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【今週の重要指標と騰落率】2023年7月3日から7月7日|ISM(非)製造業景気指数と雇用統計

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

6月 米FOMC政策金利 5.25% 5.25% 5.25% (次回7月25~26日)

6月 ECB政策金利 3.75% 4.0% 4.0% (次回7月27日)

6月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回7月27~28日)

6月 英中銀政策金利 4.5% 4.75% 5.0% (次回8月3日)

7月 豪中銀政策金利 4.1% 4.1% 4.1% (次回8月1日)

5月 NZ中銀政策金利 5.25% 5.5% 5.5% (次回7月12日)

6月 カナダ政策金利 4.5% 4.5% 4.75% (次回7月12日)

6月(第二四半期) スイス政策金利 1.5% 1.75% 1.75% (次回9月21日)

今週はオーストラリアの政策決定会合がありました。

オーストラリア準備銀行は、政策金利4.1%に据え置きました。

追加引き締めには含みを残しました。

インフレ率次第ですね。

FOMC6月のドットチャートと利上げ見通し

ドットチャート(政策金利見通し)

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

今回公表されたドットチャートでは、年末までに5.6%に上昇すると予想されています。

 

次回FOMCは7月25~26日です。

FedWatchでは、次回FOMC利上げなしが7.0%(先週は13.2%)0.25ポイントの利上げが93.0%(先週は86.8%)になっています。

0.25ポイントの利上げ予想が90%を超えました。

今週の重要指標とイベント

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数とは、ISM(Institute for Supply Management)が公表しているアメリカの景況感を示す指標。
数値が50%を上回れば景気拡大50%を下回れば景気後退と判断される。
製造業は翌月第1営業日、非製造業は第3営業日に発表される。

ISM(非)製造業景気指数

※製造業が50を割ったときの背景色をグレーにしています。

※数値は、前回、予想、結果の順

6月 ISM製造業景気指数 46.9 47.1 46.0

6月 ISM非製造業景気指数 50.3 51.2 53.9

米雇用統計

失業率

失業率は、労働人口に占める失業者の割合を示す。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの売り材料、予想より低い→米ドルの買い材料

非農業部門雇用者数

非農業部門雇用者数は、農業を除く分野で働く雇用者数。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの買い材料、予想より低い→米ドルの売り材料

米雇用統計

※数値は、前回、予想、結果の順

6月 失業率 3.7% 3.6% 3.6%

6月 非農業部門雇用者数[前月比] 33.9万人 22.9万人 20.9万人

6月 平均時給[前年比] 4.3% 4.1% 4.4%

6月 平均時給[前月比] 0.3% 0.2% 0.4%

  • 失業率は前回を下回り、市場予想通り
  • 非農業部門雇用者数は前回・市場予想を下回る
  • 平均時給は伸びが拡大

労働市場はまちまちです。

平均時給は賃金圧力がまだまだ強いですね。

雇用統計を受けて、かなりドル売り方向になりました。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225

【NI225】日経225: -2.41%
TOPIXTOPIX指数: -1.47%
MOSマザーズ指数: -3.52%

今週は下落基調でした。

日経平均は陰線の包み足(弱気暗示)になっていますね。(↑チャート)

マザーズは3週連続陰線です。

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日経ってなんでこんなにチャートが汚いんだろう。ローソクの実体の大きさがまちまちだからかな??ボラが大きく感じます。

アメリカの株価指数

【DJI】ダウ指数: -1.96%
【SPX】S&P500指数: -1.16%
【NDX】ナスダック100指数: -0.94%

米国も全指数陰線。

ダウは結構下落しましたね。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : -3.65%
DAX】ドイツDAX指数: -3.37%
【PX1】フランスCAC40指数: -3.89%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: -1.53% 

欧州は3指数とも陰線。

欧州・中国は最近経済指標が悪く、株価もかなり押されていますね。

特にイギリスはCPIも高いままです。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: -2.91%
【TAIEX】台湾加権指数指数: -1.49%
【SENSEX】インドSENSEX: 0.87%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -0.25%

新興国はまちまち。

中国は下落トレンド継続中。

インドSENSEXは他国が下落する中、陽線で終えました。

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:142.068円
直近の高値:10月17日の週の151.944
直近の安値:1月16日の週の127.215

ドル円は3週連続陽線でしたが、今週は大陰線。(↑チャート)

2円程度動きました。

144円台のレンジで進行していましたが、金曜日に下落しました。

ドルインデックスは下落、ユーロインデックスと円指数は上昇。

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は14.82。20以下が続きますが、今週は少し上昇しました。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数148.13

140を上回っています。

CNNの「Fear & Greed index」は78。2週連続EXTREME GREEDになりました。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

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どこがリスクオフだ

米国債券利回り

引き続き金利は上昇しています。

現在のイールドカーブは下記の通り。きれいな逆イールドです。

3カ月物利回り>2年債利回り>5年債利回り>10年債利回り30年債利回り

債券価格は今週かなり下落しました。

コモディティ(商品)

WTI原油はこのところ200EMAの下にいます。下落基調が続いています。

天然ガス先物は下落トレンドですが、底打ちしたかのようなチャート。

ゴールドは上昇トレンドでしたが、5月1日の週を天井に調整中。

景気の先行指標のは年始を天井に下落中。

プラチナは4月を天井に下落中。前回安値を割りそうです。

CRB指数(国際商品先物指数)はなだらかな下落トレンド。100EMAが支持線

バルチック海運指数は2021年10月を天井に下落トレンド。

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ゴールドはただの調整とみていいのか・・・他通貨の利上げの影響かな?

仮想通貨

ビットコイン/ドルはFTXの問題で下落していましたが、先週は大陽線でした。

現在は先週に続き十字線になっています。

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なかなか前回高値をはっきり上抜けませんね

まとめ|リスクオフ・・・??

おはようございます。ドル下落して感情がお通夜です。

雇用統計を受けて、ドル円は下落しました。

そこまで売られる内容なのか??えー?そんなに悪かったー!?

失業率下がって、賃金上昇してるじゃん!

やっぱり非農業部門雇用者数が一番大事なのかな。

まぁ予想よりは大分悪かったですけど。。

 

今週の株価の下落はリスクオフということですが、通貨については良く分かりません。

リスクオフならユーロは売られそうですが、ユーロドルは急上昇。

ドルだけ売られているじゃないですか。

やっぱり今後の利上げ余地の差なのかな・・・

ただの調整で終わればいいですが・・・(ドル円ロング所持)

てかユーロさぁ!(下がってよぉ)