今週の重要指標と騰落率についてまとめました。
スポット購入の参考になれば幸いです。
チャートはすべてTradingviewを使用しています。
騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください
各国政策金利まとめ
現在の主要政策金利をまとめます。
※数値は、前回、予想、結果の順
11月 米FOMC政策金利 4.0% 4.5% 4.5% (次回1月31~1日)
12月 ECB政策金利 2.0% 2.5% 2.5% (次回2月2日)
12月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回1月17~18日)
12月 英中銀政策金利 3.0% 3.5% 3.5% (次回2月2日)
12月 豪中銀政策金利 2.85% 3.1% 3.1% (次回2月7日)
11月 NZ中銀政策金利 3.5% 4.25% 4.25% (次回2月22日)
12月 カナダ政策金利 3.75% 4.0% 4.25% (次回1月26日)
12月 スイス政策金利 0.5% 1.0% 1.0% (次回3月23日)
次回FOMCは1月31~2月1日です。
FedWatchでは、次回FOMCで0.25ポイントの利上げが75.7%(先週は67.7%)、0.5ポイントの利上げが24.3%(先週は32.3%)の予想になっています。
0.25%予想がかなり増えましたね。雇用統計の影響かな。
今週の重要指標とイベント
米国雇用統計
※数値は、前回、予想、結果の順
12月 失業率 3.7% 3.7% 3.5%
12月 非農業部門雇用者数[前月比] 26.3万人 20.1万人 22.3万人
12月 平均時給[前年比] 5.1% 4.9% 4.6%
12月 平均時給[前月比] 0.6% 0.5% 0.3%
- 失業率は低下
- 非農業部門雇用者数は前回より低下も、市場予想を上回る
- 平均時給は伸びが鈍化
まちまちですが、平均時給の伸びが鈍化しました。
これを受けて債券利回り低下、ドル売り、株高で反応しました。
ISM製造業景気指数
※製造業が50を割ったときの背景色をグレーにしています。
- ISM製造業景気指数は前回・予想を下回る48.4
分岐点の50を2ヵ月連続で下回る - ISM非製造業景気指数は前回・予想を下回る49.6
前月からの低下幅は、2020年4月以来の大きさ
ISM非製造業景気指数はかなり低下しましたが、寒波と停電が影響した可能性が指摘されています。
ISM(非)製造業景気指数とは、ISM(Institute for Supply Management)が公表しているアメリカの景況感を示す指標。
数値が50%を上回れば景気拡大、50%を下回れば景気後退と判断される。
製造業は翌月第1営業日、非製造業は第3営業日に発表される。
今週の出来事
FOMC議事要旨
- FOMC議事要旨:インフレ押し下げの決意確認、市場の認識懸念(Bloomberg)
議事要旨では2023年中の利下げを想定する参加者が1人もいなかったことが明記されています。
しかし市場やエコノミストは年内の利下げ観測がされています。
予想以上にタカ派だったということで、ドル買い要因でした。
来週の重要指標
日経は200EMAで耐えました。なんかもうレンジですね。(↑チャート)
しかしこれ以上下落したらまずいですよね。
アメリカの株価指数
【SPX】S&P500指数: 1.45%
【NDX】ナスダック100指数: 0.92%
ダウとS&P500は反発。ナスダックは十字線でした。
ダウは強いですが、市場は迷っている模様。
先進国の株価指数
イギリス強い!下降チャネル抜け出し、前回高値も上抜けしました。(↑チャート)
他指数も同様に強い。今週は欧州株好調です。
新興国の株価指数
香港ハンセン指数も急上昇です。前回高値を上抜けるでしょうか?(↑チャート)
インドは残念ながら反落。
中国はコロナで大騒ぎですが株価は堅調なのね
その他指数の動向
VIX指数など
VIX(恐怖指数)は21.14。
需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数は113.86。
SKEW指数は140を超えたら注意です。
CNNの「Fear & Greed index」は先週の37から46になりました。
FEARからNEUTRALに投資家心理が改善しました。
Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。
株式市場は楽観的です
米国債券利回り
現在10年債利回りは3.560%です。2年債は現在4.256%です。
かなり下落しました。
現在のイールドカーブは下記の通り。
3カ月物利回り>2年債利回り>5年債利回り>30年債利回り>10年債利回り
3カ月物利回りがぐんぐん上昇してます。引き続き逆イールドです。
米国債券
2020年の高値からの騰落率をみていきます。
【BND】バンガード米国トータル: -13.43%(最低は-18.54%)
【TLT】iシェアーズ 米国国債 20年超えETF: -38.46%(最低は-45.88%)
10月の半ばに底を打ってから上昇していた債券価格ですが、12月に入ってから下落を始めました。
債券利回りが下落したということで、債券は軒並み上昇しました。
コモディティ(商品)
WTI原油は3週連続陽線でしたが、反落。また200EMAで止まりました。
下降トレンド継続です。
ゴールドは今週も陽線で上昇継続。堅調です。
景気の先行指標の銅は陽線。上昇中ですがヨコヨコ。
プラチナも陽線上昇継続。
CRB指数(国際商品先物指数)は今週は下降継続中です。
エネルギー価格は下落、貴金属が堅調
仮想通貨
ビットコイン/ドルはFTXの問題で下落。
ヨコヨコですが、とても弱い。
買う材料がない
まとめ|大発会
新年あけましておめでとうございます。
今年の株価ですが、欧州絶好調、新興国、アメリカまぁまぁ、そして日本が軟調でスタートしました。
今年日本株一人勝ち予想がありますね。
日本のGDPが一人勝ち予想があるからですが。
個人的には無理じゃね?と思います。
消費増税とか言っちゃう国ですよ?そして日銀の転換。。うーん。
円高だと基本株安です。GDPが上振れする未来も見えない(笑)
まぁ岸田首相じゃ無理よ。まったく期待してないです。
そんなわけで、今年も指数が下落したら地道に買い増ししていきます!