果の順

1月 消費者物価指数(CPI) [前年比] 6.5% 6.2% 6.4%

1月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年比] 5.7% 5.5% 5.6%

  • 前年比のCPIは、前回を下回るが、市場予想より高い6.4%
  • 前年比のCPIコアも前回を下回るが、市場予想より高い5.6%
消費者物価指数(CPI)前月比

消費者物価指数(CPI)前月比

※数値は、前回、予想、結果の順

1月 消費者物価指数(CPI) [前月比] -0.1% 0.5% 0.5%

1月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]  0.3% 0.4% 0.4%

  • 前月比のCPIは、前回を上回り、市場予想と同じ0.5%
  • 前月比のCPIコアは、市場予想と同じ0.4%

前月比は予想通りでしたが、前年比では予想を上回る結果となりました。

思ったより減速していないという感じです。

エネルギー価格は3か月ぶりの上昇です。

生産者物価指数(PPI

PPI(生産者物価指数)

PPI(生産者物価指数)とは、生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格を指数化した経済指標で、毎月発表される。
コアPPIとは、PPIから価格変動の激しい食料品やエネルギー品目など除いたもの。
PPI(生産者物価指数)は川上での価格動向を示し、CPI(消費者物価指数)は川下に位置し、PPIが先行する。

※数値は、前回、予想、結果の順

1月 PPI(前月比) -0.5% 0.4% 0.7%

1月 コアPPI(前月比) 0.1% 0.2% 0.5%

  • PPIは、前回・市場予想を上回る0.7%
    昨年6月以来の大幅上昇
  • コアPPIは、前回・市場予想を上回る0.5%
  • 予想を上回る大幅な上昇。インフレ圧力が根強いことを浮き彫りに
    →追加利上げの後押し

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川上の物価が上昇しているという結果

米小売売上高

※数値は、前回、予想、結果の順

1月 小売売上高[前月比] -1.1% 1.7% 3.0%

1月 コア小売売上高[前月比] -1.1% 0.9% 2.3%

  • 小売売上高は、前回・市場予想を上回る3.0%
  • コア小売売上高は、前回・市場予想を上回る2.3%
  • 2年ぶりの大幅な伸び。すべてのカテゴリーで増加。

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米国の強い景気が示されました

今週の出来事

日銀次期総裁に植田和男

今回の植田さんの発言を見たり、他の人からの評価を聞いていると、かなり良さそうな人に感じます。

分かりやすくを心掛けているのがいい感じ。経済学者出身、いいじゃないですか。

黒田総裁はサプライズ好きで、市場を混乱させまくりましたが、植田さんなら株価のことも考えて、市場と対話してうまくやってくれそうです。

来週の重要指標

来週の重要指標は以下の通りです。来週も指標が多いです。
 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225: -0.57%
TOPIXTOPIX指数: 0.25%
MOSマザーズ指数: -1.89%

日経平均は2週連続陰線。

TOPIXは2週連続陽線です。日経はあらら?という感じですが、TOPIXはまぁまぁです。

マザーズは2週連続陰線。

アメリカの株価指数

ナスダック100

【DJI】ダウ指数: -0.13%
【SPX】S&P500指数: -0.28%
【NDX】ナスダック100指数: 0.43%

ダウは3週連続(ほぼ)十字線です。よこよこっぷりが凄い。

S&P500とナスダックは下落中。

でも思ったより落ちませんね。(↑チャートはナスダック100)

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 1.55%
DAX】ドイツDAX指数: 1.14%
【PX1】フランスCAC40指数: 3.06%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 0.04% 

今週は全指数陽線です。

欧州株は強すぎです。反落しませんでした。

特にイギリスは強い。高値を更新中です。(↑チャート)

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: -2.22%
【SENSEX】インドSENSEX: 0.53%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -0.88%

香港ハンセン指数は続落、3週連続陰線。

インドはヨコヨコです。

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中国どうしたー?

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は20.01。先週とほぼ変わりませんが、一旦上がって下がりました。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数122.89

SKEW指数は140を超えたら注意です。

CNNの「Fear & Greed index」は先週の70から69になりました。

GREEDから変わらずです。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

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株式市場は「強欲」です

米国債券利回り

米国債券利回り

現在のイールドカーブは下記の通り。

3カ月物利回り>2年債利回り>5年債利回り30年債利回り10年債利回り

すべての債券利回りが上昇しています。

短期債のほうが利回りの大きい逆イールドです。

米国債

※括弧内は前回高値からの騰落率
【EDV】バンガード超長期米国債ETF: -1.38%(最低は-56.50%)
【BND】バンガード米国トータル: -0.45%(最低は-18.54%)
【TLT】iシェアーズ 米国国債 20年超えETF: -0.98%(最低は-45.88%)

2週連続陰線です。

米国債利回り上昇で、債券価格が軒並み下落です。

少し買い増ししておきます。

コモディティ(商品)

WTI原油は100EMAと200EMAの間で推移。ヨコヨコです。今週は下落。

一方天然ガス先物は相変わらず弱いです。安値更新。

ゴールドは下落中。ドルが上昇すると弱いです。

景気の先行指標のは上昇継続。

プラチナは6週連続陰線。なかなか止まりませんね。

CRB指数(国際商品先物指数)はなだらかな下落トレンド。今週は陰線。

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バルチック海運指数の下落が続いているのが気になる

仮想通貨

ビットコイン/ドルはFTXの問題で下落していましたが、100EMAまで戻してきました。

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仮想通貨はあまり買う理由がないです

まとめ|ノーランディング?

景気がハードランディングかソフトランディグかだなんて言われてましたが、どうやらノーランディングかもと言われているそうです(笑)

思ったより米国経済が強いんですよね。

利上げでCPIが本当に終了するんだろうか・・・

 

何にしろドル買いポジション持ちの私にはいい経済指標でした。

日銀総裁の不確定要素も減りましたし。

利上げ観測があっても、株価もそんなに影響を受けていませんね。

利上げは続くはずはないので、FXは逃げ場を探さないといけないんですが、なかなか難しいですね~。

とりえあえず債券は買い増ししておこうと思います。