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【今週の重要指標と騰落率】2023年4月3日から4月7日|OPECプラス減産、ISM低下、雇用統計は堅調

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

3月 米FOMC政策金利 4.75% 5.0% 5.0% (次回5月2~3日)

3月 ECB政策金利 3.0% 3.5% 3.5% (次回5月4日)

3月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回4月27~28日)

3月 英中銀政策金利 4.0% 4.25% 4.25% (次回5月11日)

3月 豪中銀政策金利 3.6% 3.6% 3.6% (次回5月2日)

3月 NZ中銀政策金利 4.75% 5.00% 5.25% (次回5月24日)

3月 カナダ政策金利 4.5% 4.5% 4.5% (次回4月12日)

3月 スイス政策金利 1.5% 1.5% 1.5% (次回6月22日)

今週は豪中銀、NZ中銀の政策金利発表がありました。

豪中銀は予想通りの利上げなし、据え置きの3.6%でした。

今後の利上げはデータ次第です。

目標インフレ率は2-3%目標です。

 

一方NZ中銀は、市場予想は0.25%を上回る0.5%引き上げて5.25%としました。

すでに景気減速の兆しがありましが、インフレ退治を優先しました。

目標インフレ率は1-3%目標です。

 

3月のFOMCで発表されたドットチャート↓

ドットチャート

次回FOMCは5月2~3日です。

FedWatchでは、次回FOMC利上げなしが33.0%(先週は52.3%)0.25ポイントの利上げが67.0%(先週は47.7%)になっています。

今週の重要指標とイベント

ISM製造業景気指数

ISM製造業景気指数

※製造業が50を割ったときの背景色をグレーにしています。

※数値は、前回、予想、結果の順

3月 ISM製造業景気指数 47.7 47.6 46.3

3月 ISM非製造業景気指数 55.1 54.5 51.2

  • ISM製造業景気指数は前回・予想を下回る46.3
    2年10カ月ぶりの低水準で、分岐点の50を5ヵ月連続で下回る
  • ISM非製造業景気指数は前回・予想を下回る51.2

製造業・非製造ともに落ちてきました。

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数とは、ISM(Institute for Supply Management)が公表しているアメリカの景況感を示す指標。
数値が50%を上回れば景気拡大50%を下回れば景気後退と判断される。
製造業は翌月第1営業日、非製造業は第3営業日に発表される。

米国雇用統計

米国雇用統計

※数値は、前回、予想、結果の順

3月 失業率 3.6% 3.6% 3.5%

3月 非農業部門雇用者数[前月比] 31.1万人 23.9万人 23.6万人

3月 平均時給[前年比] 4.6% 4.3% 4.2%

3月 平均時給[前月比] 0.2% 0.4% 0.3%

  • 失業率は前回・市場予想より下回る
  • 非農業部門雇用者数は前回・市場予想を下回る
  • 平均時給は市場予想より伸びが鈍化

思ったより悪くない結果です。

失業率は、過去最低付近で推移しています。

平均時給の伸びは低く、市場軟化の兆しです。

失業率

失業率は、労働人口に占める失業者の割合を示す。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの売り材料、予想より低い→米ドルの買い材料

非農業部門雇用者数

非農業部門雇用者数は、農業を除く分野で働く雇用者数。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの買い材料、予想より低い→米ドルの売り材料

今週の出来事

OPECプラスが追加減産を発表
  • OPECプラス、サプライズ協調減産-5月から日量100万バレル超(Bloomberg

4月2日、OPECプラスは日量約116万バレルの追加減産を行うと発表しました。

開始は5月からで、今年末まで継続します。

インフレに影響ありそうですね。

陸上自衛隊ヘリコプターが行方不明

6日、陸上自衛隊ヘリが行方不明になりました。

無線でも異常なしで急に墜落?そんなことはあるのでしょうか?

原因究明を望みます。

来週の重要指標

来週の重要指標は以下の通りです。

  • 4/12(水)CPI
  • 4/14(金)小売売上高

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225: -1.87%
TOPIXTOPIX指数: -1.90%
MOSマザーズ指数: -2.54%

TOPIXは先週は好調だったのに、今週はそれ以上の大陰線でした。

マザーズも弱い。

アメリカの株価指数

S&P500指数

【DJI】ダウ指数: 0.63%
【SPX】S&P500指数: -0.10%
【NDX】ナスダック100指数: -0.90%

ダウだけ陽線。

S&P500(↑チャート)とナスダック100は十字線で、先週からほぼ水準変わらず。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 1.44%
DAX】ドイツDAX指数: -0.20%
【PX1】フランスCAC40指数: 0.03%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 0.07% 

欧州は相変わらず強いです。

ドイツDAXは前回高値を抜けられるのか?

利上げものともせずの堅調さですね。

利上げで景気を潰せてないですね。インフレ収まるのだろうか・・・

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: -0.34%
【SENSEX】インドSENSEX: 1.43%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: 0.02%

新興国はまちまち。

香港ハンセン指数は3週連続陽線でしたが、今週は陰線。

インドは2週連続陽線。

為替

米ドル/円

米ドル/円

今週の終値:132.136
直近の高値:10月17日の週の151.944
直近の安値:1月16日の週の127.215

今週は陰線。

20EMAと40EMAの下で推移。

現在は一目均衡表の雲の中です。

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は18.39。先週よりさらに下がりました。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数124.42

SKEW指数は140を超えたら注意です。

CNNの「Fear & Greed index」は57になりました。

NEUTRALからGREEDに上昇です。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

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株式市場再び強気へ

米国債券利回り

米国債券利回り

現在のイールドカーブは下記の通り。

3カ月物利回り>2年債利回り>30年債利回り5年債利回り>10年債利回り

3カ月債利回りだけ形が違いますね。

コモディティ(商品)

WTI原油

WTI原油は100EMAと200EMAの間で推移していましたが、今週は窓を開けて上昇しました。(↑チャート)OPECプラスの減産の影響ですね。

一方天然ガス先物は下落トレンドです。安値更新。まだ下げるのかぁ。

ゴールドは上昇トレンド。2020年の高値を抜きそうな勢い。

景気の先行指標のはヨコヨコ。

プラチナはヨコヨコ。移動平均線が集ってきました。

CRB指数(国際商品先物指数)はなだらかな下落トレンド。3週連続陽線。

バルチック海運指数は昨年の10月を天井になだらかな下落トレンドですが、2月半ばから強い。

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エネルギー価格上昇すると、インフレがねぇ・・・

仮想通貨

ビットコイン/ドルはFTXの問題で下落していましたが、200EMAまで戻してきました。

今週は100EMAの上にきています。

ここ3週は28000前後で推移。

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底打ちした?

まとめ

ISMは製造業・非製造ともに弱いですが、雇用統計が悪くなかったことで、利上げ停止はまだ無理と判断されたようです。

金利が上昇していますね。

今年はもう株も為替もレンジでいいや・・・。

しかし欧州経済はなぜこんなに堅調なのでしょう。

思ったより暖冬でエネルギー問題がなくなったから?

なんとも不思議です。。