今週の重要指標と騰落率についてまとめました。
スポット購入の参考になれば幸いです。
騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください
今週の重要指標とイベント
ISM造業製景気指数
50を割ったときの背景色をグレーにしています。
※数値は、前回、予想、結果の順
8月 ISM製造業景気指数 52.8 52.0 52.8
製造業は前回から変わらず52.8で横ばい。市場予想を上回りました。
米国の景気は強いですね。
ドル高要因になりました
ISM(非)製造業景気指数とは、ISM(Institute for Supply Management)が公表しているアメリカの景況感を示す指標。
数値が50%を上回れば景気拡大、50%を下回れば景気後退と判断される。
製造業は翌月第1営業日、非製造業は第3営業日に発表される。
米国雇用統計
※数値は、前回、予想、結果の順
7月 失業率 3.5% 3.5% 3.7%
7月 非農業部門雇用者数[前月比] 52.8万人(52.6万人) 30.0万人 31.5万人
7月 平均時給[前年比] 5.2% 5.2% 5.2%
7月 平均時給[前月比] 0.5% 0.4% 0.3%
- 失業率は前回・予想より高い3.7%
半年ぶりの高水準です。 - 非農業部門雇用者数は市場予想を上回る31.5万人
- 平均時給も前回・予想より低い0.3%
雇用統計はまちまちの結果ですが、どちらかというと悪い(ドル売り要因)結果となりました。
しかしドル円はそこまで動かず、日足は上髭の長い短い陰線になりました。
来週月曜日はアメリカ市場はお休みです
来週の注目指標
来週の注目指標は以下の通りです。
- 9/6(火)ISM非製造業景気指数、豪政策金利
- 9/8(木)ECB政策金利
月曜日はトレード控えたいです。
今週はしっかりした陰線。
やっぱりアメリカ市場にひっぱられて下がりました。
アメリカの株価指数
【SPX】S&P500指数: -3.29% (RSI 41.64)
【NDX】ナスダック100指数: -4.02% (RSI 41.17)
3指数ともジャクソンホール会議以降下げています。
ナスダック100は週間4%以上の下落率ですが、まだRSIは41あります。
スポット購入は見送ります。
良い感じに下がってきました。
先進国の株価指数
【DAX】ドイツDAX指数: 0.61%
【PX1】フランスCAC40指数: -1.70%
★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: -3.55%
イギリスとフランスは200週移動平均線の上で推移。
ドイツは200週移動平均線の下。
欧州はエネルギー問題がネック
新興国の株価指数
ハンセン指数は相変わらずの下降トレンド。
インドSENSEXは相変わらず強いですが、なかなか前回高値を上抜けることができません。レンジ相場です。
VWOがそろそろスポット購入ルール点灯しそうです。
前回安値に迫ってきました。
その他指数の動向
VIX指数
VIX(恐怖指数)は25.46。
米国債券利回り
現在10年債利回りは3.193%です。5週連続上昇してます。仮想通貨
仮想通貨は6/13の週から上昇傾向でしたが、8/15の週から下落しています。ドルと仮想通貨は逆相関?
まとめ|来週から株は軟調、ドル高か
株式市場も為替市場も盛り上がってまいりました。
今週も株価は続落。
株価は前回安値を割ってからスポット購入開始したいです。(高値からの下落率ルール)
一方ドル円は140円の節目突破。1988年以来の24年ぶりだそうです。
ドル円はアメリカの指標が多少悪くても、全く下がる気がしないですね。
まだ日本は「相場注視」に留まる発言しかしていないので、まだまだ円売ドル買になりそうですね。
以下、2日の鈴木財務相の発言。
「為替相場はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に沿って安定的に推移することが重要で、急速な変動は望ましくない」