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【今週の重要指標と騰落率】2022年7月25日から7月29日|FRB0.75%の大幅利上げ

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

今週の重要指標とイベント

FRB政策金利

FRB政策金利

※数値は、前回、予想、結果の順

07月 FRB政策金利(下限金利) 1.5% 2.25% 2.25%

07月 FRB政策金利(上限金利) 1.75% 2.5% 2.5%

市場の予想通り、主要政策金利を前会合に続き0.75ポイント引き上げました。

サプライズの1ポイントの利上げはありませんでした。

パウエル議長の発言での注目は以下。

  • 次回の9月に同様の利上げになるかは、次回会合までのデータ次第
  • 米経済は現在リセッションには陥っていない
  • インフレ率の目標2%に戻すことにコミット

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利上げの角度が凄い!

米国 実質GDP

※数値は、前回、予想、結果の順

第2四半期 実質GDP[前期比年率] -1.6% 0.4% -0.9%

第2四半期(4~6月)のGDP速報値は、前期比0.9%マイナスで、2四半期連続のマイナスとなりました。

2期連続のマイナス成長で、利上げを縮小せざる得ないとの見方もでており、ドル安気味になっています。

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2四半期連続のマイナスとなりましたが、リセッション認定されるでしょうか?

GDP国内総生産

GDP国内総生産とは、国内で新たに生産された財やサービスの「付加価値」の総額。実質GDPは、名目GDPから物価変動の影響を除いたもの。

四半期ごとに発表され、速報値は四半期終了後の翌月末に発表される。

多くの国では2期連続でGDPがマイナスになるとリセッション(景気後退)とみなされる(=テクニカル・リセッション)が、実際の判断は全米経済研究所(NBER)が行う。

米国 PCEデフレータ(個人消費支出)

※数値は、前回、予想、結果の順

06月 PCEデフレータ[前年比] 6.3% 6.7% 6.8%

06月 PCEコアデフレータ[前月比] 0.3% 0.5% 0.6%

06月 PCEコアデフレータ[前年比] 4.7% 4.7% 4.8%

  • PCEデフレータは前回、市場予想を上回る数値。

同じ時間に発表された米個人所得・支出も強い数値となり、9月のFOMC利上げ観測がタカ派に動きました。

0.5%利上げ観測が低下、0.75%の利上げ観測が上昇し、ドル高になりました。

PCEデフレーター(個人消費支出)

PCEデフレーター(個人消費支出)とは、個人消費の物価動向を示す指標。

PCEデフレーターから、価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたものをPCEコアデフレーターといい、CPIより調査対象となる範囲が広く、FRBが最も重視している物価指数である。
米商務省が毎月末に発表している。

来週の注目指標

来週の注目指標は以下の通りです。

月初ということで、政策金利やISM、雇用統計と盛りだくさんです。

来週も為替が波乱の一週間になりそうですね。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225: -0.40%
TOPIXTOPIX指数: -0.80%

MOSマザーズ指数: 0.81%

日経平均は下は25,500、上は28,400あたりの平行チャネルで推移しています。

先週比マイナスですが、かろうじて陽線。

欧米は強いですが、日本はそうでもないですね。最近連動しませんね。

ただマザーズは堅調でした。

アメリカの株価指数

ナスダック100週足チャート

【DJI】ダウ指数: 2.97%
【SPX】S&P500指数: 4.26%
【NDX】ナスダック100指数: 4.45%

3指数ともかなりしっかりした陽線です。

下降チャネルの上限ですが、今までの戻しで一番強いですね。

ナスダックは前回の高値を上抜けしていますね。(上のチャートはナスダック100の週足)

フィボナッチの0.382で止まりました。

今後前回の安値より切り上げていくのか?来週が楽しみですね。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 2.02%
DAX】ドイツDAX指数: 1.74%
【PX1】フランスCAC40指数: 3.73%


★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 3.83%

イギリスとフランスは200週移動平均線の上で推移。

ドイツは200週移動平均線の下までもどってきました。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: -2.20%
【SENSEX】インドSENSEX: 2.67%


★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: 1.32%

ハンセン指数は相変わらずの下降トレンド。

下降トレンド内でまた下に向かっています。

インドSENSEXは強い。2週連続の陽線。

その他指数の動向

VIX指数

VIXは7週連続陰線で、21.32。200EMAを割りそう。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数は今週は下がり122.29。

SKEW指数は140を超えたら注意。

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市場は落ち着いてます。久々にVIX20以下になるかな?

米国債券利回り

現在10年債利回りは2.654%です。

6/13の週以降、低下し続けています。

現在のイールドカーブは下記の通り。

30年債利回り>2年債利回り>5年債利回り10年債利回り

引き続き逆イールドです。

コモディティ(商品)

WTI原油は今週は陽線でした。しかし下落が続いています。

ゴールドは5週連続陰線でしたが、先週から2週連続陽線です。

200週EMAで反発しています。

景気の先行指標のも同様に陽線。

CRB指数(国際商品先物指数)は5週連続陰線でしたが、先週から2週連続陽線です。

コモディティが下落(調整)進行中です。

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下落途中の戻しと言ったところでしょうか…

仮想通貨

仮想通貨は今週も陽線になっています。

エーサリアム/米ドルは、週足200EMAを現在上抜けしています。

まとめ|株式市場はいったん底打ちとなるか?

今週は為替が波乱の展開でしたが、株は堅調です。

景気後退懸念がありますが、景気後退すると利上げペースも緩めざる負えないということで、株価が堅調になっているのでしょうか?

グロース株が強いです。

今週は為替が激しすぎでした。

来週も面白いことになりそうです。

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ほんとうに株というのは不思議なものですね~わたしには難しすぎます