2022年4月1日より、楽天銀行のマネーブリッジ設定で普通預金の金利が改定されました。
我が家は楽天銀行にはぞれぞれ300万円以上預金がありましたので、新たな高金利の銀行を調べてみました。
3つのネット銀行の比較
あおぞら銀行BANK口座 | 楽天銀行 | auじぶん銀行 | |
---|---|---|---|
普通預金金利 (通常) |
年0.2% (税引後年0.159%) |
年0.02% (税引き後年0.015%) |
年0.001% |
普通預金金利 (条件達成) |
年0.1% (税引き後年0.079%) |
年0.2% (税引後年0.159%) |
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金利を上げる条件 | - | マネーブリッジが必要。 普通預金残高300万円を超える部分は年0.04%(税引後年0.031%) |
・au PAY アプリと連携で+0.050% ・au PAY カードの引落としで+0.050% ・auマネーコネクト設定で+0.099% |
他行宛振込手数料を月1回無料にする条件 | 合計残高が500万円以上 | ハッピープログラムでの「アドバンストステージ」(残高10万円以上または取引5件以上) | 「レギュラーステージ」(2022年4月1日以降) 条件なしで月3回 |
ATMの入出金の手数料を月1回無料にする条件 | ゆうちょ銀行ATMを利用した入出金は何度でも無料 | ハッピープログラムでの「アドバンストステージ」(残高10万円以上または取引5件以上) | 「レギュラーステージ」(2022年4月1日以降) 条件なしで入金、出金月2回ずつ |
振込限度額 | 1,200万円 | 制限なし | 1,000万円 |
楽天銀行
金利アップの条件
楽天銀行は通常の普通預金の金利は年0.02%(税引き後年0.015%)です。
楽天カードの利用代金の引き落とし口座に設定し引き落としがあれば、2倍の0.04%になります。
また、マネーブリッジを設定するだけで、2022年4月1日より以下のようになります。
ATM利用手数料と振込手数料
他行宛振込手数料やATMの入出金の手数料は残高10万円以上なので達成は楽です。
300万円を超えないようにするなら、残高100万円以上で他行宛振込手数料月3回、ATM利用料は月5回無料になります。
auじぶん銀行
金利アップの条件
普通金利を年0.2%にするには下記の3つの条件を満たせば可能です。
簡単なのはauマネーコネクト設定です。
au PAYを使っていれば、auじぶん銀行連携することも簡単です。
ここまでで0.15%は達成可能だと思います。
ATM利用手数料と振込手数料
2022年4月1日より、ATM利用手数料、振込手数料の無料回数が変わります。
最低ステージの「レギュラー」の人でも、ATM利用手数料は、入金・出金それぞれ月2回無料になります。
他行宛振込手数料は月3回無料です。
預金残高や取引回数などの条件なしで、ここまでサービスが高いのは凄いです。
他行宛振込手数料の無料回数が多いので、貯蓄しながらも他行に頻繁に送金できるのが強みです。
あおぞら銀行BANK
金利アップの条件
普通預金で脅威の金利です。これは業界ナンバーワンということです。
ATM利用手数料と振込手数料
他行宛振込手数料が最大3回無料になるのは、以下の条件を満たした場合です。
他行宛振込手数料を無料にする条件が少し厳しいです。
一番達成しやすいのは預金残高が500万円以上だと思います。
生活防衛費や貯蓄用にするのであればそこまで難しくないかなと思います。
受け取り利息のシミュレーション
毎日の残高が変動しないと仮定して、1年間でいくらの利息が受け取ることができるかまとめました。(税引き前)
残高 | 年0.001% | 年0.02% | 年0.04% | 年0.1% | 年0.2% |
---|---|---|---|---|---|
100万円 | 10円 | 200円 | 400円 | 1,000円 | 2,000円 |
300万円 | 30円 | 600円 | 1,200円 | 3,000円 | 6,000円 |
500万円 | 50円 | 1,000円 | 2,000円 | 5,000円 | 10,000円 |
800万円 | 80円 | 1,600円 | 3,200円 | 8,000円 | 16,000円 |
1000万円 | 100円 | 2,000円 | 4,000円 | 10,000円 | 20,000円 |
100万円だと、年0.001%の金利の場合は10円、年0.2%の金利の場合は2,000円です。
1000万円だと、年0.001%の金利の場合は100円、年0.2%の金利の場合は20,000円です。
これは残高が変動しないと仮定した計算ですが、複利効果を考えるともっと差がつくはずです。
預ける銀行が変わるだけで、年間の受け取れる利息が100円か2万円なのか変わってくるのです。
預金保険制度の範囲内で預ける
万一のことを考えて、金融機関ごとに預金は1000万円までにしましょう。
預金保険制度に加盟している金融機関が破綻した場合に、預金保険機構が当該金融機関に代わって一定額まで払い戻しをすること。
金融機関ごとに預金者1人当たりの元本1000万円までとその利息が全額保護される。
まとめ
これまで楽天銀行とauじぶん銀行は開設していましたが、今回夫婦共に新たにあおぞら銀行BANK口座を開設しました。
3つの銀行を、下記のように使い分けたいと思います。
これで現金預金については安心です。