今週の重要指標と騰落率についてまとめました。
スポット購入の参考になれば幸いです。
チャートはすべてTradingviewを使用しています。
騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください
各国政策金利まとめ
現在の主要政策金利をまとめます。
※数値は、前回、予想、結果の順
11月 米FOMC政策金利 3.25% 4.00% 4.00% (次回12月13~14日)
10月 ECB政策金利 1.25% 2.0% 2.0% (次回12月15日)
10月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回12月19~20日)
11月 英中銀政策金利 2.25% 3.00% 3.00% (次回12月15日)
11月 豪中銀政策金利 2.6% 2.85% 2.85% (次回12月6日)
11月 NZ中銀政策金利 3.5% 4.25% 4.25% (次回2月22日)
10月 カナダ政策金利 3.25% 4.0% 3.75% (次回12月7日)
09月 スイス政策金利 -0.25% 0.5% 0.5% (次回12月15日)
▼新興国
10月 ブラジル中銀政策金利 13.75% 13.75% 13.75%
09月 南ア中銀政策金利 5.50% 6.25% 6.25%
09月 トルコ中銀政策金利 13.0% 13.0% 12.0%
ニュージーランドは政策金利を0.75ポイント引き上げ、4.25%としました。
0.75ポイントの利上げは過去最大です。
次回FOMCは12月13~14日です。
FedWatchでは、次回FOMCで0.5ポイントの利上げが75.8%(先週は75.8%)、0.75ポイントの利上げが24.2%(先週は24.2%)の予想になっています。
特に変化はありませんでした。
今週の重要指標とイベント
欧州のPMI(購買担当者指数)
今週はPMIの発表祭りでした。
PMI(購買担当者景気指数)とは、企業の購買担当者へのアンケート結果をもとに景況感を指数化した指標。
数値が50を上回れば景気拡大、50を下回れば景気後退と判断される。
製造業PMIはGDPより2ヵ月先行しているため、マーケットで注目される。
※数値は、前回、予想、結果の順
▼フランス
- 11月 製造業PMI 47.2 47.0 49.1
- 11月 非製造業(サービス業)PMI 51.7 50.5 49.4
▼ドイツ
- 11月 製造業PMI 45.1 45.0 46.7
- 11月 非製造業(サービス業)PMI 46.5 46.1 46.4
▼ユーロ圏
- 11月 製造業PMI 46.4 46.0 47.3
- 11月 非製造業(サービス業)PMI 48.6 48.0 48.6
▼イギリス
- 11月製造業PMI 46.2 45.7 46.2
- 11月非製造業(サービス業)PMI 48.8 48.0 48.8
- 欧州のPMIは先月と比べると前回と変わらずや、前回よりやや改善が多い。
- 前回・予想よりも悪かったのはフランスの非製造業PMI
ドイツが最もよくない、フランスは粘ってます
米PMI(購買担当者指数)
※数値は、前回、予想、結果の順。
- 11月 製造業PMI 50.4 50.2 47.6
- 11月 非製造業(サービス業)PMI 47.8 48.1 46.1
- 11月 総合(コンポジット)PMI 48.2 48.1 46.3
- 製造業、非製造業、総合ともに前回、予想より下回った
→FRBの利上げ減速正当化か - 総合(コンポジット)PMIは、景気拡大・縮小の節目である50を5カ月連続下回った
欧州は思ったより悪くなかったですが、ここにきて米国が下がってきました
今週の出来事
11月のFOMC議事録公開
- 利上げペース鈍化、「間もなく適切」の意見多数=FOMC議事要旨(ロイター)
政策立案者の「かなり多数」が、利上げペース鈍化が「間もなく適切になる」との見方に同意したことが分かった。
議事要旨を受けて株価は上昇し、米国債利回りは低下しました。
一時ドル売りとなりました
中国のコロナ感染が最多
- 中国のコロナ新規感染者が最多更新、広州・重慶など主要都市で拡大(Yahoo!ニュース)
- 中国 コロナ感染急拡大 約半年ぶりに死者 景気回復進まず(NHK)
前日の最多記録更新です。
中国各地で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、中国政府は首都・北京で19日、感染者1人が死亡したと発表しました。中国で死者が出るのはおよそ半年ぶり
中国の発表はそのまま信じることはできませんが、死者半年ぶり??
日本の方が死んでるじゃないの
ワクチン接種期に震災以上の超過死亡
- 元厚労省官僚が警鐘「ワクチン接種期に震災以上の超過死亡」政府やマスコミが黙り込む"不都合な真実"(Yahoo!ニュース)
- ワクチン接種後死亡、神奈川で105人 因果関係は不明(カナロコ)
- 予防接種法に基づく医療機関からの新型コロナウイルスワクチンの副反応疑い報告状況(鳥取県)
コロナワクチンの接種(回数)の有無で、重傷者や死者の統計が見たい。
コロナワクチンは重症化を抑えるためと言っていますが、本当にそうなのか?
検証しないといけないですよね。
私はコロナより、副反応や後遺症のほうが怖いですね。
因果関係不明で終わるんだよなぁ
来週の重要指標
全指数上昇。TOPIXは8/15の週の高値を実体で上抜けしました。
マザーズも堅調です。
アメリカの株価指数
【SPX】S&P500指数: 1.53%
【NDX】ナスダック100指数: 0.68%
ダウは前回の高値を実体で上抜け。(↑チャート)
伝統的な指数が買われているということですが・・・かなり急激ですね。
一方ナスダック100は陽線ながらも他指数と比べると弱いですね。
先進国の株価指数
全指数プラスの騰落率。
イギリスは下降チャネルの上限付近。
ドイツは8週連続陽線。(↑チャート)
フランスも9週連続陽線。
さすがに強すぎん?
新興国の株価指数
香港ハンセン指数はやはりコロナ患者急増で反落でした。
インドは強いです。(↑チャート)
去年10月の高値を上抜けしました!
去年の高値まで戻した指数は、私がウォッチしている指数の中で初では?
新興国は中国以外は陽線多い
その他指数の動向
VIX指数など
VIX(恐怖指数)は20.51。(↑チャート)
チャート見ると、20を割ったら反騰しそうですが(笑)
(VIXもテクニカル効くのでしょうか)
需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数は128.11。
あれ今週は急上昇してますね。SKEW指数は140を超えたら注意です。
CNNの「Fear & Greed index」は先週の62から64になりました。
引き続き「GREED」です。
Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。
株式市場は強気相場です
米国債券利回り
現在10年債利回りは3.691%です。
今週も陰線。引き続き4%を割っています。
コモディティ(商品)
WTI原油は今週は大陰線です。200EMAで止まるか?(↑チャート)
前回安値を下抜けし、下降トレンド継続です。
ゴールドは今週は短陽線です。
景気の先行指標の銅は短陰線。
プラチナも短陰線。
CRB指数(国際商品先物指数)は3週連続陰線。
原油の需要が下がってる模様
仮想通貨
ビットコイン/ドルはFTXの問題で下落。前回安値を下抜けしています。
現在は短陽線で推移。
イーサリアム/ドルはまだ安値を割っていません。
STEPN/ドルは大陰線。安値更新して推移。
先週から状況は変わってません
まとめ
相場参加者は少なかったようです。
しかしこのまま欧州株式が堅調に上がるとは思えないんですが。
来週は雇用統計、ISMと週末にイベントが集中しています。
怖いですね~・・・