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【今週の重要指標と騰落率】2023年7月17から7月21日|植田総裁のハト派発言で日銀会合での政策修正観測弱まる

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

主要各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

6月 米FOMC政策金利 5.25% 5.25% 5.25% (次回7月25~26日)

6月 ECB政策金利 3.75% 4.0% 4.0% (次回7月27日)

6月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回7月27~28日)

6月 英中銀政策金利 4.5% 4.75% 5.0% (次回8月3日)

7月 豪中銀政策金利 4.1% 4.1% 4.1% (次回8月1日)

7月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回8月16日)

7月 カナダ政策金利 4.75% 5.0% 5.0% (次回9月6日)

6月(第二四半期) スイス政策金利 1.5% 1.75% 1.75% (次回9月21日)

今週はトルコと南アフリカの政策決定会合がありました。

 

トルコ中央銀行は、政策金利を2.5%ポイント引き上げ、17.5%に引き上げました。

ただ、市場予想は18.25%を予想していたんですね。

トルコは予想を裏切ってくれますね~。。

金融引き締めは継続するということです。

 

南アフリカ中央銀行は、政策金利を据え置き、8.25%としました。

市場は0.25%利上げを予想していました。

FOMC6月のドットチャートと利上げ見通し

ドットチャート(政策金利見通し)

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

今回公表されたドットチャートでは、年末までに5.6%に上昇すると予想されています。

 

次回FOMCは7月25~26日です。

FedWatchでは、次回FOMC利上げなしが0.8%(先週は7.0%)0.25ポイントの利上げが99.2%(先週は93.0%)になっています。

ほぼほぼ次回の利上げはあるという予想です。

今週の重要指標とイベント

米小売売上高

※数値は、前回、予想、結果の順

6月 小売売上高[前月比] 0.3% 0.5% 0.2%

6月 コア小売売上高[前月比] 0.1% 0.3% 0.2%

  • 小売売上高は前回・市場予想を下回る0.2%
  • コア小売売上高も前回・市場予想を下回る0.2%

市場予想は下回りましたが、強弱入り混じる結果だったようです。

ガソリン価格が下落して売上高が減少しました。

ただ自動車、衣料品、オンライン小売、など他の分野では売上高は増加でした。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225: -0.27%
TOPIXTOPIX指数: 1.03%
MOSマザーズ指数: -2.45%

今週は日本はまちまちでした。

TOPIXだけ陽線でしたね。調整局面です。

アメリカの株価指数

【DJI】ダウ指数

【DJI】ダウ指数: 2.08%
【SPX】S&P500指数: 0.69%
【NDX】ナスダック100指数: -0.90%

米国もまちまち。

S&P500は終値で上昇チャネルの上限に戻ってきました。

ダウは高値を抜けられずヨコヨコでしたが、ついに今週前回高値を上抜けしました。(↑チャート)

ナスダックは今週は陰線です。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 3.08%
DAX】ドイツDAX指数: 0.45%
【PX1】フランスCAC40指数: 0.79%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 0.67% 

欧州は今週も3指数とも陽線。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: -1.74%
【TAIEX】台湾加権指数指数: -1.46%
【SENSEX】インドSENSEX: 0.94%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -1.41%

新興国はインドのみ陽線。

中国は相変わらず下降トレンドは続行中。

台湾は上昇トレンド続行中です。

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:141.827円
直近の高値:10月17日の週の151.944
直近の安値:1月16日の週の127.215

ドル円は今週は大陽線。20EMAで反発して上昇。(↑チャート)

先週3.38円も下げましたが、今週は3.146円も上昇したようです。。

ドルインデックスは200EMAで反発上昇、ユーロインデックスは下落、円指数は20EMAで反落です。

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は13.59。6月くらいから15付近の低水準で推移。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数142.55

140を上回っています。

CNNの「Fear & Greed index」は82。4週連続EXTREME GREEDになりました。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

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株式市場は極度の貪欲

米国債券利回り

債券利回り

金利はまた上昇傾向に。

現在のイールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>2年債利回り>5年債利回り>30年債利回り10年債利回り

今回は下側に日本の債券利回りをのせておきます。

7月から上昇していた利回りが、今週に入って下がっていっています。

コモディティ(商品)

WTI原油はこのところ200EMAの下にいましたが、4週連続陽線、200EMAの上です。

天然ガス先物は下落トレンドですが、4月に底打ちして上昇傾向。

ゴールドは上昇トレンドでしたが、5月1日の週を天井に調整中。3週連続陽線。

景気の先行指標のは年始を天井に下落中。5月に底打ち?

プラチナは4月を天井に下落中です。

CRB指数(国際商品先物指数)はなだらかな下落トレンド。100EMAが支持線。3週連続陽線。

バルチック海運指数は2021年10月を天井に下落トレンド。

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景気後退懸念減速?コモディティ堅調です

仮想通貨

ビットコイン/ドルはFTXの問題で下落していました。

6月19日の週に大陽線になってから、4週連続ヨコヨコです。

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なかなか前回高値をはっきり上抜けませんね

まとめ

為替から目を背けている間に、いつの間にか142円前まで戻していました。

ここ数年のドル円ボラティリティに驚きます。

 

この円安は、日銀政策決定会合での政策修正予想が後退したことが原因のようです。

18日のG20の後の記者会見で、以下のように語りました。(Bloomberg

  植田総裁は、物価目標達成には「まだ距離があるという認識がこれまであり、そういう認識の下では金融仲介機能や市場機能に配慮しつつ、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策の下で粘り強く金融緩和を続けてきた」と説明。その上で、目標との距離や見通しを毎回の金融政策決定会合できちんとチェックし、「その前提が変わらない限り全体のストーリーは不変だ」と語った。

 

日銀政策決定会合前は本当に怖いですね。。

今週末の日銀政策決定会合で政策変更なしなら、145円超えも見えてくるでしょうか・・・?