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【今週の重要指標と騰落率】2023年6月5日から6月9日|オーストラリア、カナダは予想外の利上げ

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

5月 米FOMC政策金利 5.0% 5.25% 5.25% (次回6月13~14日)

5月 ECB政策金利 3.5% 3.75% 3.75% (次回6月15日)

4月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回6月15~16日)

5月 英中銀政策金利 4.25% 4.5% 4.5% (次回6月22日)

6月 豪中銀政策金利 3.85% 3.85% 4.1% (次回7月4日)

3月 NZ中銀政策金利 5.25% 5.5% 5.5% (次回7月12日)

6月 カナダ政策金利 4.5% 4.5% 4.75% (次回7月12日)

3月 スイス政策金利 1.5% 1.5% 1.5% (次回6月22日)

オーストラリア準備銀行は、政策金利を0.25%引き上げ、4.10%とした。

0.25%の利上げは40%織り込まれていましたが、予想外のサプライズとなりました。

利上げは2カ月連続で、追加引き締めも示唆しています。

中銀のロウ総裁は声明は以下の通り。

  • 「オーストラリアのインフレ率はピークを過ぎたが、7%では依然高すぎ、目標レンジ内に戻るまで一定の時間がかかる」
  • 「今回の利上げにより、インフレ率が妥当な時間軸内に目標に戻るという自信が強まる」

 

カナダ銀行は、政策金利を0.25%引き上げ、4.75%としました。

2会合連続で停止していた政策金利の引き上げを再開し、サプライズ利上げとなりました。

カナダ銀行の声明抜粋

  • 「経済の超過需要は、総じて予想よりも持続性があるように見える。需給の均衡を回復させ、インフレ率を持続的に2%の目標に戻すには、金融政策が十分景気抑制的でなかった」

今週2か国の政策はタカ派でした。

3月のドットチャートと利上げ見通し

ドットチャート

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

次回FOMCは6月13~14日です。

FedWatchでは、次回FOMC利上げなしが71.2%(先週は74.7%)0.25ポイントの利上げが28.8%(先週は25.3%)になっています。

利上げなし予想が少し減りました。

今週の重要指標とイベント

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数とは、ISM(Institute for Supply Management)が公表しているアメリカの景況感を示す指標。
数値が50%を上回れば景気拡大50%を下回れば景気後退と判断される。
製造業は翌月第1営業日、非製造業は第3営業日に発表される。

ISM(非)製造業景気指数

※製造業が50を割ったときの背景色をグレーにしています。

※数値は、前回、予想、結果の順

5月 ISM製造業景気指数 47.1 47.1 46.9

5月 ISM非製造業景気指数 51.9 52.5 50.3

  • ISM非製造業景気指数は前回・予想を下回る
    新規受注が下がり、支払い価格指数が3年ぶりの低水準となったのが要因

ISM非製造業も50を切りそうになってきました。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

日経225

【NI225】日経225: 2.25%
TOPIXTOPIX指数: 1.91%
MOSマザーズ指数: 1.97%

日経225は9週連続陽線。(↑チャート)

上昇チャネルを突破して強いですね。

RSIは86.24に達しました。

マザーズは2週連続陽線になりました。

アメリカの株価指数

【DJI】ダウ指数: 0.34%
【SPX】S&P500指数: 0.39%
【NDX】ナスダック100指数: -0.13%

ダウとS&P500は陽線。

ナスダックは6週連続陽線でしたが、今週は陰線で十字線に。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : -0.59%
DAX】ドイツDAX指数: -0.63%
【PX1】フランスCAC40指数: -0.79%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 0.32% 

欧州はこのところ弱いです。

イギリスは7週連続で下落してます。

新興国株価指数

台湾加権指数指数

【HSI】香港ハンセン指数: 2.32%
【TAIEX】台湾加権指数指数: 1.07%
【SENSEX】インドSENSEX: 0.13%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: 1.26%

新興国は反発。

香港ハンセン指数は2週連続陽線。

台湾は4週連続陽線。半導体とかで上がっているのか?強いですね。(↑チャート)

インドは22年11月の高値にトライしそう。

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:139.350円
直近の高値:10月17日の週の151.944
直近の安値:1月16日の週の127.215

今週も陰線でした。

20EMAと40EMAの上で推移。現在は一目均衡表の雲の中です。(↑チャート)

上昇チャネル内で推移しています。

その他指数の動向

VIX指数など

SKEW(スキュー)指数

VIX恐怖指数)は13.84。20以下が続きます。

2022年2月以来の低水準です。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数152.78。(↑チャート)

VIXは下がってますが、スキュー指数は上昇傾向。140を超えています。

CNNの「Fear & Greed index」は77。ついにEXTREME GREEDになりました。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

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株式市場は超強欲

米国債券利回り

米国債券利回り

引き続き金利は上昇しています。

現在のイールドカーブは下記の通り。

3カ月物利回り>2年債利回り>5年債利回り30年債利回り10年債利回り

コモディティ(商品)

WTI原油は100EMAと200EMAの間で推移していましたが、今週も200EMAの下に。

下落基調が続いています。

天然ガス先物は下落トレンドですが、ヨコヨコ。今週も陰線です。

ゴールドは上昇トレンド。高値でヨコヨコでしたが、調整中。

景気の先行指標のは年始を天井に下落中。

プラチナはヨコヨコ、4月を天井に下落中。

CRB指数(国際商品先物指数)はなだらかな下落トレンド。

バルチック海運指数は2021年10月を天井に下落トレンド。

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コモディティ冴えないです

仮想通貨

ビットコイン/ドルはFTXの問題で下落していましたが、200EMAまで戻してきました。

今週は200EMAと100EMA付近で推移、調整中。

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底打ちしたかな?

まとめ|今週もドル安

今週はISMやオーストラリア・カナダの政策金利の発表がありましたが、そんなに動いてませんね。

やはり来週はCPIやFOMC、ECB、日銀政策決定会合など重要な指標がたくさんありますからねぇ。

ちょうどいい調整週だと思おう。

 

しかし日経は堅調ですね。

日本株が買われると円安になるので個人的には助かります。。

外国勢、もっと日本株買ってください。。

 

今週の重要指標と騰落率

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