株初心者におすすめの「株の教科書」をご紹介します
「世界一やさしい 株の教科書 1年生」の概要
実際、私が株を勉強しようと思ったときに一番初めに手に取った本です。
買った理由は、アマゾンのレビューが高かったから。
単純な理由ですが、大体レビューが高くてはずれの本はあまりありません(笑)
どんな手法か
さらっとご紹介します。
仕掛け
手法はグランビルの法則を75日線で捉え仕掛けるという方法。
今の価格がグランビルの法則でどの位置にあるかを判断するのが一番重要になってきます。
手じまい
MACDのヒストグラムやMACDとシグナルのデッドクロス、またはボリンジャーバンドを使う。
基本的に①チャート分析により銘柄を絞ったあと、②ファンダメンタル分析で買うのに相応しい銘柄かどうか見極めるという方法です。
実際読んだ感想
1冊目の株の本がこれでよかったと思っています。
初心者向けということで、言葉もわかりやすいです。
テクニカル分析寄りではありますが、ファンダメンタル分析についても説明してくれています。
グランビルの法則では、人の心理も解説してくれており、非常にバランスの良い本だと思います。
これ1冊では不安なところもありますが(他の手法も知った方がいいという意味で)、入門書としては最適だと思います。
これを読んで、さらにテクニカル分析やファンダメンタル分析を深堀りしたりするのもいいんじゃないでしょうか。
何人か別の手法を勉強して、自分なりのルールを作るとよいと思います。
私の株歴はまだ2年くらいですが、6,7割くらいはこの本に影響されたトレードをしています。
長期で俯瞰してチャートを分析する癖がつきました。
疑問に思っていること
一つだけ疑問があるのです。逆指値を指値で行う理由が分かりません。
逆指値で成行でいいのではないかという疑問です。
下記は「世界一やさしい 株の教科書 1年生」(ジョン・シュウギョウ)P.145ページの引用です。
値幅注文は、株価が急激に下がって注文した価格で約定できないことを防ぐしくみです。要領は「条件に設定した価格より3から5円下の価格で売る」ように設定することです。
「7400円以下になったら、7395円で売る」
これが値幅注文です。
この本の通りに5円くらいの値幅注文でロスカット設定をしたところ、窓を開けて5円以上下がってしまって約定されなかったことがあります。
その時「うわー、逆指値で成行注文にするべきだった!」と思ったのです。。
この本の金額の例で言うと、「7400円以下になったら、成行で売る」でいいのではないかと思うのです。
それからは、決済の逆指値は成行注文にするようになりました。
仕掛けるときに、思わぬ高値で約定しないように値幅注文を使うのは分かるんです。
でも手じまいはどうなのでしょう?思わぬ安値で約定しないように?
しかしそこで約定できなかったら、株価がそのまま暴落し続けたらロスカットできないので意味ないですし…
もしもを考えたら、手じまいは成行注文じゃないと危険じゃないでしょうか?
これが長年の疑問です。。私が何か勘違いしているかもしれません。
意図が分かる方は是非教えてください(;'∀')