FXは自分の小遣いでトレードしています。
月単位で損益がプラスになることを目標にしています。
現時点での10月の成績と反省、来週の戦略を考えます。
主要3通貨のファンダメンタルズ分析
主要3通貨(ドル、円、ユーロ)をとりまく現状をまとめ、大まかな戦略を考えます。
ドル高要因
ドル安要因
- 中国のドル売り介入準備
円高要因
- 24年ぶりに円買い・ドル売りの為替介入
14日午前日銀からレートチェックの電話、22日に実弾介入 - 10月11日より訪日外国人観光客の受入れ開始→経常収支の改善
- リスクオフ(有事の円買い・ドル買い)
円安要因
ユーロ高要因
- ウクライナ情勢の改善
- リスクオン
ユーロ安要因
- ウクライナ情勢の悪化、西側とロシアの対立
- エネルギー問題(ノルドストリームの破壊)
- 経常収支の悪化(ユーロ圏の低成長)
- イタリアの右派政権誕生
- イギリスの財政悪化懸念がユーロにも影響
基軸通貨でなんだかんだ強いアメリカ経済。アメリカはエネルギーの心配もありません。
世界的に景気後退懸念がありますが、欧州(ユーロ)はエネルギー問題でより深刻だと思うので、出来れば売りたいです。
円は一番は金利差が問題です。円をキャリーして他の通貨を買いたい。
買われるとすればリスクオフの円高。それならば同じくリスクオフで買われるドルに賭けたい。
→ドル買い一択、相手通貨は弱い円かユーロでいきたいところです。
通過強弱は、ドル>>>ユーロ>円
ドル円の現状と戦略
下記は週足でみたドル円の現状です。
今週も陽線になりました。これで8週連続陽線です。
安値は143.525、高値は145.442です。値幅は1.917円。
ドル円日足チャート
※表示させているのは、20EMA、40EMA、100EMA、200EMA、一目均衡表の雲、マンスリーピボット
ドル円日足チャートで見ていきます。
ドル円は今年3月から強い上昇トレンドが発生しています。
8/26にはジャクソンホール会議の23時パウエル議長発言からドル高方向に動きました。
9/6の豪政策金利発表後、9/13のCPI発表後に一層のドル高円安になりました。
9/22の日銀政策決定会合で金融緩和継続が確認された後、145円を上抜けしましたが、その後の為替介入で一時140円台までドル円は下落しました。
145円の後は1998年8月の高値147.66円ですが、22日の為替介入により、上値が145円で抑えられていました。
10/7の雇用統計の結果が堅調だったことで、ドル円は145円台で引けています。
→長期は上昇トレンドの崩れはない。基本はロング目線。今からロングで入るならド短期。為替介入を期待してのショートは怖い
上昇チャネルの上半分の位置で推移してます
ドル円4時間足チャート
※表示させているのはボリンジャーバンド(±3σ)、100EMA、200EMA、パラボリック、マンスリーピボット、オシレーターは上からRCI、DMI
4時間足で各テクニカル指標を見ていきます。
パラボリックは買い続行中。
ボリンジャーバンドはミドルラインはなだらかに上昇。
RCIは中期と長期は上向き。短期は上に張り付き。買い優勢。
DMIはトレンドが全く出ていない。
200EMAは上向き。買い優勢。
ボリンジャーバンドの幅が狭くなってかなり経ちます。
テクニカル的にはトレンドが出たらかなり動きそうです。
ただし介入警戒で勢いがなかなかでませんね。
介入がなければ、とっくに147.660なんて上抜けていそうです。
ロングしたくても、介入警戒よりもショートで利益を出したい人たちの売りオーダーで、かなり下髭がつく可能性があるのが嫌ですね。
やるなら押し目でクロス円ロングしたいです。上値追いは怖い。
ジリ上げが続くとやりにくい
ずいぶんやりにくい通貨ペアになっちゃったね
ユーロドルの現状と戦略
ユーロドル日足チャート
※表示させているのは、20EMA、40EMA、100EMA、200EMA、一目均衡表の雲、マンスリーピボット
今週からユーロドルも日足チャートから見ていきます。
ユーロドルは長期的な下降トレンドで、去年の5月から下げ続けています。
7/14についにパリティ割れしました。
8/22に再びパリティ割れした後、パリティ付近でのレンジ相場になりました。
9/21にプーチン大統領が部分的動員に署名したことを明らかにし、ウクライナ情勢の悪化懸念でユーロは大幅に下落しています。
9/22のFOMC後と、トラス政権の減税政策でのポンド安につられて、一層のドル高ユーロ安になりましたが、その後持ち直して上昇していました。
今週は再び下落を始めています。
→長期は安定した下降トレンド。基本はショート目線。下降チャネルの上限に引き付けてから売るのが安全
ユロドルの日足チャートは真っ青で美しい・・・
ユーロドル4時間足チャート
※表示させているのはボリンジャーバンド(±3σ)、100EMA、200EMA、パラボリック、マンスリーピボット、オシレーターは上からRCI、DMI
4時間足で各テクニカル指標を見ていきます。
パラボリックは売り継続中。
ボリンジャーバンドは、ミドルラインは下向き売り優勢。幅がかなり広がっています。
RCIは長期と中期は下降、短期は下に張り付いてます。売り優勢。
DMIは売りのトレンドが発生中。
価格は200EMAの下におり、傾きは右肩下がりで売り優勢。
一時上昇していましたが、パリティ付近で反発し、そのまま下落。
下降チャネルのセンターまで落ちてきました。
下降チャネル的にはまだ下値余地があります。
売りで入りたいですね。
短期足でショートしたい
9月の成績〆と10月の現時点での成績
※1回の仕掛けで、2回の決済に分けた場合、回数を2回に分けて記録しています。
投資用資金:130万円
今月の利回り:13.25%
勝ち回数:45回(78%)
負け回数:13回(22%)
リスクリワード:3.44
収益合計:188,066円
損失合計:▲15,797円
純利益:172,209円
9月から持ち越していたドル円ロングを、雇用統計後に決済しました。
145円から利益をのばそうとは思いません。。
介入は145円台ではなさそうですが、ショート狙いの機関が怖い。
利益は2,050円でしたが、スワップポイントが8,500円ほどつきました。
投資用資金:130万円
今月の利回り:3.03%
勝ち回数:11回(100%)
負け回数:0回(0%)
リスクリワード: -
収益合計:39,361円
損失合計:▲0円
純利益:39,361円
今週のトレード回数は11回。すべてユーロドルのショートのみ。
一番利益のとれたトレードは11,711円、損失があったトレードはなしです。
水曜日のISM非製造業の結果をみてドル高と判断してスキャル1回。
深い追いせずに1回のみ。
後は金曜の雇用統計後に9回スキャル。
ドル円は上値が限定されるのでユーロドルで。
指標後のスキャルは3回までと決めてましたが、9時半台に6回もやってしまいました。。
4回目以降は対して利益が取れなかったので、やっぱり3回程度でやめたほうがいいと思いました。
後23時台に再びショートして、逆方向に行ってしまってピンチでした。
持ち越して5時台に目が覚めて、利益でていたので決済しましたが。(休みでも5時台に一回目が覚める)
ロンドンフィックスは仕掛けないのをルールに追加します。。
最近普通に持ち越すようになったね
方向性あってればいつか助かるでしょと思ってしまう(笑)
まとめと反省|指標後に絞ろうかな
最近はめっきりテクニカル分析で仕掛けず、指標後のトレンドにだけ乗ることが多いです。
結局動いてくれないと利益が出ないので、指標後だけにしぼろうかと思います。
そのためにはファンダメンタルズをよく理解しないといけません。
秒勝負なので、指標の結果をすぐ理解できるようにしたいです。
雇用統計みたいに複数の指標が発表されると思考停止しそうになります。。
テクニカルもかなり好きだけどやっぱり動くのはファンダメンタルズ
- チャートを見返して自分のトレードを復習すること
- 通貨を絞る(ドル円>ユーロドル>ユーロ円)
- ドル円、ユーロ円は5万通貨、ユーロドルは3万通貨とする
- 週末・月末には注意する
- 21時半前、22時半前など直前に仕掛けない
- ロンドンフィックス前(夏:23時~24時、冬:24時~25時)は仕掛けない
- 指標トレードで決済後の深い追い禁止。多くても2回まで。
- ポジポジ病が発症しないように気をつける
- 雇用統計など大きな指標前、様子見ムードのときにトレードしない
→相場に合わせて自分も休む
→やるなら指標の結果を確認してから。十分利益は出せる - 動いてない(出来高が少ない)時間帯にやっても利益は取れない
→ATRでトレンド出そうか確認する
→指標後かNY時間に集中する - 買ってすぐ含み益になるようなところで仕掛ける
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