駄目だこの大統領…早くなんとかしないと…
トルコが相変わらず大変なことになっています。
トルコリラ円塩漬けの私にもスルー出来ない出来事がたくさんあった一週間でした。
政策金利更なる引き下げ
4ヵ月連続で政策金利の引き下げとなりました。
先月の15%から1%下がった14%です。
広がる政策金利と消費者物価指数(CPI)上昇率の差
11月の消費者物価指数上昇率は、前年比21.31%。
3年ぶりの高水準です。ヒェッ。
政策金利とCPIが更に開いてきています。
このインフレ率で政策金利を下げようと思うのがほんと凄いですよね。
エルドアン大統領は経済勉強して頂きたいです。
実質金利はマイナス6.31%。
このグラフで見る限り、直近10年で最低の実質金利です。
的外れな政府の対応
相変わらずのエルドアン大統領
- 2021年12月13日 ネバティ新財務相「トルコは金利を引き上げない決意だ」と強調→リラ売り材料
トルコ中央銀行の政策決定に圧力を加えているエルドアン大統領の方針に沿った発言。 - 2021年12月16日 最低賃金を来年50%引き上げると発表。
為替介入
中央銀行は12月、すでに5回為替介入を行っています。
焼石に水です。投資家の絶好の売り場になるだけです。
根本的に解決しない限り、リラ安が止まるとは思えません。
市場の反応
17日午後、トルコの上場株式の全取引が停止されました。
株式相場の急落でサーキットブレーカーが2回発動されました。
トルコリラは最安値を更新。
感想
トルコのインフレの記事を見ているとほんと辛い…
アホ大統領のせいで国民の生活は苦しくなるばかり。
ほんとこの大統領どうにかして…
日本とトルコはトップが経済オンチというところが共通していますが、違いは下記でしょうか?
岸田首相:経済オンチ+(自称)人の話を聞く
エルドアン大統領:経済オンチ+独裁
よし、岸田首相もエルドアン大統領と一緒に経済勉強し直してこようか。
さて、気になるのは最低賃金を来年50%引き上げるという話。
確かに消費者は物を買えるようになるでしょうが、賃金はどこからでるんでしょう。
政府が財政出動してくれるんだろうか?
そうじゃなきゃ雇う側が苦しすぎますよね。
給料を払えなくなって解雇したり、雇用を控えて失業率が増えそう。
というかお金をばらまくと通貨価値が下がって更なるインフレになるのでは?と思いましたが、まだ勉強不足の私にはよくわかりません。
最低賃金50%引き上げがどう影響するのが今後注目したいと思います。
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