おふたりさまのアーリーリタイア

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【今週の重要指標と騰落率】2022年10月10日から10月14日|止まらないインフレ、しかしCPIショックとはならず?

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

今週の重要指標とイベント

消費者物価指数(CPI)

CPI(消費者物価指数

CPI(消費者物価指数とは、物価の動きを把握するための経済指標で、毎月発表される。
コアCPIとは、CPIから価格変動の激しい品目を取り除いたもの。日本では生鮮食品、米国では食料品やエネルギー品目など除く。

消費者物価指数(CPI)前年同月比

消費者物価指数(CPI)前年同月比

※数値は、前回、予想、結果の順

9月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比] 8.3% 8.1% 8.2%

9月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比] 6.3% 6.5% 6.6%

  • 前年比のCPIは、市場予想を上回る8.1%
  • CPIコアは前回、市場予想を上回る6.6%、40年ぶり最大の伸び
  • 前年比で住居費は6.6%、食料価格は11.2%、ガソリン価格は18%の上昇
消費者物価指数(CPI)前月比

消費者物価指数(CPI)前月比

※数値は、前回、予想、結果の順

9月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 0.1% 0.2% 0.4%

9月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]  0.6% 0.5% 0.6%

  • 前月比のCPIは、前回・市場予想を上回る0.4%
  • CPIコアは市場予想よりも上回る0.6%

コア指数が再び上昇を始めそうです。なかなか家賃が下がらないようですね。

11月の利上げ0.75%をほぼ100パーセント織り込みました。

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なかなかインフレピークアウトしないね

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住宅の粘着性は伊達じゃないね

米小売売上高

※数値は、前回、予想、結果の順

09月 小売売上高[前月比] 0.3%(0.4%) 0.2% 0.0%

09月 コア小売売上高[前月比] -0.3%(-0.1%) -0.1% 0.1%

  • 小売売上高は、市場予想を下回る0%。
  • コア小売売上高は、市場予想を上回る0.1%、3か月振りのプラスの伸び

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まちまちの結果です

今週の出来事

OPECプラスの原油減産でサウジアラビアアメリカの対立深まる
  • サウジがOPECプラス諸国に減産「強要」-ホワイトハウスが非難(Bloomberg
  • ロシア、OPECプラスを称賛 米国による「混乱」に対抗(ロイター

10月5日に、石油輸出国機構OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は、11月から日量200万バレルの減産をすることで合意しました。

バイデン政権は11月の中間選挙後まで原油価格上昇を遅らせる減産停止をサウジに求めていたのにも関わらず、その逆の行為でバイデンさんの顔に泥を塗る行為です。

また、エネルギー価格の上昇につながるので、サウジアラビアがロシアに組したと批判されています。

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ウクライナ、欧米」VS「ロシア、中東産油国」とか勘弁してください

イギリスのクワーテング英財務相が解任される
  • クワーテング英財務相が解任 減税策で経済混乱、史上2番目に短い在任38日(BCC

イギリスのトラス首相は14日午前、クワジ・クワーテング財務相を解任しました。

後任はジェレミー・ハント元外相です。

財務相を更迭しながらなぜ自分は留任するのかと別の記者に質問されると、首相は経済の安定確保が自分の任務だと述べるにとどまった。

クワーテングさんに責任を取らせて終わりですか?

また、法人税引き上げの廃止」を撤回すると発表しました。

トラス首相の政策はこちら↓にまとめているので、修正点あれば太い赤字で更新していきます。

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果たしてこれで信用を取り戻せるのだろうか・・・

来週の注目指標

来週の注目指標は以下の通りです。
 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225: 0.09%(RSI:47.10)
TOPIXTOPIX指数: -0.45%(RSI:46.49)
MOSマザーズ指数: -1.33%

日経は陽線で終えることができました。耐えてます。

アメリカの株価指数

S&P500指数

【DJI】ダウ指数: 1.15%
【SPX】S&P500指数: -1.55% (RSI:33.09%)
【NDX】ナスダック100指数: -3.10% (RSI:30.55%)

S&P500指数は安値をわずかながら更新しました。

下髭は、コロナショックからの上昇の半値戻し(フィボナッチ0.5)で反応しています。

ナスダック100指数は安値を終値で大幅に更新。

直近高値から下落率が36.22%になりました。

ルール2でスポット購入ルールが点灯です。4カ月分買います。

ナスダック100指数はコロナショックからの上昇のフィボナッチ0.618で反応しています。

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ドル円が148円台で買いたくないなー(;'∀')

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : -1.89%
DAX】ドイツDAX指数: 1.34%
【PX1】フランスCAC40指数: 1.11%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 1.41% (RSI:34.73)

イギリスは直近安値を更新しました。

トラス政権の減税政策関連で荒れています。

TOKは直近安値を更新しました。高値からの下落率は-26.03%です。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数: -6.50%
【SENSEX】インドSENSEX: -0.47%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -3.98%(RSI:25.12)

香港ハンセン指数は下降チャネル内できれいに推移。

今週の騰落率は-6.5%となかなかの数値です。そろそろ下降チャネルの下限なんですが、反発するでしょうか?

VWOは直近安値を更新しました。下落率は-34.67%です。

-35%に達したらルール2が点灯します。

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インドはずっとレンジです

その他指数の動向

VIX指数など

VIX(恐怖指数)は32.01。三週連続30オーバーで推移。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数は119.30。今週も少し下落。

SKEW指数は140を超えたら注意。

CNNの「Fear & Greed index」は「EXTREME FEAR」で先週の22から21になりました。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

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まぁまぁの恐怖感

米国債券利回り

米国債券利回り

現在10年債利回りは4.022%です。11週連続上昇してます。

2年債は現在4.498%です。4%突破で高値を更新中。こちらも凄い伸び。
いやー止まりませんね。債券価格は下落し続けています。
現在のイールドカーブは下記の通り。
2年債利回り>5年債利回り>10年債利回り30年債利回り

WTI原油は今週は凄い陰線です。

先週OPECプラスが、来月以降の原油の大幅な減産を決めたせいで上昇していました。

今週は世界的な原油需要の悪化で下落再開したのでしょうか。

ゴールドは今週は凄い陰線で、また直近安値まで戻ってきました。

下落トレンドは継続中。

景気の先行指標のはヨコヨコ。

CRB指数(国際商品先物指数)はしっかりした陰線。下降トレンドは継続。

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アメリカとサウジの対立が気になる・・・

仮想通貨

ビットコインは6/13の週から上昇傾向でしたが、8/15の週から下落しています。

最近はヨコヨコです。

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仮想通貨はリスクオンじゃないと輝けない

まとめ|エネルギー自給率

今週の最大の謎はCPI発表後、しばらく経ってからの株式指数の大陽線です。

為替は結構素直な反応(基本ドル高)だったと思うですが、株式市場は本当に訳が分かりません(笑)

日足レベルの範囲で考えたら振り回されますね。

やっぱり週足で買い下がっていくのが正義だと思ってます。

 

ロシアとウクライナの戦争はどこが落としどころになるんでしょうか。

なかなか終わる気がしませんね。

エネルギー問題を抱える欧州は、戦争が終わらないと未来はなさそうです。

というかこの対立がアメリカと中東まで更に広がるのは勘弁してほしいです。

第三次世界大戦とかマジで勘弁。

日本のエネルギー自給率は11.2%なので、他人事ではありません。。(電気事業連合会より)

エネルギー供給止められたら終わりそうです。

エネルギー資源があるかどうかって本当に重要ですね。

 

為替の話はまた明日・・・