おふたりさまのアーリーリタイア

DINKs(夫正社員+妻派遣)夫婦が、経済的に安定してアーリーリタイアを目指します。

【今週の重要指標と騰落率】2023年6月12日から6月16日|FOMC、ECB、日銀政策決定会合

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

妻アイコン

騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

主要各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

6月 米FOMC政策金利 5.25% 5.25% 5.25% (次回7月25~26日)

6月 ECB政策金利 3.75% 4.0% 4.0% (次回6月15日)

6月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回7月27~28日)

5月 英中銀政策金利 4.25% 4.5% 4.5% (次回6月22日)

6月 豪中銀政策金利 3.85% 3.85% 4.1% (次回7月4日)

5月 NZ中銀政策金利 5.25% 5.5% 5.5% (次回7月12日)

6月 カナダ政策金利 4.5% 4.5% 4.75% (次回7月12日)

3月 スイス政策金利 1.5% 1.5% 1.5% (次回6月22日)

今週は、FOMC、ECB、日本の政策金利の発表がありました。

 

FOMCは、政策金利を据え置き、5.25%としました。

ただし市場の見通しよりも多い追加利上げを予想しています。

パウエル議長の記者会見。

  • 「インフレ圧力は高い状態が続いており、インフレ率を2%に戻すプロセスにはまだ長い道のりが残されている」
  • 利下げはインフレが顕著に鈍化してからのことなので、「2年ほど先」になる可能性が高いとの認識を示した。

 

ECBは、政策金利を0.25%引き上げ、4.0%としました。

ラガルド総裁の記者会見抜粋

  • (利上げを)一時停止するべきか、もしくは(利上げを)見送るかという点については、全く議論しなかった。やるべきことはまだあるため、(利上げ停止を)検討し始めてもいない。
  • ベースラインに重大な変化がない限り、7月も利上げを継続する可能性が極めて高い。
  • インフレは鈍化しているものの、過度に長い期間、高過ぎる状況となる見通し。

 

日銀は金融政策決定会合長期金利短期金利に操作目標を設ける、金融緩和策を維持することを決めました。

  • イールドカーブ・コントロール(YCC)を継続し、10年金利の変動幅も上下0.5%程度で据え置くとみられる。
  • 令和7年度の物価上昇率見通し(中央値)を1.6%とした。
    目標とする2%には届かず、賃上げを伴う安定的な物価上昇には距離があることを示した。

 

FOMCもECBもタカ派でしたが、ECBの方がよりタカ派ですね。

日銀は現状維持です。

FOMC6月のドットチャートと利上げ見通し

ドットチャート(政策金利見通し)

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

今回公表されたドットチャートでは、年末までに5.6%に上昇すると予想されています。

 

次回FOMCは7月25~26日です。

FedWatchでは、次回FOMC利上げなしが25.6%0.25ポイントの利上げが74.4%になっています。

今週の重要指標とイベント

消費者物価指数(CPI)

CPI(消費者物価指数

CPI(消費者物価指数とは、物価の動きを把握するための経済指標で、毎月発表される。
コアCPIとは、CPIから価格変動の激しい品目を取り除いたもの。日本では生鮮食品、米国では食料品やエネルギー品目など除く。

消費者物価指数(CPI)前年比

消費者物価指数(CPI)前年比

▼前年比

※数値は、前回、予想、結果の順

5月 消費者物価指数(CPI) [前年比] 4.9% 4.2% 4.0%

5月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年比] 5.5% 5.2% 5.3%

  • 前年比のCPIは前回の4.9%から大きく鈍化し、市場予想よりも低い4.0%
  • 前年比のCPIコアは前回を下回るが、市場予想より高い5.2%
消費者物価指数(CPI)前月比

消費者物価指数(CPI)前月比

▼前月比

※数値は、前回、予想、結果の順

5月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 0.4% 0.3% 0.1%

5月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]  0.4% 0.4% 0.4%

  • 前月比のCPIは、前回・市場予想を下回る
  • 前月比のCPIコアは、前回と同じ、市場予想通りの0.4%

CPIは順調に低下しているように思います。

ただ家賃の高止まり、中古車の価格などは上昇しているようです。

米小売売上高

※数値は、前回、予想、結果の順

5月 小売売上高[前月比] 0.4% -0.1% 0.3%

5月 コア小売売上高[前月比] 0.4% 0.2% 0.1%

  • 小売売上高は市場予想を上回る0.3%
  • コア小売売上高は前回・市場予想を下回る0.1%

自動車への支出拡大、サービス分野(飲食店)の増加を反映しているようです。

個人消費は堅調です。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

日経225

【NI225】日経225: 4.47%
TOPIXTOPIX指数: 3.42%
MOSマザーズ指数: 7.45%

日経225は10週連続陽線。(↑チャート)

チャートをみてちょっと笑ってしまいました。強すぎでしょ。。

RSIは89.9に達しました。怖いわ!

マザーズは3週連続陽線になりました。

やっとマザーズも上昇し始めたのでしょうか。100EMAにタッチしました。

アメリカの株価指数

【SPX】S&P500指数

【DJI】ダウ指数: 1.25%
【SPX】S&P500指数: 2.58%
【NDX】ナスダック100指数: 3.82%

全指数陽線。

S&P500も上昇チャネルを上抜けしてきました。(↑チャート)

ナスダックはRSIが85%です。。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 1.06%
DAX】ドイツDAX指数: 2.56%
【PX1】フランスCAC40指数: 2.43%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 2.59% 

欧州は反発しました。

下落が続いていたイギリスも上昇です。

新興国株価指数

【TAIEX】台湾加権指数指数

【HSI】香港ハンセン指数: 3.35%
【TAIEX】台湾加権指数指数: 2.28%
【SENSEX】インドSENSEX: 1.21%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: 2.64%

新興国は反発。

香港ハンセン指数は3週連続陽線。まだまだダウントレンドです。

台湾は5週連続陽線。めちゃくちゃ強い。(↑チャート)

インドも好調で、22年11月の高値にトライしています。

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:141.857円
直近の高値:10月17日の週の151.944
直近の安値:1月16日の週の127.215

今週は反発。強い陽線です。

一目均衡表の雲をついに上抜けしました。(↑チャート)

上昇チャネル内も上抜けしています。

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は13.53。20以下が続きます。

2022年2月以来の低水準です。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数143.07。(↑チャート)

VIXは下がってますが、スキュー指数は上昇傾向。140を超えています。

CNNの「Fear & Greed index」は82。2週連続EXTREME GREED。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

妻アイコン

株式市場は超強欲

米国債券利回り

引き続き金利は上昇しています。

現在のイールドカーブは下記の通り。

3カ月物利回り>2年債利回り>5年債利回り30年債利回り10年債利回り

コモディティ(商品)

WTI原油は100EMAと200EMAの間で推移していましたが、今週も200EMAの下に。

下落基調が続いています。

天然ガス先物は下落トレンドですが、ヨコヨコ。今週は陽線です。

ゴールドは上昇トレンド。高値でヨコヨコでしたが、調整中。

景気の先行指標のは年始を天井に下落中。ここ3週は陽線。

プラチナはヨコヨコ、4月を天井に下落中。

CRB指数(国際商品先物指数)はなだらかな下落トレンド。

バルチック海運指数は2021年10月を天井に下落トレンド。

妻アイコン

コモディティ冴えないです

仮想通貨

ビットコイン/ドルはFTXの問題で下落していましたが、200EMAまで戻してきました。

今週は200EMAと100EMA付近で推移、調整中。

妻アイコン

上昇トレンドだけど勢いがない

まとめ|円独歩安

ドルインデックスは3週連続陰線、それでもドル円は堅調です。

つまり単に円が弱いんですよね。

ドル円ロングポジションは、かなりスワップが貰えるのでまだいいんですが、最近ユーロドルのショートポジションがきついです。

まだ数十円は貰えるんですが、ドルとユーロの金利差が縮まってきました。

うーん逃げ場がない。

意外にユーロ経済好調なんだよなぁ。

 

日本株はどこまでいくんでしょうか?

米国株も堅調だし。景気後退本当にくるのか?と思ってしまう。。

利下げ開始したら、株価が上がる未来しか見えないのだけど・・・

経済指標が悪くなってくれば株も下がるのかなぁ。でもなかなか悪くなりませんね。

ほんと分かりません。