今週の重要指標と騰落率についてまとめました。
今週・・・とても長く感じました。
スポット購入の参考になれば幸いです。
騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください
今週の重要指標とイベント
FOMC
FRB政策金利
※数値は、前回、予想、結果の順
09月 政策金利 2.5% 3.25% 3.25%
政策金利は3会合連続の0.75ポイント引き上げの、3.25%としました。
1%利上げの市場予想も一部ありましたが、予想通りの0.75ポイントになりましたね。
9月のドットチャート
ドットチャートから、過去3回分の政策金利予想の中間値を示したのが上記のグラフです。(数値はロイターより)
緑色が今回発表の最新の予想レンジです。
2022年末に4.25%の政策金利が見込まれています。
現在の金利は3.25%ですから、残りの1%を11、12月の残り2回のFOMCで消化していくこととなります。
FedWatchによると、次回11月の利上げが0.75ポイント予想は73%近くになっています。
はい、タカ派を再確認!ドル高ですね
金融政策決定会合
※数値は、前回、予想、結果の順
09月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1%
金融政策決定会合と、黒田総裁会見をまとめると・・・
- マイナス金利を維持
- 10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を設けず必要な金額の長期国債の買入れを行う
- 必要あればちゅうちょなく追加緩和
- 当面金利は引き上げない→金融政策の方向性の変更2、3年必要と考えていない
一方日本は超ハト派ぁ!そりゃ円安進むわ
各国政策金利
※数値は、前回、予想、結果の順
09月 ブラジル中銀政策金利 13.75% 13.75% 13.75%
09月 スイス政策金利 -0.25% 0.5% 0.5%
09月 英中銀政策金利 1.75% 2.25% 2.25%
09月 南ア中銀政策金利 5.50% 6.25% 6.25%
09月 トルコ中銀政策金利 13.0% 13.0% 12.0%
トルコまた利下げかぁ!まぁもう前回ほどは驚かないよ。。
対ドルで最安値更新(笑)
欧州のPMI(購買担当者指数)
今週はPMIの発表祭りでした。疲れる・・・
PMI(購買担当者景気指数)とは、企業の購買担当者へのアンケート結果をもとに景況感を指数化した指標。
数値が50を上回れば景気拡大、50を下回れば景気後退と判断される。
製造業PMIはGDPより2ヵ月先行しているため、マーケットで注目される。
※数値は、前回、予想、結果の順
▶フランス
- 09月 製造業PMI 50.6 49.7 47.8
- 09月 非製造業(サービス業)PMI 51.2 50.4 53.0
▶ドイツ
- 09月 製造業PMI 49.1 48.2 48.3
- 09月 非製造業(サービス業)PMI 47.7 47.3 45.4
▶ユーロ圏
- 09月 製造業PMI 49.6 49.1 48.5
- 09月 非製造業(サービス業)PMI 49.8 49.1 48.9
- 09月 総合PMI 48.9 48.2 48.2
▶イギリス
- 08月 イギリス製造業PMI 47.3 47.7 48.5
- 08月 イギリス非製造業(サービス業)PMI 50.9 50.1 49.2
- フランスの総合PMIは51.2で、市場予想に反して前月から上昇(ロイターより)
- ドイツの総合PMIは、3ヵ月連続で50を下回る
エネルギーコスト上昇が打撃となり新規事業が減少(ロイターより) - ユーロ圏の総合PMIは、3ヵ月連続で50を下回る→リセッション入り濃厚
- イギリスの総合PMIは48.4で予想下回る→リセッション入りの可能性(ロイターより)
欧州は軒並みよくない
米PMI(購買担当者指数)
※数値は、前回、予想、結果の順
- 09月 製造業PMI 51.5 51.2 51.8
- 09月 非製造業(サービス業)PMI 43.7 45.4 49.2
- 09月 総合(コンポジット)PMI 44.6 46.0 49.3
- 製造業、非製造業ともに前回、予想より上回った
- 総合PMIは50以下だが、持ち直す
なんか持ち直してるし!
今週の出来事
プーチン大統領、部分的動員に関する大統領令に署名
核兵器の使用も示唆してます。
部分的動員令への抗議活動に参加した人に召集令状とかエグすぎますね。(ロイターより)
ロシア脱出する国民が増えています。
ラトビアやフィンランドは入国禁止(制限)、一方ドイツは受け入れを表明しているようです。
侵略戦争のために命なんてかけたくないですね。
なんのために戦うのか・・・
この侵略戦争の落としどころは・・・プーチンがいなくなるしかない。
24年ぶりドル売り・円買い為替介入
- 9月22日 ドル売り・円買い為替介入
絶対ないと思っていたドル売り・円買い介入が、黒田総裁の会見後に行われました。
為替操作国だぁ!こんなの許されるの!?(私怨w)
イギリス財政懸念でトリプル安
利上げして引き締めているときに減税するらしいです。
インフレ抑制と逆行することですね。
ポンドもパリティ割れしそうです。
来週の注目指標
今週も大陰線。チャネル内の動きではあります。
まだ上昇チャネル(平行チャネル)のセンターより下の位置にきましたね。
26000円以上を保持できるでしょうか?
マザーズも今週はかなり下落。
アメリカの株価指数
【SPX】S&P500指数: -4.65% (RSI:34.85%)
【NDX】ナスダック100指数: -4.64% (RSI:35.26%)
今週は3指数とも大陰線。
ダウはついに前回の安値を更新しました。
全指数-4%以上の騰落率です、RSIも40%を切ってしまいました。
ということで私のスポット購入ルール1が点灯。
介入で多少円高になったので買ってみるかぁ
先進国の株価指数
【DAX】ドイツDAX指数: -3.59%
【PX1】フランスCAC40指数: -4.84%
★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: -5.47% (RSI:33.80%)
今週は全指数下落してます。
ドイツ、フランスは終値ベースで前回の安値を更新。
イギリスはポンドの下落も激しいです。
TOKは騰落率が-5.47%、RSIも文句なし。
安値を更新してますが、24.18%の下落で、25%までもう少しでした。
スポット購入ルール1は点灯してるので、買います。
新興国の株価指数
ハンセン指数は相変わらずの下降トレンド。
安値更新し続けています。
インドSENSEXも陰線。
VWOは前回高値からの騰落率が-30.43%になりました。
30%の更新ということで、ルール2点灯。買い増す!
ルール1も点灯していますが、金額の大きいルール2でいきます!
中国以外の新興国が崩れてきたら・・・盛り上がってきました
その他指数の動向
VIX指数
VIX(恐怖指数)は29.91。
VIXは上がってきましたが、まだ30にもなっていませんね。
まだまだ悲壮感が足りない
米国債券利回り
コモディティ(商品)
WTI原油は今週も陰線です。下落継続中。仮想通貨
ビットコインは6/13の週から上昇傾向でしたが、8/15の週から下落しています。
今週も先週に続き陰線で進行中。安値更新するかも。
仮想通貨はリスクオンじゃないと輝けない
まとめ|世界的な景気後退懸念
先週のCPIショックに続き、今週も株式市場がお通夜状態です。
ぼちぼち前回安値を更新する指数が出てきました。
まぁVIX見てると、またまたぁ全然余裕なんでしょ?って感じです。
なんだかんだみんな買い増したいと思ってるくせにー(笑)
まぁ悩まずルール通りに買い増します。
しかし祝日が2日もあったのに疲れました。
イベント多すぎでしたね。
だいたい介入のせいです。あとプーチン。
全体的に資金がドルに流れている感じですね。
為替介入は、その流れに反して一生懸命ドルを売って円を買ってるわけです。
うーん、流れ変えるのは無理だろこれ。
ただの時間稼ぎです。