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【今週の重要指標と騰落率】2022年8月22日から8月26日|ジャクソンホール会議で米国株急落

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

今週の重要指標とイベント

欧州のPMI(購買担当者指数)

今週はPMIの発表祭りでした。

PMI(購買担当者景気指数)

PMI(購買担当者景気指数)とは、企業の購買担当者へのアンケート結果をもとに景況感を指数化した指標。
数値が50を上回れば景気拡大50を下回れば景気後退と判断される。
製造業PMIはGDPより2ヵ月先行しているため、マーケットで注目される。

※数値は、前回、予想、結果の順

▶フランス

  • 08月 製造業PMI 49.5    49.0    49.0
  • 08月 非製造業(サービス業)PMI 53.2    53.0    51.0
  • 08月 総合(コンポジット)PMI 51.7    50.8    49.8

▶ドイツ

  • 08月 製造業PMI 49.3    48.0    49.8
  • 08月 非製造業(サービス業)PMI 49.7    49.0    48.2
  • 08月 総合(コンポジット)PMI 48.1    47.4    47.6

▶ユーロ圏

  • 08月 製造業PMI 49.8    49.0    49.7
  • 08月 非製造業(サービス業)PMI 51.2    50.5    50.2
  • 08月 総合(コンポジット)PMI 49.9    49.0    49.2

▶イギリス

  • 08月 イギリス製造業PMI 52.1    51.0    46.0
  • 08月 イギリス非製造業(サービス業)PMI 52.6    51.6    52.5
  • 08月 総合(コンポジット)PMI 52.1    51.1    50.9

  • フランスの総合PMIは、50を1年ぶりに割り込んだ
  • ドイツの総合PMIは、2ヵ月連続で50を下回る
  • ユーロ圏の総合PMIは、2ヵ月連続で50を下回る
  • イギリスの製造業PMIは前回、市場予想よりも大幅に下回る46.0
    総合PMIも2021年2月以来の低水準。景気後退が近づいている可能性。

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総合PMIは全部前回より下がりました

米PMI(購買担当者指数)

※数値は、前回、予想、結果の順

  • 08月 製造業PMI 52.2    51.8    51.3
  • 08月 非製造業(サービス業)PMI 47.3    49.8    44.1
  • 08月 総合(コンポジット)PMI 47.7  45.0

  • 製造業、非製造業ともに前回、予想より下回った
  • 総合PMIは2年3カ月ぶりの低水準の45.0

前月に引き続き、米国については欧州よりも景況感が下がりました。

やはりサービス業PMIが酷いですね。

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こんなに下がっても、やっぱりユーロやポンドよりドルのほうが強いんだ

米国 実質GDP

※数値は、前回、予想、結果の順

第2四半期 実質GDP[前期比年率] -0.9% -0.7% -0.6%

第2四半期(4~6月)のGDP速報値は、前期比0.6%マイナス。

前回、市場予想よりも上方修正されました。

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2四半期連続のマイナスは変わりません

GDP国内総生産

GDP国内総生産とは、国内で新たに生産された財やサービスの「付加価値」の総額。実質GDPは、名目GDPから物価変動の影響を除いたもの。

四半期ごとに発表され、速報値は四半期終了後の翌月末に発表される。

多くの国では2期連続でGDPがマイナスになるとリセッション(景気後退)とみなされる(=テクニカル・リセッション)が、実際の判断は全米経済研究所(NBER)が行う。

米国 PCEデフレータ(個人消費支出)

※数値は、前回、予想、結果の順

  • 個人所得[前月比] 0.7% 0.6% 0.2%
  • 個人支出[前月比] 1.0% 0.5% 0.1%
  • 卸売在庫[前月比] 1.9% 1.4% 0.8%
  • PCEデフレータ[前年比] 6.8% 6.4% 6.3%
  • PCEコアデフレータ[前月比] 0.6% 0.2% 0.1%
  • PCEコアデフレータ[前年比] 4.8% 4.8% 4.6%

  • 個人所得、個人所得ともに前回・市場予想を下回り、鈍化
  • 卸売り在庫も前回・市場予想を下回り、鈍化
  • FRBがインフレ指標として注目しているPCEコアデフレーターも前回・市場予想を下回り、鈍化

すべて鈍化の結果となりましたが、ドル安は限定的です。

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指標がどうなろうが、この程度では下がらないドル…

PCEデフレーター(個人消費支出)

PCEデフレーター(個人消費支出)とは、個人消費の物価動向を示す指標。

PCEデフレーターから、価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたものをPCEコアデフレーターといい、CPIより調査対象となる範囲が広く、FRBが最も重視している物価指数である。
米商務省が毎月末に発表している。

ジャクソンホール会議

パウエル議長発言を簡単にまとめます。

  • インフレを根絶するために利上げを継続し、金利を高い水準でしばらく維持する可能性
  • 過去の記録は早急過ぎる政策緩和を強く戒めている
  • 利上げ幅については明確な手がかりを示さず

久々にダウが1000ポイント以上の急落となりました。

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9月FOMCの利上げ幅は0.75かな

来週の注目指標

来週の注目指標は以下の通りです。

  • 9/1(木)製造業PMI、ISM製造業景気指数
  • 9/2(金)米雇用統計

月初ということで、来週は雇用統計があります。

週前半は月末なのであまりトレードはしたくないですね。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225: -1.00%
TOPIXTOPIX指数: -0.75%
MOSマザーズ指数: -0.62%

今週は下落。日経平均TOPIXは十字線となりました。

ジャクソンホール会議と、米国株の急落を受けて、来週の日本の株式市場がどうなるか興味深いですね。

わが道を行くことができるのでしょうか?

アメリカの株価指数

【DJI】ダウ指数: -4.22% (RSI 46.93)
【SPX】S&P500指数: -4.04% (RSI 47.83)
【NDX】ナスダック100指数: -4.82% (RSI 46.95)

3指数ともジャクソンホール会議で急落。

しかし下落は始まったばかりでRSIは高い数値です。せめて40切ったらスポット購入を考えます。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : -1.63%
DAX】ドイツDAX指数: -4.23%
【PX1】フランスCAC40指数: -3.41%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: -3.61%

イギリスとフランスは200週移動平均線の上で推移。

ドイツはまた200週移動平均線を下抜けしました。

欧州も結構下げてきましたね。

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ドイツは欧州の中でも弱いですね

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: 2.01%
【SENSEX】インドSENSEX: -1.36%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: 0.51%

ハンセン指数は相変わらずの下降トレンド。

インドSENSEXは相変わらず強いですが、なかなか前回高値を上抜けることができません。レンジ相場です。

その他指数の動向

VIX指数

VIXは7週連続陰線でしたが、今週はさすがに急上昇の25.55
需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数は124.57。
SKEW指数は140を超えたら注意。

米国債券利回り

現在10年債利回りは3.043%です。上昇してますね~。
2年債は現在3.403%です。
現在のイールドカーブは下記の通り。
2年債利回り>5年債利回り30年債利回り10年債利回り
まだ下落は止まったとは言えませんが…
ゴールドは200週EMAで反発し、4週連続陽線でしたが再び下落中。
景気の先行指標のは7/11以降、反転上昇。
CRB指数(国際商品先物指数)も7/11以降、反転上昇。
コモディティは下げ止まったのでしょうか?
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イラン原油再開?減産?どっちなんだい

仮想通貨

仮想通貨は6/13の週から上昇傾向でしたが、先週は大陰線。
現在も陰線で下落中です。
STEPN/USDは特にひどいですね。

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ドルと仮想通貨は逆相関?

まとめ|来週から株は軟調、ドル高か

久々に株価指数の下落がきました!

来週の以降の動きが楽しみです。

毎度ながら、自分の都合でのみで喜んでいてすみません。

リタイアまで最速10年はあるので、今は下がった方がうれしいのです。

 

そしてやっぱりドル高になりましたね。

信じていたよ、パウエルさん。この程度じゃインフレ収まっただなんて言えないですよね。

クロス円保持者の私としてはドル高の方がありがたいんです。

これも私の都合です(笑)

 

また、最近債券を買いたくなってきました。

現金比率が多いのですが、そんなに株価指数をスポット購入する機会も来ないし…

現金でもっておくよりも、債券に少しふってもいいかな?という気になってきました。

どうやって買うか、検討中です。

ETFがいいか、投資信託がいいか。。

ドルコスト平均法で積み立てたほうがいいかなぁ。

色々調べてみようと思います。

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債券といっても、日本国債以外です