今週の重要指標と騰落率についてまとめました。
スポット購入の参考になれば幸いです。
チャートはすべてTradingviewを使用しています。
騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください
各国政策金利まとめ
現在の主要政策金利をまとめます。
※数値は、前回、予想、結果の順
2月 米FOMC政策金利 4.5% 4.75% 4.75% （次回3月21～22日）
2月 ECB政策金利 2.5% 3.0% 3.0% （次回3月16日）
1月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% （次回3月9～10日）
2月 英中銀政策金利 3.5% 4.0% 4.0% （次回3月23日）
2月 豪中銀政策金利 3.1% 3.35% 3.35% （次回3月7日）
11月 NZ中銀政策金利 3.5% 4.25% 4.25% （次回2月22日）
01月 カナダ政策金利 4.25% 4.5% 4.5% （次回3月8日）
12月 スイス政策金利 0.5% 1.0% 1.0% （次回3月23日）
今週はオーストラリアの政策金利の発表がありました。
政策金利を0.25%引き上げ、3.35%にしました。
政策金利のピークの予想は3.35%から3.85%になりました。
予想よりタカ派的なトーンでした。
次回FOMCは3月21～22日です。
FedWatchでは、次回FOMCで0.25ポイントの利上げが90.8%、0.5ポイントの利上げが9.2%の予想になっています。
0.5%の利上げ予想もあるんですね
今週の重要指標とイベント
今週の出来事
日銀次期総裁のニュースで振り回される為替相場
- 日銀次期総裁、政府・与党が雨宮副総裁に打診する案で調整－報道（Bloomberg）
- 次期日銀総裁、雨宮氏以外なら誰でも政策正常化推進へ－ＣＩＢＣ（Bloomberg）
- 日銀総裁人事、アベノミクス転換示唆なら調整難航も－自民党議員（Bloomberg）
週初めは雨宮副総裁に打診というニュースが日経でありました。
山口さんになったら円高が進みそうです。
来週の重要指標
日経平均は3週連続陽線でしたが、今週は陰線。
TOPIXは単陽線です。（↑チャート）日経より好調です。
マザーズは4週連続陽線でしたが、今週は陰線。
アメリカの株価指数
【SPX】S&P500指数： -1.11%
【NDX】ナスダック100指数： -2.14%
ダウは二週連続十字線です。
S&P500とナスダックは転換暗示のはらみ線。反落となるか？
先進国の株価指数
【DAX】ドイツDAX指数： -1.09%
【PX1】フランスCAC40指数： -1.44%
★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF： -1.06%
今週は全指数陰線です。こちらも転換を暗示するはらみ線が多いですね。
さすがに反落しそうなチャートです。
新興国の株価指数
香港ハンセン指数は続落、2週連続陰線。
インドはヨコヨコです。
台湾はヨコヨコで陽線
その他指数の動向
VIX指数など
VIX（恐怖指数）は20.54。20以上に戻りました。
需給のゆがみを見るSKEW（スキュー）指数は120.88。
SKEW指数は140を超えたら注意です。
CNNの「Fear & Greed index」は先週の76から70になりました。
GREEDに下がりました。
Fear & Greed indexは投資家心理が弱気（0）～強気（100）で表されます。
株式市場は「強欲」です
米国債券利回り
現在のイールドカーブは下記の通り。
3カ月物利回り＞２年債利回り＞５年債利回り＞30年債利回り＞10年債利回り
すべての債券利回りが上昇しています。
短期債のほうが利回りの大きい逆イールドです。
米国債券
【EDV】バンガード超長期米国債ETF： -4.28%（最低は-56.50%）
【BND】バンガード米国トータル： -1.41%（最低は-18.54%）
【TLT】iシェアーズ 米国国債 20年超えETF： -3.10%（最低は-45.88%）
いずれも4週連続陽線が止まりました。
米国債利回り上昇で、債券価格が軒並み下落です。
コモディティ（商品）
WTI原油は100EMAと200EMAの間で推移。ヨコヨコです。今週は上昇。
ゴールドは上昇継続で勢いが止まらずでしたが、先週は大陰線、今週は十字線。
景気の先行指標の銅は上昇トレンドですが、3週連続陰線。
プラチナは5週連続陰線。なかなか止まりませんね。
CRB指数（国際商品先物指数）はなだらかな下落トレンド。今週は陽線。
バルチック海運指数の下落が続いているのが気になる
仮想通貨
ビットコイン/ドルはFTXの問題で下落。
２週連続陰線。
仮想通貨はあまり買う理由がないです
まとめ｜問題は来週のCPI
先週の雇用統計もISM非製造業景気指数もよく、要人のタカ派発言が続いています。
ドルインデックスも去年の10月ぶりの久々の2週連続陽線になりました。
来週のCPIで本当にインフレが順調に下がっているかどうか、注目されますね。
