勉強のために、今週の騰落率と市況についてまとめます。
スポット購入の参考になれば幸いです。
騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください
今週の重要指標とイベント
ISM製造業景気指数
ISM製造業景気指数は、4月と市場予想を上回る56.1でした。
一方、非製造業については4月と市場予想を下回る55.9でした。
ISM製造業景気指数とは、ISM(Institute for Supply Management)が公表しているアメリカの製造業の景況感を示す指標。
数値が50%を上回れば景気拡大、50%を下回れば景気後退と判断される。
製造業は翌月第1営業日、非製造業は第3営業日に発表される。
米国雇用統計
※数値は、前回、予想、結果の順
05月 失業率 3.6% 3.5% 3.6%
05月 非農業部門雇用者数[前月比] 42.8万人(43.6万人) 32.6万人 39.0万人
失業率は予想より高いが、3.5%を維持しました。3か月連続の横ばいです。
非農業部門雇用者数は市場予想を上回る39.0万人でした。
低い失業率と雇用の拡大が、積極的な利上げの後押しになるかも?
ドル高要因になりました
来週の注目指標
来週の注目指標は以下の通りです。
- 6/7(火)13:30 06月 豪中銀政策金利(0.75%予想)
- 6/9(木)20:45 06月 ECB政策金利(0.0%予想)
- 6/10(金)21:30 消費者物価指数(CPI)、
23:00 06月 ミシガン大学消費者信頼感指数
オーストラリアの利上げに期待
今週の主要株価指数の騰落率
日本の株式指数
日経225は、三角持ち合いの上限だった線が、上値抵抗線として機能していましたが、今週終値で上抜けしました。
4/21の高値も上抜けしました。
今後は3/22週の高値を上抜けられるか?というのがポイントです。
その前に200単純移動平均線がすぐ上にあります。ここで一旦抵抗を受けるかもしれません。
まだまだゆるやかに下降トレンドは継続中です。
ただTOPIXは下降チャネルの上限を抜けてませんね。
今週日本株がんばりましたね
アメリカの株価指数
【DJI】ダウ指数: -0.94%
【SPX】S&P500指数: -1.19%
【NDX】ナスダック100指数: -1.05%
3指数とも短い陰線です。
陽線は1週だけですか?もう下げてしまうのでしょうか?
S&P500は、フィボナッチ0.236(4202ポイント)にタッチもせずに反落か?
ナスダック100は、フィボナッチ0.382(12947ポイント)に抑えられてます。
下がっても買い増すので安心してください!
先進国の株価指数
今週は欧州は3指数とも短い陰線でした。
新興国の株価指数
ハンセン指数は4週連続陽線です。
6月1日にロックダウンが解除されました。
下降トレンドは継続中です。
インドは3/7の安値を下抜けせずに堪えてます。3週連続陽線。
その他指数の動向
VIX指数
VIXは5週連続陰線、現在24.80です。
20以上でありますが、落ち着いていますね。
米国債券利回り
3週連続陰線でしたが、今週はしっかりした陽線になりました。
現在10年債利回りは2.941%です。
ドル円も調整を終えたのか、130.8円台まで上昇しました。
コモディティ(商品)
景気の先行指標の銅も上昇中です。
CRB指数(国際商品先物指数)は高値更新中。
資源高は続きそう。まだまだインフレ懸念ありです。
仮想通貨
仮想通貨は依然厳しい状態です。
ビットコイン/米ドルは9週連続陰線でしたが、今週は長い上髭を持った陽線。
イーサリアム/米ドルは9週連続陰線です。
どちらも週足の200EMAが支えになりそうです。200EMAを割ったら…
Twitterで話題だったSTEPN/USDも5週連続陰線です。
カネ余りの象徴で買われていた仮想通貨が売られています。
STEPNの寿命はやっ
ハイイールド債(ジャンク債)
先週は大大陽線でしたが、反落の陰線。
あれだけ上げたら調整はしますね。
まとめ
6月1日、上海がのロックダウンが解除されました。
しかし一部の地域では、コロナ陽性者が出たためまたフェンスが設置された箇所もあるようで…
ロイターの記事を見ましたが、中国のロックダウン中の対応はかなりひどいですね。
これが共産主義国家なんだなぁ。考えられない。
今後中国はどうなるんでしょうか。