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【FX】ドル円の見通し|135円までは真空地帯

ドル円の見通し

125円を突破し、現在126円の前半を付けています。

ドル円は今後どうなるのでしょうか?

ドル円の見通しについて考えてみました。

※個人の見解ですので実際の投資判断はご自身でお願いいたします。

この記事はこんな人におすすめ
●黒田ラインとは何?と思っている人
●過去の一方的な局面での値幅を知りたい人
●FXをしている人
●現在のドル円の見通し

 

 

 

黒田ラインとは

125円の黒田ラインを突破した!と話題になっています。

まずはその黒田ラインとは何なのかを見てみます。

2015年6月10日、黒田総裁は衆議院財務金融委員会
ここからさらに円安に振れることは、普通に考えるとなかなかありそうにない」と発言しました。

これが円安に対するけん制だと捉えられ、市場は大きく反応し、一時2円以上も円安が進みました。

ドル円が125円を付けた際の発言だったので、125円が黒田ラインと呼ばれるようになりました。

黒田総裁が黒田ライン突破を容認

2022年4月現在黒田総裁自身が、黒田ラインの125円の突破を容認する行動や発言をしています。

3月28日 連続指し値オペ

午前・午後と1日2回の指し値オペ公開市場操作を行いました。

(新発10年物国債を対象に0.25%の利回りで原則としてすべて買い取るというもの)

金利の上昇(債券価格の下落)を抑制し、金融緩和を続ける姿勢を示す狙いがありました。

国債を買うということは国債価格が上昇して、金利(利回り)は下がります。

金利が下がるということは、円の魅力が下がるため、当然円が売られます。

指し値オペにより、一段の円安が進みました。

 

この指し値オペで、8時時点のドル円レートは122.273円だったのが、17時の高値は125.106円になり、2.8円の円安方向に動きました。

4月13日 金融緩和を維持

黒田総裁発言「現在の強力な金融緩和を粘り強く続ける

円安に傾いているにも関わらず、現在の金融政策を続けるということは、円安を容認したということです。

13日8時時点のドル円レートは125.391円だったのが、16時の高値は126.318円になり、0.9円の円安方向に動きました。

135円までは抵抗線がない

125円を突破した現在、次に抵抗線になるのが2002年につけた135円です。

135円まで、抵抗となる値が見当たりません。

125円から135円まで、10円の真空地帯があるのです。

 

135円なんてありえないと思ったあなた、チャートを見てもそう思えるでしょうか?

では長期チャートを見てみましょう。

5年あれば50円動く

ドル円週足チャート

(チャートはTradingviewより)

上のチャートはドル円の週足ラインチャートです。

20年前の2002年からを表示しました。

リーマンショックリーマンショック前の高値から大底まで)

まずは円高局面を見てみましょう。

上のチャートの青い背景部分をご覧ください。

2007年6月から2011年10月の値幅

リーマンショック前の高値:2007年6月の123.8円
大底:2011年10月の75.8円

期間は4年半で、48円の円高

リーマンショックでは、比較的安全資産とされる「円」に資金が移動しました。

この期間は、米国も日本もともに金融緩和で、政策金利の引き下げが行われ、金利は下降トレンドに入っています。

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円が金利で選ばれたのではなく、円が「質への逃避」で選ばれたのかな

アベノミクス相場(リーマンショック後の大底から黒田発言まで)

では長期の円安局面を見てみます。

上のチャートの赤い部分をご覧ください。

2011年10月から2015年6月の値幅

リーマンショック後の大底:2011年10月の75.8円
黒田円安けん制発言:2015年6月の125.6円

期間は3年半で、49.8円の円安

2012年12月16日の衆議院議員総選挙自民党が圧勝し、政権与党に復帰しました。

12月26日、安倍晋三氏が第96代内閣総理大臣に選出され、第2次安倍内閣が発足しました。

就任後「アベノミクス(3本の矢)」という経済政策で、市場の政策期待が高まり、円安に転じました。

更に円安を加速させたのが、2013年の黒田日銀総裁の就任。

異次元緩和」と呼ばれる金融政策を打ち出しました。

2015年6月の黒田総裁の円安けん制発言(黒田ライン)まで、50円ほども円安になりました。

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3本の矢とは、「大胆な金融政策」、「機動的な財政政策」、「民間投資を喚起する成長戦略」です

現在の状況

では現在はどうなっているでしょうか。

チャート上にコロナショックから現在までをオレンジで表示させています。

2022年12月から2022年4月の値幅

2020年12月の大底:103.2円
2022年4月現在:126.4円

1年4か月余りで23.2円の円安

過去と比べると、期間も値幅もまだまだ余地があるように思えますね。

夫のアイコン


まずはキリ番の130円だね

 

 

ドル円の見通し

テクニカル分析から予想

現在ドル円の週足は6本連続陽線です。

こうしてみると、底打ちを示す逆三尊にも見えますが、75円から125円のレンジの上限に見えなくもありません。

いずれにしてもさすがに一直線で上がりすぎのように思います。

一旦調整をして、135円までいくのが自然に思えます。

 

妻アイコン

より上がるためにはエネルギーを貯める必要(調整)があります。

ファンダメンタルズ分析から予想

ファンダメンタルズ分析では、金利差が開いているのは事実なので、ドル高円安方向になると思います。

(要人発言以外に)円高になる要素が見当たらないので、円安目線にならざるを得ません

長期的な目線では上目線、ストップ置きながらドル円ロングしていきたいと思っています。

だたこの10円の間に、いつ黒田総裁がどのような発言をするのかが注目になります。

ポイント
  • 金融緩和を続ける(金利を抑える)のか
  • 円安をどこまで容認するのか→新たな黒田ラインはどこ?
  • 円安を容認しない場合、どう抑えるのか

個人的に円安を容認しない場合、どう抑えるのかに興味があります。

ドルで円買いするならば、どこまで介入が可能なのでしょうか?

また日本で利上げするのは本当に可能なのでしょうか?

岸田首相と一緒に注視していきましょう!(笑)

妻アイコン

めちゃくちゃ注視してます。興味津々です。

 

 

 

 

 

 

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