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【今週の重要指標と騰落率】2023年4月10日から4月14日|CPI鈍化もFOMC追加利上げ観測

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

3月 米FOMC政策金利 4.75% 5.0% 5.0% (次回5月2~3日)

3月 ECB政策金利 3.0% 3.5% 3.5% (次回5月4日)

3月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回4月27~28日)

3月 英中銀政策金利 4.0% 4.25% 4.25% (次回5月11日)

3月 豪中銀政策金利 3.6% 3.6% 3.6% (次回5月2日)

3月 NZ中銀政策金利 4.75% 5.00% 5.25% (次回5月24日)

4月 カナダ政策金利 4.5% 4.5% 4.5% (次回6月7日)

3月 スイス政策金利 1.5% 1.5% 1.5% (次回6月22日)

カナダ中銀は予想通りの利上げなし、据え置きの4.5%としました。

インフレが今後数カ月で鈍化するとみているようです。

 

3月のFOMCで発表されたドットチャート↓

ドットチャート

次回FOMCは5月2~3日です。

FedWatchでは、次回FOMC利上げなしが22.0%(先週は33.0%)0.25ポイントの利上げが78.0%(先週は67.0%)になっています。

今週の重要指標とイベント

消費者物価指数(CPI)

CPI(消費者物価指数

CPI(消費者物価指数とは、物価の動きを把握するための経済指標で、毎月発表される。
コアCPIとは、CPIから価格変動の激しい品目を取り除いたもの。日本では生鮮食品、米国では食料品やエネルギー品目など除く。

消費者物価指数(CPI)前年比

消費者物価指数(CPI)

▼前年比

※数値は、前回、予想、結果の順

3月 消費者物価指数(CPI) [前年比] 6.0% 5.2% 5.0%

3月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年比] 5.5% 5.6% 5.6%

  • 前年比のCPIは、前回、市場予想を下回る5.0%
  • 前年比のCPIコアは前回を上回り、市場予想通りの5.5%
消費者物価指数(CPI)前月比

消費者物価指数(CPI)前月比

▼前月比

※数値は、前回、予想、結果の順

3月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 0.4% 0.3% 0.1%

3月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]  0.5% 0.4% 0.4%

  • 前月比のCPIは、前回・市場予想を下回る0.1%
  • 前月比のCPIコアは、前回を下回り、市場予想通りの0.4%

総合CPIは順調に下がっています。

しかしCPIコアは、予想通りではありますが、なかなかしぶといですね。

5月のFOMCで0.25%利上げで打ち止めとなるでしょうか?

生産者物価指数(PPI

PPI(生産者物価指数)

PPI(生産者物価指数)とは、生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格を指数化した経済指標で、毎月発表される。
コアPPIとは、PPIから価格変動の激しい食料品やエネルギー品目など除いたもの。
PPI(生産者物価指数)は川上での価格動向を示し、CPI(消費者物価指数)は川下に位置し、PPIが先行する。

※数値は、前回、予想、結果の順

▼前年比

3月 生産者物価指数(PPI)[前年比] 4.6% 3.1% 2.7%

3月 生産者物価指数(コアPPI)[前年比] 4.4% 4.1% 3.4%

▼前月比

3月 生産者物価指数(PPI)[前月比] -0.1% 0.0% -0.5%

3月 生産者物価指数(コアPPI)[前月比] 0.0% 0.3% -0.1%

  • PPIは、すべて前回・市場予想を下回る

先月に引き続き、川上のPPIはかなり低下しています。

ガソリン価格、サービス価格が低下している模様。

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OPECプラスの減産でどうなるかな?

米小売売上高

※数値は、前回、予想、結果の順

3月 小売売上高[前月比] -0.4% -0.5% -1.0%

3月 コア小売売上高[前月比] -0.1% -0.5% -0.8%

  • 小売売上高は、前回・市場予想を下回る-1.0%
  • コア小売売上高も、前回・市場予想を下回る-0.8%
  • 小売売上高は2カ月連続で減少。サービス部門の飲食店はわずかに増加。

今週の出来事

岸田首相の演説会場に爆発物が投げ込まれる

岸田文雄首相が遊説のため訪れていた和歌山県和歌山市雑賀崎漁港で15日午前、演説直前に聴衆内から不審物が投げ込まれ、爆発音のようなものが聞こえる事件が発生した。首相は別の場所に移動して無事だった。

犯人の動機は不明ですが、岸田首相は全方位から嫌われてそうですね。

重火器が手に入らなくても、やろうと思えば自作できるから怖いですね。

来週の重要指標

来週の重要指標は以下の通りです。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225: 3.54%
TOPIXTOPIX指数: 2.71%
MOSマザーズ指数: 3.58%

全指数戻しました。日経は28000円をしっかり回復。

アメリカの株価指数

【DJI】ダウ指数: 1.20%
【SPX】S&P500指数: 0.79%
【NDX】ナスダック100指数: 0.13%

アメリカも3指数とも陽線。堅調です。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 1.68%
DAX】ドイツDAX指数: 1.34%
【PX1】フランスCAC40指数: 2.66%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 0.51% 

欧州は相変わらず強いです。

フランスCAC40は2022年1月の高値を上抜けしました。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: 0.53%
【SENSEX】インドSENSEX: 1.00%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: 0.42%

新興国も堅調です。

香港ハンセン指数は陰線ですが、下髭が長い。

インドは3週連続陽線。

為替

米ドル/円

今週の終値:133.730
直近の高値:10月17日の週の151.944
直近の安値:1月16日の週の127.215

今週は陽線でした。

20EMAと40EMA付近で推移。

現在は一目均衡表の雲の中です。

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は17.07。4週連続陰線です。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数134.65

VIXは下がったんですが、スキューはまた上がってきました。

SKEW指数は140を超えたら注意です。

CNNの「Fear & Greed index」は67になりました。

さらに強気になりました。2週連続GREEDです。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

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株式市場再び強気へ

米国債券利回り

金利も再び上がってきました。

現在のイールドカーブは下記の通り。

3カ月物利回り>2年債利回り>30年債利回り5年債利回り>10年債利回り

3カ月債利回りだけ形が違いますね。

コモディティ(商品)

WTI原油は100EMAと200EMAの間で推移していましたが、先週からOPECプラスの減産の影響で100EMAの上で推移しています。

一方天然ガス先物は下落トレンドです。今週や陽線。

ゴールドは上昇トレンド。今週は十字線。

景気の先行指標のはヨコヨコ。

プラチナはヨコヨコ。現在は200EMAの上で推移。

CRB指数(国際商品先物指数)はなだらかな下落トレンドですが、4週連続陽線。

バルチック海運指数は昨年の10月を天井になだらかな下落トレンドですが、2月半ばから強い。

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銅・プラチナが強い

仮想通貨

ビットコイン/ドルはFTXの問題で下落していましたが、200EMAまで戻してきました。

今週も100EMAの上にきています。

今週は30000を回復。

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底打ちした?

まとめ

インフレ関連指標は、ずいぶん落ち着いてきましたが、あまり金利が下がってませんね。

FOMC議事録はタカ派だったのかな。

スキュー指数が上昇しているのも気になります。

このまま株価が堅調に推移するのでしょうか?

なんだか最近忙しいのですが、GWまでがんばります!