2022年から投資信託の毎月積立に加えて、スポット購入で買い増しすることにしました。
どのような箇所で購入できたが、2022年の結果を見ていきます。
今回はS&P500を見ていきます。
過去検証に関しては下のリンクから見ることができます。
【S&P500】買い増しタイミング①|騰落率-4%ルール、-5%ルール、-10%ルール
【S&P500】買い増しタイミング②|騰落率-4%ルールにRSIを追加した結果
【ナスダック100】買い増しタイミング①|騰落率-4%ルール、-5%ルール、-10%ルール
【ナスダック100】買い増しタイミング②|騰落率-4%ルールにRSIを追加した結果
【日経225】買い増しタイミング①|騰落率-4%ルール、-5%ルール、-10%ルール
S&P500チャート
まず2022年のS&P500チャートを振り返ります。
2022年1月3日の高値4818ポイントを高値とし、2022年10月10日に3491ポイントの安値を付けました。
年初から見事な下降トレンドになりました。
現在4段目の下げがあるかどうか注目されるところですね。
S&P500スポット購入ルール①
マイナス4%ルール
スポット購入ルールの1つ目は、マイナス4%ルールです。
週足で「騰落率マイナス4%以下」で「RSI(期間9)が40%以下」のとき、1~2か月分買い増すことをルール①としています。
上のチャート上の黄色の背景がマイナス4%以下の騰落率、ピンクがマイナス5%以上の騰落率の箇所です。
2022年の結果
過去の検証より、1年辺りの想定購入回数は1年あたり2.8回(最大8回)でした。
2022年にルール①が発動したのは、4回でした。平均より多い結果となりました。
内訳は以下の通りです。
- 1月18日の週:-5.68%
- 6月6日の週:-5.06%
- 6月13日の週:-5.79%
- 9月19日の週:-4.65%
マイナス4%以上の下落は6回ありましたが、RSIが40%以下だったのは4回でしたので、ルール①で買い増したのは4回になります。
S&P500スポット購入ルール②
高値からの下落率
スポット購入ルールの2つ目は、高値からの下落率です。
週足で過去の高値からの下落率が5%更新する度に買い増します。
- スタートは下落率10%から
- 下落率10%、15%、20%、25%、30%、…という風に更新する度に買い下がる
例)20%更新したら2か月分、30%更新したら3か月分… - ルール①とルール②が同時に点灯した場合は購入金額が多い方で買う
2022年の結果
ルール②が発動したのは下記4回になりました。
- 2月28日の週:-10%を下抜け
- 5月9日の週:-15%を下抜け
- 6月13日の週:-20%を下抜け
- 9月26日の週:-25%を下抜け
S&P500は-25%までの下落となりました。
S&P500スポット購入結果
※自分のミスにより、特に初期はチャートで表示させた箇所通りには買えてない場合があります(RSI期間14で見ていたり…)
我が家はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を月50,000円積み立てています。
2022年はスポット購入より360,000円買い増しました。
外国株式なので、投資信託は注文から約定まで遅れてしまいます。
6回のうち3回高く買うことになりましたが、合計すると注文時の基準価額より安く買うことができました。
S&P500のスポット購入まとめ
チャートを見ると、ルール①も②もかなりいい箇所で発動したんじゃないかと思います。
現在3段の下落がありましたが、それぞれの下落の底付近で複数回購入することができました。
かなり満足しています。ここから更に下がろうが、自信をもって買えそうです。
次回はナスダック100について振り返りたいと思います。