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【今週の重要指標と騰落率】2024年1月1日から1月6日|株式市場は軟調なスタート、ドル高・円安に反転

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

主要各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

12月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回1月30~31日)

12月 ECB政策金利 4.5% 4.5% 4.5% (次回1月25日)

12月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回1月22~23日)

11月 英中銀政策金利 5.25% 5.5% 5.25% (次回2月1日)

12月 豪中銀政策金利 4.35% 4.35% 4.35% (次回2月6日)

11月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回2月28日)

12月 カナダ政策金利 5.0% 5.0% 5.0% (次回1月24日)

12月(第4四半期) スイス政策金利 1.75% 2.00% 1.75% (次回3月21日)

FOMC12月のドットチャートと利上げ見通し

FOMC12月のドットチャート

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

12月に公表されたドットチャートの結果は以下の通り。

  • 2024年の利下げ回数が、前回は2回だったものが3回に増加

次回FOMCは1月30~31日です。

FedWatchでは、次回FOMC25ベーシスポイントの利下げ予想は6.7%(先週は15.5%)、据え置きが93.3%(先週は84.5%)になっています。

利下げ予想が減ってきました。

来年の利下げは6回(150bp)織り込まれています。

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いつから利下げが開始されるかが焦点

今週の重要指標とイベント

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数とは、ISM(Institute for Supply Management)が公表しているアメリカの景況感を示す指標。
数値が50%を上回れば景気拡大50%を下回れば景気後退と判断される。
製造業は翌月第1営業日、非製造業は第3営業日に発表される。

ISM(非)製造業景気指数

※製造業が50を割ったときの背景色をグレーにしています。

※数値は、前回、予想、結果の順

12月 ISM製造業景気指数 46.7 47.2 47.4

12月 ISM非製造業景気指数 52.7 52.5 50.6

  • ISM製造業は前回・予想より上振れ
  • ISM非製造業は前回・予想よりも下振れ
    2023年5月以来の低水準

雇用の指数は、3年ぶりの大幅な縮小となりました。

米雇用統計

失業率

失業率は、労働人口に占める失業者の割合を示す。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの売り材料、予想より低い→米ドルの買い材料

非農業部門雇用者数

非農業部門雇用者数は、農業を除く分野で働く雇用者数。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの買い材料、予想より低い→米ドルの売り材料

米雇用統計

※数値は、前回、予想、結果の順

12月 失業率 3.7% 3.8% 3.7%

12月 非農業部門雇用者数[前月比] 19.9万人 16.8万人 21.6万人

12月 平均時給[前年比] 4.0% 3.9% 4.1%

12月 平均時給[前月比] 0.4% 0.3% 0.4%

  • 失業率は横ばい
  • 非農業部門雇用者数は前回・市場予想を上回る
  • 平均時給は前年比で上昇

12月の雇用統計は予想を上回る堅調な結果でした。

雇用者数の伸びの加速と、賃金の上昇率は市場予想を上回りました。

雇用統計を受け、早期の利下げ観測が後退しました。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【TOPIX】TOPIX指数

【NI225】日経225: -0.26%
TOPIXTOPIX指数: 1.15%
MOSマザーズ指数: -1.72%

日経225は陽線でしたが、騰落率はマイナスになりました。

TOPIXは三角持ち合いを上抜けしました。(↑チャート)

アメリカの株価指数

【SPX】S&P500指数

【DJI】ダウ指数: -0.59%
【SPX】S&P500指数: -1.52%
【NDX】ナスダック100指数: -3.09%

全指数9週連続の陽線が途切れました。

S&P500はこのまま2022年1月の高値を抜けられないのでしょうか。(↑チャート)

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : -0.56%
DAX】ドイツDAX指数: -0.94%
【PX1】フランスCAC40指数: -1.62%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: -1.64% 

欧州は全指数陰線です。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: -3.00%
【TAIEX】台湾加権指数: -2.30%
【SENSEX】インドSENSEX: -0.30%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -1.48%

新興国もすべて陰線でした。

ハンセン指数・台湾加権指数は先週の上昇を打ち消す陰線。

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:144.595円
直近の高値:2022年10月17日の週の151.944
直近の安値:2023年1月16日の週の127.215

ドル円は下髭のない大陽線。値幅は5円でした。

これだけ動いたのは久々です。

インデックスは、ドルは上昇、円は下落、ユーロは十字線に近い陰線でした。

利下げ時期の後退で米金利上昇でドル高でした。

円は日本の能登半島地震早期のマイナス金利解除が困難になったと考えられます。

 

私は円高に振れると思っていましたが、実際は円安になりました。

下記記事の唐鎌氏のコメントは興味深いです。

日本円も「普通の通貨」になったのか・・・

今までは大地震が発生したり、北朝鮮からミサイルが飛ばされたりと危機が発生すれば円買いになっていたが、「基本的に国難が起きれば通貨安になるという普通の状況になってきている」と語る。

www.bloomberg.co.jp

 

 

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は13.34。15以下が続きます。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数132.68。高い水準が続きます。

CNNの「Fear & Greed index」は74。まだまだGREED(強気)です。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>2年債利回り>30年債利回り>10年債利回り>5年債利回り

アメリカは下落傾向ですが、昨年12月末を底に上昇傾向です。

日本は11月を天井に下落傾向ですが、ヨコヨコです。

コモディティ(商品)

エネルギー

WTI原油は9月25日が天井に下落中。昨年12月からヨコヨコ。

  • 10月4日発表のガソリン在庫が、予想-28.0万バレルのところ、648.1万バレルと大幅に積みあがった→急落
  • 11月3日 中国の景気見通しに不透明感が広る。中東情勢の緊迫化への懸念が幾分和らぐ→下落
  • 11月30日 OPECプラスは追加減産で合意したが、実行されるか市場は懐疑的
    アンゴラは減産を拒否)

天然ガス先物も10月を天井に最近は下落してます。今週は大陽線。

貴金属など

ゴールド(金CFD)は5月1日の週を天井に下落していましたが、10月に入って急上昇。12月1週目に高値を更新しましたが、一瞬で終わりました。

高値更新に再トライ中。

景気の先行指標のは年始を天井にゆるやかに下落中。

プラチナは4月を天井に下落中ですが、11月13日の週から上昇傾向。

 

バルチック海運指数は2021年10月を天井に下落トレンドですが、9月から上昇傾向。

CRB指数(国際商品先物指数)は最近は下落傾向。

仮想通貨

ビットコイン/ドルは上昇トレンドの上限でもみ合っています。

まとめ

2024年は、日本は年初から大震災と飛行機事故に見舞われました。

能登半島地震の被災者の方々が、早く通常の生活を取り戻せることを祈っています。

 

先週末には、2023年の株式相場が好調のまま終えましたが、今年は一転してほとんどの指数が先週よりマイナスになりました。

ドル円も反転し、円高からドル高円安になりました。

 

日本は年初から厳しいスタートになりましたが、今年も自分にできることをやっていきたいと思います。

備蓄についても見直そうと思います。