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【今週の重要指標と騰落率】2024年1月7日から1月13日|日経平均上値抵抗線を突破、バブル後高値更新

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

主要各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

12月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回1月30~31日)

12月 ECB政策金利 4.5% 4.5% 4.5% (次回1月25日)

12月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回1月22~23日)

11月 英中銀政策金利 5.25% 5.5% 5.25% (次回2月1日)

12月 豪中銀政策金利 4.35% 4.35% 4.35% (次回2月6日)

11月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回2月28日)

12月 カナダ政策金利 5.0% 5.0% 5.0% (次回1月24日)

12月(第4四半期) スイス政策金利 1.75% 2.00% 1.75% (次回3月21日)

FOMC12月のドットチャートと利上げ見通し

FOMC12月のドットチャート

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

12月に公表されたドットチャートの結果は以下の通り。

  • 2024年の利下げ回数が、前回は2回だったものが3回に増加

次回FOMCは1月30~31日です。

FedWatchでは、次回FOMC25ベーシスポイントの利下げ予想は5.2%(先週は6.7%)、据え置きが94.8%(先週は84.5%)になっています。

利下げ予想が更に減ってきました。

来年の利下げは7回(125bp)織り込まれています。

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いつから利下げが開始されるかが焦点

今週の重要指標とイベント

CPI(消費者物価指数

CPI(消費者物価指数とは、物価の動きを把握するための経済指標で、毎月発表される。
コアCPIとは、CPIから価格変動の激しい品目を取り除いたもの。日本では生鮮食品、米国では食料品やエネルギー品目など除く。

消費者物価指数(CPI)前年比

消費者物価指数(CPI)前年比

▼前年比

※数値は、前回、予想、結果の順

12月 消費者物価指数(CPI) [前年比] 3.1% 3.2% 3.4%

12月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年比] 4.0% 3.8% 3.9%

  • 前年比のCPIは前回・市場予想を上回る3.4%
  • 前年比のCPIコアは市場予想を上回る3.9%

12月は住居費、電気代、自動車保険、中古車などが上昇しました。

消費者物価指数(CPI)前月比

消費者物価指数(CPI)前月比

▼前月比

※数値は、前回、予想、結果の順

12月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 0.1% 0.3% 0.3%

12月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]  0.3% 0.3% 0.3%

  • 前月比のCPIは前回を上回る0.3%

12月のCPIが予想より上振れました。

利下げを開始する時期が遅れる可能性があります。

生産者物価指数(PPI

PPI(生産者物価指数)

PPI(生産者物価指数)とは、生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格を指数化した経済指標で、毎月発表される。
コアPPIとは、PPIから価格変動の激しい食料品やエネルギー品目など除いたもの。
PPI(生産者物価指数)は川上での価格動向を示し、CPI(消費者物価指数)は川下に位置し、PPIが先行する。

※数値は、前回、予想、結果の順

▼前年比

12月 生産者物価指数(PPI)[前年比] 0.9% 1.3% 1.0%

12月 生産者物価指数(コアPPI)[前年比] 2.0% 2.0% 1.8%

▼前月比

12月 生産者物価指数(PPI)[前月比] 0.0% 0.1% -0.1%

12月 生産者物価指数(コアPPI)[前月比] 0.0% 0.2% 0.0%

川上のPPIは順調に減速しています。

前月比で3カ月連続の低下になりました。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225

【NI225】日経225: 6.59%
TOPIXTOPIX指数: 4.21%
MOSマザーズ指数: 2.09%

日経225は大陽線。ついに上値抵抗線を抜けて高値を更新しました。(↑チャート)

TOPIXも先週三角持ち合いを上抜けし、今週は大陽線。

三角持ち合いのチャートパターンは本当に強いですね。

 

アメリカの株価指数

【DJI】ダウ指数: 0.34%
【SPX】S&P500指数: 1.84%
【NDX】ナスダック100指数: 3.23%

全指数陽線、ダウは高値更新しました。

S&P500は2022年1月の高値までもう少し。。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : -0.84%
DAX】ドイツDAX指数: 0.66%
【PX1】フランスCAC40指数: 0.60%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 1.48% 

欧州はイギリス以外は陰線です。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: -1.76%
【TAIEX】台湾加権指数: -0.04%
【SENSEX】インドSENSEX: 0.75%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -0.2%

新興国はインドのみ陽線。

注目の台湾総統選は今日13日です。

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:144.872円
直近の高値:2022年10月17日の週の151.944
直近の安値:2023年1月16日の週の127.215

ドル円は短陽線。

CPIでドル買いとなりましたが、結局先週終値からあまり水準は変わりませんでした。

 

 

 

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は12.69。15以下が続きます。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数143.81。高い水準が続きます。

CNNの「Fear & Greed index」は71。まだまだGREED(強気)です。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>30年債利回り>2年債利回り>10年債利回り>5年債利回り

2年債利回りが下がり、30年債利回りと逆転しました。

一時上昇していた米国債利回りでしたが、今週は下落しました。

日本は11月を天井に下落傾向ですが、ヨコヨコです。

コモディティ(商品)

エネルギー

WTI原油は9月25日が天井に下落中。昨年12月からヨコヨコ。

  • 11月3日 中国の景気見通しに不透明感が広る。中東情勢の緊迫化への懸念が幾分和らぐ→下落
  • 11月30日 OPECプラスは追加減産で合意したが、実行されるか市場は懐疑的
    アンゴラは減産を拒否)
  • 24年1月8日 サウジアラビアは、アジア向け原油価格を大幅に引き下げる

天然ガス先物も10月を天井に最近は下落してます。今週は大陽線。このところ上昇してます。

貴金属など

ゴールド(金CFD)は5月1日の週を天井に下落していましたが、10月に入って急上昇。12月1週目に高値を更新しましたが、一瞬で終わりました。

高値更新に再トライ中。

景気の先行指標のは年始を天井にゆるやかに下落中。

プラチナは4月を天井に下落中です。

 

バルチック海運指数は2021年10月を天井に下落トレンドですが、9月から上昇傾向。

CRB指数(国際商品先物指数)は最近は下落傾向。

仮想通貨

ビットコイン/ドル

ビットコイン/ドルは上昇トレンドの上限でもみ合っています。

10日にビットコイン現物のETFが承認されましたが、現在大きな上髭を作って陰線になっています。

まさに「噂で買って真実で売る」状態ですね。去年の8月から上昇が続きましたから、チャート的には一旦調整するにもいいタイミングですね。

まとめ

今週は日本株が主役です。上値抵抗線をブレイクして大幅上昇しました。

ネットで年初一括勝利宣言をして喜んでいる人たちを見かけましたが、さすがに2024年1月半ばで勝利宣言は早い(笑)

短期的すぎる・・・こういう人たちが下落局面で狼狽して売ってしまうのかと思ったり。

ちなみに私は年初一括でも積立でもどちらでもいいと思っています。

自分が心穏やかに投資できる方を選べばいいと思います。

年初一括の方が成績がいいという検証は見たことがありますけどね。

 

しかし高値を更新していくことは、非常に大事なことなのでうれしいです。

最終的には上昇してもらわないといけないので。しっかり下値を固めて上昇していってほしいです。

今年中にバブルの高値38,951円も夢じゃないですね。