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【今週の重要指標と騰落率】2022年8月1日から8月5日|ペロシ下院議長台湾訪問と米雇用統計

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

今週の重要指標とイベント

ISM造業・非製造業製景気指数

ISM製造業景気指数

50を割ったときの背景色をグレーにしています。

※数値は、前回、予想、結果の順

7月 ISM製造業景気指数 53.0 52.0 52.8

7月 ISM非製造業景気指数 55.3 53.6 56.7

製造業は前回よりは低くなりましたが、予想よりは良かったです。

また非製造業は、前回・市場予想を上回る、3カ月ぶりの高水準でした。

米国の景気後退懸念が和らぐ結果に。

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ドル高要因であるものの、限定的な上昇でした

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数とは、ISM(Institute for Supply Management)が公表しているアメリカの景況感を示す指標。
数値が50%を上回れば景気拡大50%を下回れば景気後退と判断される。
製造業は翌月第1営業日、非製造業は第3営業日に発表される。

オーストラリア政策金利

豪政策金利

※数値は、前回、予想、結果の順

8月 豪中銀政策金利 1.35% 1.85% 1.85%

予想通り、1.35%から1.85%の0.5ポイントに引き上げることを決定しました。

0.5ポイントの利上げは3会合連続です。

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凄い角度だ!

イギリス政策金利

※数値は、前回、予想、結果の順

8月 英中銀政策金利 1.25% 1.75% 1.75%

1.25%から1.75%の利上げを決定しました。

0.5ポイントの利上げは27年半ぶりで、利上げは6回会合連続です。

またインフレ加速でイギリス経済は景気後退に向かいつつあると警告しました。

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発表後、ポンドがかなり売られました

米国雇用統計

雇用統計

※数値は、前回、予想、結果の順

7月 失業率 3.6% 3.6% 3.5%

7月 非農業部門雇用者数[前月比] 37.2万人(39.8万人) 24.9万人 52.8万人

7月 平均時給[前年比] 5.1% 4.9% 5.2%

7月 平均時給[前月比] 0.3% 0.3% 0.5%

失業率は予想より低い3.5%でした。

非農業部門雇用者数は市場予想を大幅に上回る(2倍以上!52.8万人でした。

平均時給も市場予想より増加。

リセッション懸念が和らぎ、一気にドル高に方向になりました。

しかし時給が増加するということは、インフレにつながるというわけで…

利上げの後押しにもなりそうです。

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さすがに市場予想と結果が違いすぎでは…倍って!

失業率

失業率は、労働人口に占める失業者の割合を示す。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの売り材料、予想より低い→米ドルの買い材料

非農業部門雇用者数

非農業部門雇用者数は、農業を除く分野で働く雇用者数。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの買い材料、予想より低い→米ドルの売り材料

来週の注目指標

来週の注目指標は以下の通りです。

来週はCPIが注目です。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225: 1.35%
TOPIXTOPIX指数: 0.35%

MOSマザーズ指数: 1.64%

日経平均は下は25,500、上は28,400あたりの平行チャネルで推移しています。

終値で28,000円を上抜けました。

平行チャネルの上限ですが、今後このチャネルを抜けてくるのでしょうか?

マザーズも堅調です。

アメリカの株価指数

【DJI】ダウ指数: -0.13%
【SPX】S&P500指数: 0.36%
【NDX】ナスダック100指数: 2.01%

3指数とも先週の勢いはなくなりましたが、陽線です。

ダウとS&P500は前回の高値を上抜けできるか?

ナスダックは先週すでに高値を上抜けしており、今週も強い陽線。

フィボナッチの0.382と100EMAも上に抜けてきました。

今後前回の安値より切り上げ底打ちとなるか?

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 0.02%
DAX】ドイツDAX指数: 0.67%
【PX1】フランスCAC40指数: 0.37%


★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 0.52%

イギリスとフランスは200週移動平均線の上で推移。

ドイツは200週移動平均線を上抜けできるでしょうか?

しかしドイツはエネルギー問題が不安です。

冬の暖房は大丈夫なのでしょうか。

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緑の党のうさんくささよ…国民の命より脱原発命か?

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: 0.23%
【SENSEX】インドSENSEX: 1.42%


★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: 0.15%

ハンセン指数は相変わらずの下降トレンド。

下降トレンド内でまた下に向かっています。

インドSENSEXは強い。3週連続の陽線。

その他指数の動向

VIX指数

VIXは7週連続陰線で、21.14。200EMAを割っています。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数は125.97。少し上昇しました。

SKEW指数は140を超えたら注意。

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市場は落ち着いてます。久々にVIX20以下になるかな?

米国債券利回り

現在10年債利回りは2.832%です。3週ぶりの陽線です。

6/13の週以降、低下しています。

2年債は一気にあがりました。現在3.327%です。

現在のイールドカーブは下記の通り。

2年債利回り>30年債利回り5年債利回り10年債利回り

引き続き逆イールドです。

コモディティ(商品)

WTI原油は今週は大陰線です。下落が止まりません。

ゴールドは200週EMAで反発し、3週連続陽線です。

景気の先行指標のは下髭の長い陰線。

ゴールドと銅は一旦下げ止まったか?

CRB指数(国際商品先物指数)は2週連続陽線でしたが、今週や陰線。

コモディティが下落(調整)進行中です。

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コモディティは難しい…

仮想通貨

仮想通貨は今週はまちまち。

エーサリアム/米ドルは、週足200EMAを現在上抜けしています。

仮想通貨も下落中の戻しなのか、底打ちしたのか、微妙ですね。

まとめ|ペロシショック

今週も為替が波乱の展開でした。株は堅調です。

2日夜にペロシ下院議長が台湾に到着するまで、地政学リスクから円買い。

無事に到着してから一気に円売りドル高へ。

雇用統計後は予想以上の労働市場の堅調さでさらにドル高へ。

最近為替のボラティリティが高すぎます。

株が下落局面では毎朝米国の株価指数を気にしてますが(買い増しのため)、最近は朝起きたらまず為替チェックしてます(笑)

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次の利上げも0.75%かな?