今週の重要指標と騰落率についてまとめました。
スポット購入の参考になれば幸いです。
チャートはすべてTradingviewを使用しています。
騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください
各国政策金利まとめ
現在の主要政策金利をまとめます。
※数値は、前回、予想、結果の順
11月 米FOMC政策金利 4.0% 4.5% 4.5% (次回1月31~1日)
12月 ECB政策金利 2.0% 2.5% 2.5% (次回2月2日)
1月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回3月9~10日)
12月 英中銀政策金利 3.0% 3.5% 3.5% (次回2月2日)
12月 豪中銀政策金利 2.85% 3.1% 3.1% (次回2月7日)
11月 NZ中銀政策金利 3.5% 4.25% 4.25% (次回2月22日)
01月 カナダ政策金利 4.25% 4.5% 4.5% (次回3月8日)
12月 スイス政策金利 0.5% 1.0% 1.0% (次回3月23日)
次回FOMCは1月31~2月1日です。
FedWatchでは、次回FOMCで0.25ポイントの利上げが98.4%の予想になっています。
今週の重要指標とイベント
米PMI(購買担当者指数)
※数値は、前回、予想、結果の順。
- 1月 製造業PMI 46.2 46.4 46.8
- 1月 非製造業(サービス業)PMI 44.7 45.2 46.6
- 1月 総合(コンポジット)PMI 45.0 46.1 46.6
- 製造業、非製造業、総合ともに前回、予想より上回った
→3か月ぶりの高水準
米実質GDP
※数値は、前回、予想、結果の順
第4四半期 実質GDP[前期比年率] 3.2% 2.7% 2.9%
- 2期連続のプラスとなり、経済の底堅さが確認された
GDP(国内総生産)とは、国内で新たに生産された財やサービスの「付加価値」の総額。実質GDPは、名目GDPから物価変動の影響を除いたもの。
四半期ごとに発表され、速報値は四半期終了後の翌月末に発表される。
多くの国では2期連続でGDPがマイナスになるとリセッション(景気後退)とみなされる(=テクニカル・リセッション)が、実際の判断は全米経済研究所(NBER)が行う。
米PCEデフレータ(個人消費支出)
※数値は、前回、予想、結果の順
- PCEコアデフレータ[前年比] 4.7% 4.4% 4.4%
- PCEコアデフレータ[前月比] 0.1% 0.0% 0.1%
- PCEデフレータ[前年比] 5.5% 5.3% 5.0%
- PCEデフレータ[前月比] 0.1% 0.0% 0.1%
- 個人所得[前月比] 0.4% 0.3% 0.2%
- 個人支出[前月比] 0.1% -0.1% -0.2%
- FRBがインフレ指標として注目しているPCEコアデフレーターは、前回を下回る
- 個人所得・個人支出共に前月より減少
高インフレの最悪期が過ぎたことが示されました。
利上げペースのさらなる減速が期待されます。
PCEデフレーター(個人消費支出)とは、個人消費の物価動向を示す指標。
PCEデフレーターから、価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたものをPCEコアデフレーターといい、CPIより調査対象となる範囲が広く、FRBが最も重視している物価指数である。
米商務省が毎月末に発表している。
来週の重要指標
3指数とも強い伸び。2週連続陽線です。
アメリカの株価指数
【SPX】S&P500指数: 2.47%
【NDX】ナスダック100指数: 4.71%
3指数とも陽線。
S&P500は前回高値に並びました。
ナスダックは前回高値を上抜けました。(↑チャート)
そして下降チャネルも上抜けしましたが、この勢いが今後も続くのでしょうか?
先進国の株価指数
【DAX】ドイツDAX指数: 0.77%
【PX1】フランスCAC40指数: 1.45%
★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 1.84%
イギリスはさすがに息切れ?2週連続陰線。
ドイツフランスは2週連続陽線です。
TOKは4週連続陽線になりました。
新興国の株価指数
香港ハンセン指数は勢いが止まりません。4週連続陽線。
100EMAを上抜けしました。前回高値も上抜けです。
インドはヨコヨコでしたが、ここにきて下落。
中国好調
その他指数の動向
VIX指数など
VIX(恐怖指数)は18.50。3週連続20を割ってます。
需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数は121.97。
SKEW指数は140を超えたら注意です。
CNNの「Fear & Greed index」は先週の59から69になりました。
いや~かなり強気になってきましたね。
Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。
株式市場は楽観的です
米国債券利回り
現在のイールドカーブは下記の通り。
3カ月物利回り>2年債利回り>30年債利回り>5年債利回り>10年債利回り
先週とあまり状況は変わっていません。引き続き逆イールドです。
米国債券
※括弧内は前回高値からの騰落率
【BND】バンガード米国トータル: 0.03%(最低は-18.54%)
【TLT】iシェアーズ 米国国債 20年超えETF: 0.48%(最低は-45.88%)
いずれも4週連続陽線です。
コモディティ(商品)
WTI原油は100EMAと200EMAの間で推移。ヨコヨコです。
ヨーロッパは暖冬で命拾いしましたね。
ゴールドは今週も陽線で上昇継続。堅調陰です。勢いが止まらず。
景気の先行指標の銅は陰線ですが、上昇継続。
プラチナは3週連続陰線。
CRB指数(国際商品先物指数)はいちおう陰線。
貴金属強いけどプラチナはそこまででもないのは何故・・?
仮想通貨
ビットコイン/ドルはFTXの問題で下落。
去年の11月からヨコヨコでしたが、ここ2週間ちょっと強くなりました。
4週連続陽線です。
なんだかリスクオンになってますね
まとめ|ソフトランディグするのか?
株式市場堅調ですね。昨年は株式も債券も下がりましたが、今年は株式も債券も上がる年になるのでしょうか?
今年前半くらいまでは株式は下がると思っていましたが、相変わらず株式市場は楽観でした。
個人的には株式より債券を買い増したいんですが・・・
次回FOMCもサプライズなさそうだし、手持ちのドルでもう債券買おうかな。うーん。