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【今週の重要指標と騰落率】2022年11月14日から11月18日|PPIもインフレピークアウト示唆、小売売上高は上振れ

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

11月 米FOMC政策金利 3.25% 4.00% 4.00% (次回12月13~14日)

10月 ECB政策金利 1.25% 2.0% 2.0% (次回12月15日)

10月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回12月19~20日

11月 英中銀政策金利 2.25% 3.00% 3.00% (次回12月15日)

11月 豪中銀政策金利 2.6% 2.85% 2.85% (次回12月6日)

10月 NZ中銀政策金利 3.0% 3.5% 3.5% (次回11月23日)

10月 カナダ政策金利 3.25% 4.0% 3.75% (次回12月7日)

09月 スイス政策金利 -0.25% 0.5% 0.5% (次回12月15日)

新興国

10月 ブラジル中銀政策金利 13.75% 13.75% 13.75%

09月 南ア中銀政策金利 5.50% 6.25% 6.25%

09月 トルコ中銀政策金利 13.0% 13.0% 12.0%

次回FOMCは12月13~14日です。

FedWatchでは、次回FOMC0.5ポイントの利上げが75.8%(先週は80.6%)、0.75ポイントの利上げが24.2%(先週は19.4%)の予想になっています。

0.5ポイントが5%減少しましたね。

今週の重要指標とイベント

生産者物価指数(PPI

※数値は、前回、予想、結果の順

10月 PPI[前月比] 0.4%(0.2%) 0.4% 0.2%

10月 コアPPI[前月比] 0.3%(0.2%) 0.4% 0.0%

  • PPIは、前回・市場予想を下回る0.2%
  • コアPPIは、前回・市場予想を下回る0.0%
  • インフレピークアウトの示唆

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ドル売り要因、株式指数は上昇でした

PPI(生産者物価指数)

PPI(生産者物価指数)とは、生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格を指数化した経済指標で、毎月発表される。
コアPPIとは、PPIから価格変動の激しい食料品やエネルギー品目など除いたもの。
PPI(生産者物価指数)は川上での価格動向を示し、CPI(消費者物価指数)は川下に位置し、PPIが先行する。

米小売売上高

※数値は、前回、予想、結果の順

10月 小売売上高[前月比] 0.0% 1.0% 1.3%

10月 コア小売売上高[前月比] 0.1% 0.6% 1.3%

  • 小売売上高は、前回・市場予想を上回る1.3%
  • コア小売売上高は、前回・市場予想を上回る1.3%
  • 8カ月ぶりの強い伸び。10月は年末商戦のセール前倒しにより、一部消費の喚起に繋がったか

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ドル買い要因でした

今週の出来事

ポーランドにミサイル着弾

ミサイルがポーランドに着弾したニュースでひやりとしました。

どうやらウクライナの防空システムの迎撃が原因で、不幸な事故という見立てです。

現在ウクライナも調査に加わったということですが、このまま事故で終わるでしょうか?

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一時ユーロ売りとなりました

中間選挙とトランプ出馬

中間選挙における民主党の上院過半数が確定しました。

共和党のレッドウェーブが阻まれたことで、ドル売りが落ち着きました。

またトランプ前米大統領が15日に、2024年大統領選に正式に出馬しました。

共和党は上院で負け、下院でもたいして議席を取れなかったので、最悪なタイミングです。

しかし人工妊娠中絶の権利否定は、やっぱり頭がおかしいと思う。

インフレ対策も重要ですが、中絶の権利守るのも大事だと思います。

イギリス増税に方針転換

ハント財務相は17日に、増税と歳出削減を柱とする総額550億ポンド規模の財政再建計画を発表しました。

トラス政権の真逆ですね。英国立て直しなるか?

要人発言
  • ウォラーFRB理事、0.5ポイント利上げへの「違和感弱まる」(Bloomberg
  • ブレイナード副議長、「近く」利上げペース減速する可能性に言及(Bloomberg
  • セントルイス連銀総裁、「最低」でも5-5.25%への利上げ必要に(Bloomberg

タカ派発言、ハト派発言様々です。。

来週の重要指標

来週の重要指標は以下の通りです。
  • 11/23(水)各国PMI

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

マザーズ週足チャート

【NI225】日経225: -1.29%
TOPIXTOPIX指数: -0.54%
MOSマザーズ指数: 2.90%

日経225は陰線。チャネルのセンターで推移。

マザーズは強かったですね。逆三尊で上昇するのか?

アメリカの株価指数

ナスダック100週足チャート

【DJI】ダウ指数: -0.01%
【SPX】S&P500指数: -0.69%
【NDX】ナスダック100指数: -1.18%

今週は3指数とも下落。

材料を欠く感じですね。

ナスダック100はフィボナッチ0.5戻し付近(ちょうど200EMA付近)で止まっています。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 0.92%
DAX】ドイツDAX指数: 1.46%
【PX1】フランスCAC40指数: 0.76%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: -0.63% 

全指数プラスの騰落率。

イギリスは下降チャネルの上限付近。

ドイツは7週連続陽線。

フランスも8週連続陽線。前回高値を上抜け。

欧州株式が強いです。どこまで続くかな?

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: 3.81%
【SENSEX】インドSENSEX: -0.21%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: 0.08%

香港ハンセン指数は2週連続の強い陽線。

先週末のゼロコロナ緩和でプラスの騰落率でした。しかし高い位置で十字線を形成。

コロナ患者急増で、やっぱり反落、なんてことになりそう。

台湾も上昇。

インドは6週連続の陽線でしたが、今週は短い陰線。

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新興国はまちまち

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は23.11

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数114.97。今週も少し上昇。

SKEW指数は140を超えたら注意。

CNNの「Fear & Greed index」は先週の66から62になりました。

引き続き「GREED」です。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

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株式市場は強気相場です

米国債券利回り

米国債券利回り日足

現在10年債利回りは3.831%です。

今週も陰線。引き続き4%を割っています。

2年債は現在4.539%です。陽線になりました。
3カ月物利回り(紫)と長期債利回りが逆イールドになっているのが気になります。
 
現在のイールドカーブは下記の通り。
2年債利回り>5年債利回り30年債利回り10年債利回り

WTI原油は今週は大陰線です。

天然ガス先物は今週は陽線。

原油は下がってきているのですが、天然ガスは上昇継続。

ゴールドは今週は陰線です。

景気の先行指標のは先週の大陽線を否定する大陰線。

プラチナも大陰線。

CRB指数(国際商品先物指数)は今週も陰線でした。

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コモディティに限らず全体的に難しい相場ですね

仮想通貨

ビットコイン/ドルはFTXの問題で下落。前回安値を下抜けしています。

現在は短陽線で推移。

イーサリアム/ドルはまだ安値を割っていません。

STEPN/ドルは大陰線。安値更新して推移。

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イーサリアムは耐えてる

まとめ|方向性の乏しい相場

為替はドル売りは一服という感じですが、戻りも弱い。

先週あれだけ下げたんだから、もっと戻して欲しいですが。

株価もあれだけ暴騰したので、今週は控え目ですね。

でも欧州株は結構強いです。

欧州はCPIもピークアウトは見えてないし、これからの景気が不透明なのに、かなり不思議です。

利上とエネルギー価格上昇で景気の見通しが結構ヤバそうなんですけどね。

全体的に手出ししたくない相場です。