直近のイベント(経済指標)と今週の騰落率について。騰落率は週足で見てます。
※個人の見解ですのでご注意ください
今週と来週のイベント(重要指標)
今週のイベント
基本米国と日本の重要指標、そして各国の政策金利のみです。
指標については、前回(修正)、予想、結果の順番に表示してます。
3/28(月)
新発10年物国債を0.25%で無制限に買い入れる指し値オペ(公開市場操作)を通知
- 日米金利差が拡大するとの思惑で円売り・ドル買い
- 2015年6月以来の円安水準となる125円台を一時的につけた
- 円の実質実効為替レートは、1972年以降50年ぶりの円安水準にまで低下
3/29(火)
権利付最終日
銘柄を保有することで株主権利を得ることができる最終売買日(権利付最終日)
3/30 (水)
21:15 3月 ADP雇用統計 [前月比] 47.5万人 45.0万人 45.5万人
21:30 10-12月期 四半期実質国内総生産(GDP、確定値) [前期比年率] 7.0% 7.1% 6.9%
3/31 (木)
21:30 2月 個人消費支出(PCEデフレーター) [前年同月比] 6.0% 6.4% 6.4%
21:30 2月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前月比] 0.5% 0.4% 0.4%
21:30 2月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前年同月比] 5.2% 5.5% 5.4%
- 前年同月比、前年同月比で増加。
4/1 (金)
08:50 1-3月期 日銀短観・四半期大企業製造業業況判断 18 12 14
- 悪化は7四半期(1年9カ月)ぶり。
- 業種別では自動車、電機機械、食料品が悪化。
21:30 3月 非農業部門雇用者数変化 [前月比] 67.8万人 48.0万人 43.1万人
21:30 3月 失業率 3.8% 3.7% 3.6%
21:30 3月 平均時給 [前月比] 0.0% 0.4% 0.4%
21:30 3月 平均時給 [前年同月比] 5.1% 5.5% 5.6%
- 雇用者数増加、失業率低下、平均時給も増加と堅調な労働市場が浮き彫り
23:00 3月 ISM製造業景況指数 58.6 58.8 57.1
- 2020年以来の水準に低下。新規受注と生産がそれぞれ減速
来週のイベント
4/5 (火)
13:30 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表 0.10% 0.10%
23:00 3月 ISM非製造業景況指数(総合) 56.5 58.4
4/6 (水)
27:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
今週の主要株価指数の騰落率
日本の株式指数
日経225
一旦、前回の高値(2月10日)27,880円を上抜けしていました。
現在下降トレンドの上限にいます。200SMAが上値抵抗線になっています。
27600円前後ってほんと揉み合いますね。
大事な分岐点、このまま下降トレンドが継続するのか見ものです。
4月1日までに三角持ち合いの目標値に突破はならずだった…かな?
マザーズ指数
マザーズはまだ直近の高値(3月3日784円)を上抜けしました。
底打ちしたかな?
アメリカの株価指数
【DJI】ダウ指数: -0.12%
【SPX】S&P500指数: 0.06%
【NDX】ナスダック100指数: 0.72%
アメリカは水曜日から弱め。
しかしVIX(恐怖指数)は20以下の19.62で終えています。
先進国の株価指数
イギリスは4週連続陽線で強い。
ドイツ・フランスは上髭陽線、あまり強くないですね。
新興国の株価指数
まとめ|今週は円が主役!
いやー今週は為替が主役でした。というか円が主役でした(笑)
FXトレーダーはボラティリティの高い一週間に悲喜こもごもだったんじゃないでしょうか。
前回は円インデックスのみを表示させていましたが、今回は円インデックス(円指数)(黄色)とドルインデックス(青色)のチャートを載せました。
2018年を起点に同じ%スケールで表示しています。(Tradingviewより)
ドルインデックスとは、複数の主要通貨に対する、ドルを指数化したもの。
米ドルそのものの強さが分かる。
ドルは強いですが、円は一直線で弱いですね。
また125円にチャレンジしてくるかどうか楽しみです。